磐田加入の遠藤保仁、サックスブルーの練習着で会見 チームのJ1昇格は「十分に可能性ある」

2020.10.06 20:45 Tue
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©︎CWS Brains, LTD.
ジュビロ磐田入りの元日本代表MF遠藤保仁が6日、オンラインでの加入会見に臨み、意気込みを語った。遠藤は2001年からガンバ大阪で稀代の司令塔として活躍。G大阪が獲得した全9個の主要タイトル獲得に貢献するなど、長らく“チームの顔”としてリードする存在だったが、在籍20年目の今季に入り、J1歴代最多出場数の新記録(現在は641試合)を樹立した裏で、11試合に出場した明治安田生命J1リーグで3回の先発機会にとどまり、5日に2021年1月31日までのレンタルという形で磐田移籍が決定した。

同席した強化部長の鈴木秀人氏から「ゲームコントロール」や「セットプレーのキッカー」の部分に期待を寄せての獲得経緯が明らかにされた後、サックスブルーの練習着をまとって登壇した遠藤も移籍先の候補が「ジュビロ一本」だったと述べ、「自分が得意としているゲームを作ったり、落ち着かせたり、試合の流れを読みながら試合を進めていく部分を発揮していきたい」と新天地での意気込みも語った。

ただ、新天地・磐田でそう容易くレギュラーとしてプレーできるとは思っていない。「ここに来たからといって、レギュラーの保証は何ひとつされていない。元々いる選手との競争になり、良いプレーができなければ、試合に出られないと思う。強い気持ちを高いモチベーションを持って、同じポジションの選手に負けないような、監督が納得してピッチに送り出せるような選手になれたら」と述べ、気を引き締めた。

そんな熟練のゲームメイカーが加入した磐田は現在、明治安田生命J2リーグの戦いに身を置き、G大阪よりもひとつ下のカテゴリーだが、「そこに対する悩みはなかった。自分のプレーを発揮できる場所をジュビロ磐田が与えてくれたことに感謝しながらプレーしたい」と言及。24試合消化の現時点で2位アビスパ福岡と16ポイント差の13位とJ1昇格圏内がやや厳しい状況でもあるが、遠藤自身は前向きだ。

「残り試合を考えると、(J1昇格が)十分に間に合うところにいると思っている。福岡が良い例で、連勝すれば、一気に上に行ける可能性がある。ここで諦めるのは簡単。難しい試合もあるかもしれないが、より多くの試合で勝ち点3を獲っていければ、十分に可能性があると思う」

そうした強い気持ちを持って、磐田に活躍の場を求めた遠藤はこの日からチームの練習に参加。「疲れました。楽しくできたけど、疲れました」と振り返ると、「(G大阪時代に同僚だった)今野(泰幸)と大森(晃太郎)以外、初めての選手が多く、初日だからコミュニケーションを取るのがぎこちなかったかもしれないが、みんなが暖かく迎え入れてくれた」と述べ、素早く新チームに溶け込む決意も続けた。

なお、遠藤は早ければ10日に敵地で行われるJ2リーグ第25節の松本山雅FC戦がデビュー戦に。「向こうでも身体を動かしていたから、コンディション面で大きな問題はない。監督が目指すサッカーをより早く理解して、良いパフォーマンスを見せられたらなと。出るかどうかわからないが、残りの数日で良いコンディションを作って、松本戦に向けて良い調整をしていきたい」と加入決定から早々の“磐田の遠藤”お披露目に意欲を示した。
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