A・ペレイラ、ラツィオ移籍秒読み ターレSD&S・インザーギ監督が認める

2020.09.29 11:30 Tue
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドに所属するブラジル代表MFアンドレアス・ペレイラ(24)のラツィオ行きが秒読み段階に入った模様だ。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が自らのツイッターで提供した情報によると、2700万ユーロ(約33億3000万円)の買取オプションが付随したローン移籍で合意。選手の給与は両クラブで分担される形となり、今週にもメディカルチェックを受ける見通しだという。

ブラジル人のフットボーラーだったマルコス・ペレイラ氏を父に持ち、ベルギー生まれのA・ペレイラはユナイテッドの下部組織出身。グラナダやバレンシアでの武者修行を経て、2018年にブラジル代表デビュー果たすと、2018-19シーズンからユナイテッドに復帰した。
しかし、公式戦40試合の出場で2得点4アシストをマークした昨季も攻撃的MFとしてのインパクトを欠き、レギュラーの座を射止めるに至らず、今季のここまで消化した公式戦3試合でいずれもベンチすらしていない状況だった。

また、イタリア『スカイ』によれば、ラツィオ側もA・ペレイラの加入間近を認めた模様。スポーツディレクターを務めるイグリ・ターレ氏は「2~3日後に到着するだろう」と述べ、シモーネ・インザーギ監督も「我々の下でうまくやってくれるだろう」と話したという。

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【ELリーグフェーズ最終節プレビュー】ソシエダ突破で日本人所属4クラブが決勝Tへ! 敗退危機ローマは2位フランクフルト戦

ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ最終節が1月30日に開催される。強豪クラブや日本人選手所属クラブを中心に運命の最終節の展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ最終節 ▽1/23(木) 《29:00》 アヤックス vs ガラタサライ ローマ vs フランクフルト アスレティック・ビルバオ vs ビクトリア・プルゼニ ディナモ・キーウ vs RFS ミッティラン vs フェネルバフチェ トゥベンテ vs ベシクタシュ フェレンツヴァーロシュ vs AZ FCSB vs マンチェスター・ユナイテッド マッカビ・テルアビブ vs ポルト ニース vs ボデ/グリムト オリンピアコス vs カラバフ リヨン vs ルドゴレツ レンジャーズ vs サン=ジロワーズ レアル・ソシエダ vs PAOK アンデルレヒト vs ホッフェンハイム ブラガ vs ラツィオ スラビア・プラハ vs マルメ トッテナム vs エルフスボリ ◆久保ソシエダ突破で日本人在籍4クラブ勝ち抜け狙う <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250129_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグフェーズにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が出場。今回の最終節を前にソシエダを除く3クラブが少なくともプレーオフ行きを確定させている状況だ。 前節、首位のラツィオとの強豪対決に1-3で完敗した18位のソシエダは、同じ勝ち点10で並ぶ17位のPAOKとの重要なホームでの最終節に挑む。この最終節では他クラブの結果次第で敗退の可能性を残す一方、勝てばプレーオフをシードで戦うことも可能になる。ただ、チームは直近のヘタフェ戦で0-3の惨敗。 大幅なターンオーバーによる主力温存であれば、多少擁護の余地はあったが、久保やMFスビメンディ、FWオヤルサバルらを起用。中途半端な陣容でのホーム大敗となり、イマノル監督への風当りもきつい状況。とりわけ、フル出場で孤軍奮闘の久保は心身ともに消耗を強いられており、ギリシャの強豪との今回の大一番へ状態が懸念されるところだ。両者ともに引き分けでもプレーオフ行きを決められる可能性が高いなか、堅い展開も想定されるが、今後の戦いを考えればホームのラ・レアルとしては勝ち点3で公式戦連敗を「3」でストップしたい。 AZは前節、ホームで優勝候補の一角に挙がるローマに1-0の勝利。フル出場した毎熊も決勝点の起点となるなど攻守に安定したパフォーマンスを披露。公式戦12戦無敗とともに14位浮上のチームは少なくともプレーオフ行きを確定させ、アウェイでの最終節ではプレーオフ圏内ギリギリの22位に位置するフェレンツヴァーロシュと激突。ただ、直近のスパルタ・ロッテルダム戦では後半アディショナルタイムの同点ゴールで無敗継続かに思われた直後の失点によって13試合ぶりの敗戦を喫しており、チームとしては仕切り直しの勝利を目指したい。 サン=ジロワーズは前節、ブラガに2-1の逆転勝利を収めて15位に浮上。同勝ち点のAZ同様にプレーオフ行きを確定させた。ただ、同試合では先発出場のDF町田が2枚のイエローカードで退場となり、この最終節は欠場となる。そんななか、チームは同勝ち点で13位のレンジャーズと対決する。 アンデルレヒトは前節、ビクトリア・プルゼニとのアウェイゲームに0-2で敗戦。7位に交代となり、ほぼ敗退が濃厚な28位のホッフェンハイム戦勝利でのトップ8フィニッシュを目指す。なお、前節招集メンバー入りの後藤は直近のメヘレン戦でファーストチーム初ゴールを記録。大きなアピールに成功しており、試合展開次第では今節でのELデビューも期待されるところだ。 ◆崖っぷちローマは2位フランクフルトとのホームゲーム <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250129_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグフェーズ開幕の段階ではマンチェスター・ユナイテッド、トッテナムとともに優勝候補の一角に挙がっていたローマだが、リーグ戦同様の不振によって最終節を痺れる状況で戦う。 前述のAZ戦では今季開幕から未勝利が続いていたアウェイゲームでまたしても競り負け、プレーオフ圏内の21位に転落。得失点差は+2と少なくとも勝ち点1を獲得できれば、ギリギリでのプレーオフ行きは可能だが、敗戦の場合は屈辱のリーグフェーズ敗退となる算段だ。そんななか、この最終節では2位のフランクフルトをホームで迎え撃つ。そのブンデスリーガクラブは引き分け以上でトップ8確定となり、そう易々と勝ち点3を譲ってはくれない。 ただ、チームは直近のウディネーゼ戦を2-1の逆転で勝利し、待望の今季アウェイ初勝利を奪取。さらに、DFフンメルスに完全休養を与え、FWディバラなど一部主力のプレータイムもコントロールしており、圧倒的なオリンピコでのホームアドバンテージを活かし、直近のホッフェンハイム戦の2-2のドローで連勝が「4」でストップした難敵撃破を期す。 マンチェスター・ユナイテッドは前節、レンジャーズとの上位対決を2-1で制して4位に浮上。トップ8フィニッシュに大きく近づいたが、最終節は8位躍進のルーマニアの強豪FCSBとのアウェイゲームと引き続き気が抜けない重要な一戦となる。レンジャーズ戦をMFブルーノ・フェルナンデスの劇的な後半アディショナルタイムの勝ち越しゴールで制したチームは、直近のフルアム戦も1-0で競り勝って公式戦連勝。大幅なパフォーマンス改善には至らずも、勝負強さの部分で良い兆しを見せる。今節もその勢いをうまく結果に還元したい。 トッテナムは前節、ホッフェンハイムとのアウェイゲームをFWソン・フンミンの2ゴールの活躍などで3-2の勝利。ストレートイン圏内の6位に浮上した。ただ、相変わらずの離脱者、過密日程に苦しむポステコグルーのチームは直近のリーグ戦で7連敗中のレスター・シティにホームで1-2の逆転負け。オーストラリア人指揮官の去就問題が騒がしくなっている。その苦境で臨むホームでの最終節ではプレーオフ圏内ギリギリのエルフスボリと対戦。DFファン・デ・フェンの復帰という朗報が届いた一方、今度はMFマディソンが代わって離脱となり、より選択肢を失った疲労困憊の前線ではリーグ2戦連発中のFWリシャルリソン、17歳FWムーアらの活躍が重要なストレートインへのカギを握る。 その他の強豪では唯一最終節を前にストレートインを確定させた首位のラツィオが、逆転でのプレーオフ行きの可能性を残す27位のブラガと対戦。16位のアヤックスvs9位のガラタサライ、3位のアスレティック・ビルバオvs11位のビクトリア・プルゼニ、26位のトゥベンテvs24位のベシクタシュ辺りもそれぞれの目標を懸けた痺れる対戦となる。 2025.01.30 19:00 Thu
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ラツィオがチェルシーの逸材MFカサデイ獲得で合意か、母国帰還へ

ラツィオがチェルシーのU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(22)獲得で合意したようだ。買い取りオプション付きレンタルになる見込み。イタリア『Sportitalia』が報じている。 同メディアによると、移籍金1300万ユーロ(約21億円)+25%のセルオンで合意したとのこと。 2023年のU-20ワールドカップ(W杯)で得点王&MVPのダブル受賞し、将来を嘱望されていたカサデイ。クラブレベルでは2022年夏にインテルからチェルシーに移籍したが、思うように出番は得られず。 エンツォ・マレスカ新監督のもとで迎えた今季もここまで公式戦6試合の出場のみ。プレータイムにして424分にとどまり、プレミアリーグの方は1試合も出番がない状況だった。 ユベントスからも関心があったとされる中、よりプレー機会の得られそうなラツィオで新たなキャリアを歩むことになりそうだ。 2025.01.28 10:45 Tue
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ソシエダサポーター9名が遠征先で刺されるなどのケガ…ラツィオ過激サポーターの襲撃か

対戦したラツィオとレアル・ソシエダだが、観客に負傷者が出てしまったようだ。 両チームは23日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節で激突。『CNN Sports』によると、試合前にスタジアム近くにて、ソシエダのサポーター70名がラツィオのウルトラス80名に襲撃されたという。 現地警察の広報いわく、ソシエダのサポーター9名は現地の病院に搬送され、入院者も。そのうちの3名がナイフなどで刺されたほか、残りの者も金属製の鎖、ハンマー、革のストラップ等で殴打されたようだ。 警察も捜査を開始したというなか、ソシエダは声明。観戦で現地入りのジョキン・アペリバイ会長が負傷者のもとを尋ねたとし、現地警察、欧州サッカー連盟(UEFA)、ラツィオとともに究明すると綴った。 ラツィオもこの件について「クラブとしてあらゆる暴力を非難し、警察に最大限の協力を申し出るとともに、捜査で関与のサポーターが確認されたなら、最も厳格な措置を取る」との方針を明確にしている。 このソシエダ戦も3-1で勝利し、リーグフェーズ首位の座をキープでラウンド16進出が決定のラツィオだが、一部の過激サポーターによって喜びきれない試合となってしまった。 2025.01.24 14:03 Fri

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