「私やファンのフラストレーション」 ファーディナンドが古巣ユナイテッドの補強動向にはがゆさを吐露
2020.09.18 17:20 Fri
マンチェスター・ユナイテッドの今夏補強動向を巡り、クラブレジェンドから苛立ちのコメントが飛んでいる。イギリス『サン』が伝えた。
「フランク(・ランパード監督)はあたかも簡単に選手たちを獲得している」
「チェルシーと私のチームであるマン・ユナイテッドを比べて、それぞれにビジネスに対する方針こそ違うが…雑音もなければ、長引くこともなく、周囲の目に映った取引が次から次に成立する。ちょっと話をしただけでだ。そうした光景は私やマン・ユナイテッドのファンにとって、フラストレーションだ」
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昨季の1年間をかけて築いたベースにさらなる上積みが期待されたユナイテッドだが、ここまでの新戦力はオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークのみ。ドルトムントからイングランド代表MFジェイドン・サンチョの獲得に難航するなど芳しくなく、レアル・マドリーから狙ったスペイン代表DFセルヒオ・レギロンもトッテナム入りが取り沙汰され、取り逃がしの様相を呈している。かたやライバルであるチェルシーが1年間の補強禁止処分中にプールした資金も生かしながらドイツ代表FWティモ・ヴェルナーら6選手を獲得するなか、かつてDFリーダーとしてユナイテッドの黄金期築城にひと役を買ったリオ・ファーディナンド氏は『Five YouTube Channel』で、古巣の動向にはがゆい思いを吐露した。「チェルシーと私のチームであるマン・ユナイテッドを比べて、それぞれにビジネスに対する方針こそ違うが…雑音もなければ、長引くこともなく、周囲の目に映った取引が次から次に成立する。ちょっと話をしただけでだ。そうした光景は私やマン・ユナイテッドのファンにとって、フラストレーションだ」
「サンチョに関しては数カ月も前から話題に挙がっているが、いまだまとまっていない。すごくイライラする。取引を容易くまとめられると言っているわけじゃないが、チェルシーは金を積めば、それができるのを証明している。しかも、それらのすべてが適切な方法でだ」
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