新シーズンはローマでプレー 献身性が魅力のウイング、ペドロ・ロドリゲス【ピックアップ・プレイヤー】
2020.08.28 06:00 Fri
サッカーでは、GK、DF、MF、FWとそれぞれ役割の全く異なるポジションで、それぞれにスター選手がいる。今回の企画『Pick Up Player』では、現役を問わず各クラブを代表する選手たちをプレー動画付きで紹介していく。今回はローマの元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲス(33)だ。
テネリフェ島出身のペドロは、地元クラブのCDサン・イシドロでプレーした後、17歳で加入してバルセロナに加入し、U-18チームに所属した。当時はペドリートの登録名で2007-08シーズンにファーストチームデビューを飾った。
2008-09シーズンから正式にファーストチームの選手となると、登録名をペドロに変更した。バルセロナでは左右を問わない足元の技術と、献身性や高い守備意識、質の高いオフ・ザ・ボールの動きを武器に主力として活躍。2009年のUEFAスーパーカップのシャフタール・ドネツク戦やクラブ・ワールドカップ決勝のエストゥディアンテス戦、2011年のチャンピオンズリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦など重要な場面で決定的なゴールも奪ってみせた。
バルセロナでは、2009年の6冠など、ラ・リーガ5回、チャンピオンズリーグ3回、コパ・デル・レイ3回、UEFAスーパーカップ3回、スペイン・スーペルコパ4回、クラブ・ワールドカップ2回、計20個のタイトルを手にしている。
初年度から公式戦40試合に出場し、年間平均でも40試合以上に出場。5年間で通算206試合43ゴール18アシストを記録した。2019-20シーズンは多くの若手が台頭したチームにおいてバックアッパーとしてサポート。契約を満了し、2020-21シーズンからはローマへ移籍しセリエAに挑む。
◆ローマ加入のペドロ・ロドリゲス、バルセロナでの好プレー集
テネリフェ島出身のペドロは、地元クラブのCDサン・イシドロでプレーした後、17歳で加入してバルセロナに加入し、U-18チームに所属した。当時はペドリートの登録名で2007-08シーズンにファーストチームデビューを飾った。
バルセロナでは、2009年の6冠など、ラ・リーガ5回、チャンピオンズリーグ3回、コパ・デル・レイ3回、UEFAスーパーカップ3回、スペイン・スーペルコパ4回、クラブ・ワールドカップ2回、計20個のタイトルを手にしている。
2015年夏にマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決まりかけていた中、直前でチェルシー移籍が決まると、初の国外挑戦でも、バルセロナ仕込みの技術でチームに創造性をもたらし、FWエデン・アザールやFWウィリアンとは違ったタイプのウインガーとして攻撃のバリエーションに厚みを与えた。
初年度から公式戦40試合に出場し、年間平均でも40試合以上に出場。5年間で通算206試合43ゴール18アシストを記録した。2019-20シーズンは多くの若手が台頭したチームにおいてバックアッパーとしてサポート。契約を満了し、2020-21シーズンからはローマへ移籍しセリエAに挑む。
ペドロ・ロドリゲスの関連記事
ローマの関連記事
セリエAの関連記事
記事をさがす
|
ペドロ・ロドリゲスの人気記事ランキング
1
鈴木彩艶フル出場で好守もあったパルマがラツィオとドロー…2点リードも終盤の連続失点で逃げ切り失敗【セリエA】
鈴木彩艶の所属するパルマは28日、セリエA第34節でラツィオと対戦し2-2の引き分けに終わった。鈴木彩艶はフル出場している。 前節のユベントス戦で7試合ぶりの白星を飾った15位パルマ(勝ち点31)が、リーグ戦4試合無敗の8位ラツィオ(勝ち点59)をホームに迎えた一戦。 今季初の連勝を目指すパルマは開始早々にスコアを動かす。3分、左サイドのスペースへのロングパスを拾ったヴァレリが早いタイミングでグラウンダークロスを供給すると、ボックス中央で拾ったオンドレイカがワントラップからゴール右隅にシュートを流し込んだ。 早々に先制したパルマだが、その後はラツィオにボールを握られると38分にピンチ。中央を持ち上がったマリオ・ヒラのスルーパスでゴール前の抜け出したカステジャノスがすべり込みながらゴール左隅にシュートを流し込んだが、これはオフサイドの判定でゴールは認められず。 1点のリードを保ったまま前半を終えたパルマは、後半開始早々に電光石火の追加点を奪う。46分、中盤のケイタが相手選手3人に囲まれながらも巧みな反転で前を向き左サイドへ展開。これを受けたオンドレイカはドリブルでボックス左まで持ち上がると、ラストパスは相手DFに阻まれたが、こぼれ球を右足で狙うと、このシュートがゴール右に突き刺さった。 さらにパルマは54分にも、イサクセンの中途半端なバックパスをカットしたペッレグリーノがGKとの一対一を迎えたが、シュートはGKマンダスの好セーブに防がれた。 2点を追うラツィオは57分にディアを下げてペドロを投入。すると69分、バイタルエリア手前でパスを受けたザッカーニのフリックしたロブパスからゴール前に抜け出したイサクセンが決定機を迎えたが、左足から放たれたシュートは絶妙な飛び出しで距離を詰めたGK鈴木が好セーブ。 その後は互いに選手入れ替えながらゴールを目指すなか、ラツィオは79分に再び決定機。ペッレグリーニが敵陣中盤から左クロスを供給すると、ファーサイドに走りこんだチャウナのボレーシュートはGK鈴木が弾いたが、こぼれ球をペドロがゴール左上に叩き込んだ。 1点を返したラツィオは、84分にも右クロスの流れたボールをボックス右手前で拾ったペッレグリーニが再びクロスを供給すると、ゴール前でフリーのペドロがドンピシャヘッドでゴールに流し込んだ。 結局、試合はそのまま2-2でタイムアップ。終盤に連続失点を喫したパルマは、2点のリードを守りきれず今季初の連勝はならなかった。 ラツィオ 2-2 パルマ 【ラツィオ】 ペドロ・ロドリゲス(後34) ペドロ・ロドリゲス(後39) 【パルマ】 ヤコブ・オンドレイカ(前3) ヤコブ・オンドレイカ(後1) 2025.04.29 07:00 Tue2
ペドロ、CL&ELおよびW杯、ユーロを制覇した5人目の選手に! 他の4人にはチェルシー関係者が2人も
この試合で1得点を記録し勝利に貢献したチェルシーのスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスはキャリア初のEL優勝。バルセロナ時代に3度のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を誇る同選手は、CLとELの両大会、加えてワールドカップとユーロを制覇した史上5人目の選手となった。 <div id="cws_ad"> <script src="//player.performgroup.com/eplayer.js#44a12140e3dda008f998a5a1a9.1tybkqliqmgvi1ndbmyxnzxqc3$videoid=x8lskge24wru19mx4iygwicn8" async></script> </div> 同様の選手はこれまでに4人おり、FWフェルナンド・トーレス(現サガン鳥栖)、MFフアン・マタ(現マンチェスター・ユナイテッド)、元ドイツ代表DFユルゲン・コーラー、同じく元ドイツ代表のMFアンドレアス・メラーが該当する。 F・トーレスとマタはそれぞれチェルシーで2011-12シーズンにCLを、2012-13シーズンにELを制覇。前者は17-18シーズンにアトレティコ・マドリーで、後者は16-17シーズンにユナイテッドでもそれぞれELを優勝している。さらに、F・トーレスはスペイン代表として2008年と2012年にユーロを、2010年にワールドカップを優勝。マタも同代表として2010年と2012年にそれぞれユーロとワールドカップを掲げている。 また、現役時代に“鋼のストッパー”と呼ばれたコーラー氏は、1993年にユベントスで現在のELに当たるUEFAカップを制覇。1997年にドルトムントでCL優勝を果たしている。メラー氏は、コーラー氏とともに1993年にユベントスでUEFAカップを、1997年にユベントスでCLを制覇。 そして両者はドイツ代表として1990年のワールドカップと1996年のユーロを制覇。偶然にもF・トレースとマタも同じ様に、同じクラブ同じ代表で4大会でタイトルを獲得している。 なお、ペドロはCLとEL決勝の両方でゴールを決めた初の選手になったそうだ。 2019.05.30 14:50 Thuローマの人気記事ランキング
1
ローマが新スタジアム計画を発表…目玉は欧州最大のクルヴァ・スッド
ローマが新スタジアムの計画を発表した。 ローマは1953年の開場以来、ラツィオと共にスタディオ・オリンピコを本拠地として使用してきた。しかし、幾度か修繕や改修は行っているものの、老朽化が否めないこともあり、クラブは以前から新スタジアム建設への動きを進めていた。 ただ、“地面を掘れば遺跡にあたる”とも言われる「永遠の都」特有の事情もあり、その計画はなかなか進まずにいたが、ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOとローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏ら市議会の代表者との会談を経て、新スタジアムの計画を発表した。 『YouTube』での新スタジアムのイメージ動画と共にクラブは今回の計画を以下のように説明している。 「ライアン・フリードキン副会長とリナ・スルークCEOを代表とするASローマのトップマネジメントは、本日、ローマ市長ロベルト・グアルティエリ氏と会談し、クラブの新スタジアムのエキサイティングな計画について話し合いました」 「会議では、プロジェクトの革新性と、フットボールファンと地域社会の両方に約束される数多くのメリットに対する共通の熱意が示されました」 「プロジェクトのビデオプレゼンテーションのリリースは、新しいスタジアムのユニークなビジョンとモダンなデザインを紹介し、熱狂的な反響を呼びました。このビジョンの鍵となるのは、ヨーロッパ最大となる予定の新しいクルヴァ・スッドです。このクルヴァ・スッドは、ASローマのサポーターの揺るぎない情熱の証となるでしょう」 また、フリードキン副会長は、このプロジェクトがクラブだけでなくローマという都市、地域社会においても新たな価値を創造するものになると確信している。 「本日、ローマ市長のロベルト・グアルティエリ氏とお会いし、新しいスタジアムのビジョンを発表できたことを光栄に思います。この素晴らしいスタジアムは、ASローマとそのファンの新しいホームであるだけでなく、ローマ市民全員にとってのランドマークでもあります。ヨーロッパ最大のクルヴァとなる予定の新しいクルヴァ・スッドは、サポーターの情熱とエネルギーを体現する強力な焦点となるでしょう。古典的なローマ建築にインスピレーションを得た象徴的なデザインと最先端の設備を備えたこのスタジアムは、フットボールファンから地元のコミュニティまで、すべての人に世界クラスの体験を提供します」 「ASローマの誇りある管理者として、私たちは、クラブの精神と伝統を体現する空間を創り出すとともに、革新と卓越性の世界的なシンボル、そして環境責任のモデルとなることに尽力しています」 「新スタジアムを環境責任のモデルにするという取り組みは、ローマ市長が指摘したように、クラブの価値観やローマ市のより広範な目標と一致しています」 「両者は、開発のさまざまな側面に焦点を当てる作業グループの設立を含む、プロジェクトを進めるためのロードマップについて話し合い、合意しました。これらのグループは、環境基準とコミュニティの関与に細心の注意を払いながら、プロジェクトがスムーズに進むようにします」 「ASローマとそのリーダーシップは、ファンの体験を向上させるだけでなく、コミュニティと環境にプラスの影響を与えるランドマークを作成することに専念しています。新しいスタジアムプロジェクトは、クラブ、ファン、そしてローマ市の誇りのシンボルとなるでしょう」 <span class="paragraph-title">【動画】ローマの新スタジアム構想が発表!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/RE0m08zRgBo" title=" Towards our new stadium " frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.07.25 06:30 Thu2
ペッレグリーニはローマ退団へ? ラニエリ監督「オファーがあれば、我々はそれを評価するつもり」
ローマのイタリア代表MFロレンツォ・ペッレグリーニ(28)に退団の可能性が浮上している。 ローマ生まれでローマの下部組織出身のペッレグリーニは、サッスオーロから完全移籍で帰還後は中盤の主力に定着。さらに、DFアレッサンドロ・フロレンツィ、FWエディン・ジェコの退団後にはジャッロロッシのカピターノを務めてきた。 しかし、近年は細かい負傷や一貫性のないパフォーマンスに加え、その内向的な性格は強烈なリーダーシップを有したフランチェスコ・トッティ、ダニエレ・デ・ロッシといったローマ人の偉大なカピターノを求めるロマニスタの不興を買うことが多く、指揮官交代やチームの不振時にたびたび強い反発を招いてきた。 今シーズンに関してはクラウディオ・ラニエリ監督の就任後に主力としての活躍が期待されたが、コンディションが上がってきた現状においても同じローマ人の指揮官はカピターノの起用に消極的な姿勢を示している。 そんななか、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はナポリのイタリア代表FWジャコモ・ラスパドーリ(24)の獲得レースに参戦中のローマは、アントニオ・コンテ監督が評価するペッレグリーニを交渉材料に、獲得レースを優位に進める考えがあると報じる。 29日に行われるセリエA第18節のミラン戦に向けた会見に出席したラニエリ監督は、その場でメルカートについて言及。 「フンメルス、ディバラ、パレデスは将来ローマに残り、重要な役割を果たすだろうと確信している」、「我々はアレクシス・サーレマーケルスを残したい」と現有戦力の重要性を強調した。 一方で、ペッレグリーニに関しては「ロレンツォ・ペレグリーニはローマを去るかもしれない。彼が我々と一緒にいてくれることを願っているし、彼はここに留まって幸せであるはずだ。ただ、オファーがあれば、我々はそれを評価するつもりだ」と適切なオファーが届いた場合、クラブとしてそれを評価する意思があることを認めた。 なお、2026年までの現行契約で年俸600万ユーロ(約9億8000万円)を受け取っているとされる同選手に対して、ローマは現時点で半額程度の条件の延長オファーを受け入れない場合、売却に踏み切る姿勢を示している模様。 また、ナポリ以外ではフィオレンティーナといった国内クラブが興味を示しており、今冬あるいは来夏に永遠の都を離れる可能性は高い。 2024.12.27 22:40 Fri3
モウリーニョ解任のローマに“レジェンド”デ・ロッシが帰還! 監督就任に「この感動は言葉では言い表せない」
ローマは16日、新監督にダニエレ・デ・ロッシ氏(40)が就任することを発表した。 契約期間は2024年6月30日までの残りシーズンとなる。 デ・ロッシ新監督は、ローマ育ちでアカデミー出身者。2002年にファーストチームに昇格すると、2019年7月にボカ・ジュニアーズに移籍するまでプレー。ローマ時代には2007年、2008年にはコッパ・イタリアで優勝。2007年にはスーペル・コパも制し、フランチェスコ・トッティ氏が引退してからはキャプテンとしてチームを支えた。 引退後はイタリア代表のテクニカルコーチを務め、2021年のユーロ優勝に貢献。2022年10月から2023年2月まではSPALで指揮を執っていたが、半年でわずか3勝に終わり解任されていた。 ローマでは公式戦通算616試合に出場し63ゴール。18年間プレーしたクラブに監督として復帰することとなったデ・ロッシ新監督は、クラブを通じてコメントしている。 「ローマのテクニカル面でのリーダーシップの責任を私に託してくれたフリードキンファミリーに感謝したい。私としては、今からシーズン終了までの間に待ち受ける試練に立ち向かうため、日々の犠牲を払い、自分の中にある全てを捧げる必要があると思っている」 「ベンチに座ることができる感動は言葉では言い表せない。私にとってローマがどんな存在であるかは、誰もが知っているが、我々全員を待っている仕事は既に引き受けた」 「我々には時間がなく、選択肢もない。競争力を持ち、目標のために戦い、達成しようとすることがスタッフと私が自分たちに与える唯一の優先事項だ」 ローマは16日、4シーズン目を迎えていたジョゼ・モウリーニョ監督を解任。就任1年目の2021-22シーズンはヨーロッパ・カンファレンスリーグで優勝。2022-23シーズンはヨーロッパリーグで決勝に進むも、セビージャにPK戦の末に敗れて準優勝。今シーズンはリーグ戦で序盤から調子が上がらず、14日に行われたセリエA第20節でミランに敗れ、3戦未勝利となっており、9位と苦しんでいた。 2024.01.16 22:15 Tue4
ルカクは前半に退場させるべきだった…ナポリvsローマ裁いたマッサ主審に1試合職務停止処分か
ナポリvsローマで主審を務めたダビデ・マッサ氏が、誤審によって今週末のセリエAの担当から外れるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 マッサ氏は24日に行われたセリエA第13節のデルビー・デル・ソーレで主審を担当。そのビッグマッチはFWロメル・ルカクの古巣恩返しゴールを最後まで守り抜いたホームチームがウノゼロで勝利していた。 しかし、試合後にローマのクラウディオ・ラニエリ監督が「前半に退場すべきだった」と語ったゴールスコアラーのファウルを巡る2つの判定が物議を醸していた。 ルカクはこの試合の前半にDFメーメト・ゼキ・チェリク、GKミレ・スヴィラルの2選手に対して完全なアフターチャージを見舞っていたが、いずれのファウルに関してもイエローカードが出されなかった。 報道によると、イタリア審判委員会の首脳陣はチェリクへのファウルは完全にイエローカードを掲示すべき誤審と考えており、スヴィラルへのファウルは議論の余地はあるものの、イエローカードに値するものだったと考えているという。 そして、このデルビーでのパフォーマンスによってマッサ氏は、今週末のセリエA第14節では完全に担当を外されるか、主審ではなく第4審に降格となる可能性が高いとのことだ。 2024.11.27 12:56 Wed5