ポルトガルからの逆輸入MFダイアーがトッテナムデビュー戦で決めた劇的プレミア初ゴール【ファースト・ゴールズ】

2020.08.23 20:00 Sun
どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。今回はイングランド代表MFエリック・ダイアートッテナムで決めた最初のゴールだ。

◆逆輸入MFダイアーが決めた劇的プレミアデビュー弾!

イングランド生まれながら、ポルトガルに移住し、スポルティングユースで育ったダイアーは、2012年に同クラブでトップチームデビュー。その後2014年夏に、逆輸入される形でトッテナムに移籍し、プレミアリーグに上陸した。

恵まれたフィジカルを活かした強固な守備力と、ボランチからCBやSBまでこなせるユーティリティ性を持ち、ここまでトッテナムで公式戦240試合に出場しているダイアーだが、記念すべきクラブ初ゴールは、2014年8月16日に行われた、プレミアリーグ第1節のウェストハム戦で決めたゴールだった。
この試合でCBとして先発出場し、プレミアリーグデビューを果たしたダイアー。試合は0-0のまま後半アディショナルタイムを迎えるが、93分ついに均衡が破れる。

中央突破からチャンスを作ったトッテナムは、敵陣中央からFWハリー・ケインが相手のディフェンスラインの裏に走り出していたダイアーにスルーパスを送る。これで裏を取ったダイアーは、GKと1vs1になると、しっかりとGKをかわし、無人のゴールにシュートを流し込んだ。

自らのデビュー戦で劇的なゴールを決めたダイアーの得点が決勝点となり、トッテナムは1-0で勝利。ダイアーにとってはこれ以上ないデビュー戦となった。

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10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】

20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed
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バイエルンとトッテナムが2年連続プレマッチで対戦! 今年はアリアンツ・アレーナで

バイエルンとトッテナムは16日、プレシーズンマッチでバイエルンと対戦することを発表した。 バイエルンは昨シーズン逃したブンデスリーガの優勝を今シーズンは達成。対するトッテナムは、今シーズンのプレミアリーグで大苦戦。残り2節で17位と低迷している一方で、ヨーロッパリーグ(EL)では決勝に進出し、マンチェスター・ユナイテッドと王者を争うこととなる。 両チームは、8月7日にアリアンツ・アレーナで対戦することが決定した。 2024-25シーズンに向けてもプレシーズンで対戦している両者は、韓国で1度目の対戦。2度目はトッテナム・ホットスパースタジアムで3-2とバイエルンが勝利を収めていた。 2025.05.16 19:30 Fri
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スパーズがポステコグルー新監督支えるコーチングスタッフ発表! メイソンら留任に教え子ジェディナクが入閣

トッテナムは27日、アンジェ・ポステコグルー監督率いる新コーチングスタッフを発表した。 今回の発表によると、今シーズンの最後に暫定指揮官を務めたライアン・メイソン氏と、同氏を副官としてサポートしていたマット・ウェルズ氏がアシスタントコーチとしての留任が決定。 さらに、これまでスウォンジー・シティやリバプール、セルティック、レスター・シティでブレンダン・ロジャーズ氏の副官を務めていたクリス・デイビス氏がシニア・アシスタントコーチに就任。 また、ポステコグルー監督の下でオーストリア代表のキャプテンを担い、クリスタル・パレスやアストン・ビラでプレミアリーグでのプレー経験も豊富なミル・ジェディナク氏がアシスタントコーチとしてコーチングスタッフ入り。 一方、新任のGKコーチにはトッテナムのアカデミー出身で過去にU-18チームのGKコーチも務めたロブ・バーチ氏を任命。同氏はスコット・パーカー氏と共にフルアムやボーンマス、クラブ・ブルージュでもGKコーチを歴任していた。 今回発表された新コーチングスタッフは、7月1日よりポステコグルー監督と共に新シーズンに向けて始動する。 2023.06.27 18:28 Tue

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