対シティ3戦4発で新シティキラー襲名のM・コルネ、「僕らがここにいるのは偶然ではない」
2020.08.16 13:50 Sun
リヨンのコートジボワール代表FWマクスウェル・コルネは、マンチェスター・シティ相手の会心の勝利に喜びを露わにしている。フランス『RMC sport』が伝えている。
リヨンは15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で優勝候補のシティと対戦。下馬評では劣勢必至と思われたが、攻守両面で格上相手に奮闘。一時は同点に追いつかれて逆転を許しそうな場面もあったが、フランス人FWムサ・デンベレの2ゴールで突き放し、会心の3-1の勝利。10シーズンぶりとなるベスト4進出を果たした。
前半半ばの24分に貴重な先制点を挙げたコルネは同試合後、シティ相手の番狂わせに満足感を示している。なお、コルネは昨シーズンのグループステージの2試合でも合計3ゴールを挙げており、今回の通算4点目で“シティキラー”を襲名する勢いだ。
「こういった試合はプレーヤーにとって格別な試合なんだ。いつでもできるような試合ではないからね。個人的にはマン・シティに対して再び成功を収めることができたね。だけど、チームとしての素晴らしい仕事を強調すべきだ」
「僕のゴール? あれはロングプレーからだった。カール(・トコ=エカンビ)のお膳立てだったと思う。ワンタッチシュートだったけど、うまく決められたし、素直に嬉しいよ」
また、コルネは19日に予定される準決勝で対峙するバイエルンについても言及。ここまでのユベントス戦、シティ戦同様に厳しい試合になることを覚悟している。
「彼らの攻撃力の凄まじさは知っているし、バルサ戦でもそれを目の当たりにしたよ。強い勝利への願望を持ってプレーしなければならない難しい試合になると思うよ。だけど、僕らが成功を収められないなんてことはないよ」
リヨンは15日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝で優勝候補のシティと対戦。下馬評では劣勢必至と思われたが、攻守両面で格上相手に奮闘。一時は同点に追いつかれて逆転を許しそうな場面もあったが、フランス人FWムサ・デンベレの2ゴールで突き放し、会心の3-1の勝利。10シーズンぶりとなるベスト4進出を果たした。
前半半ばの24分に貴重な先制点を挙げたコルネは同試合後、シティ相手の番狂わせに満足感を示している。なお、コルネは昨シーズンのグループステージの2試合でも合計3ゴールを挙げており、今回の通算4点目で“シティキラー”を襲名する勢いだ。
「僕のゴール? あれはロングプレーからだった。カール(・トコ=エカンビ)のお膳立てだったと思う。ワンタッチシュートだったけど、うまく決められたし、素直に嬉しいよ」
「世界最高のプレーヤーたちと対戦できるのは幸運なことだ。僕らがここにいるのは偶然ではないし、とてもハードワークを行い、決して諦めることはなかった。だけど、まだ2試合残っているよ」
また、コルネは19日に予定される準決勝で対峙するバイエルンについても言及。ここまでのユベントス戦、シティ戦同様に厳しい試合になることを覚悟している。
「彼らの攻撃力の凄まじさは知っているし、バルサ戦でもそれを目の当たりにしたよ。強い勝利への願望を持ってプレーしなければならない難しい試合になると思うよ。だけど、僕らが成功を収められないなんてことはないよ」
マクスウェル・コルネの関連記事
リヨンの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
記事をさがす
|
マクスウェル・コルネの人気記事ランキング
1
ウェストハムがブラジル代表FWペドロに関心! 南米王者フラメンゴの絶対的エース
ウェストハムはフラメンゴのブラジル代表FWペドロ(25)獲得を目指しているようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。 ペドロは身長185cmのストライカー。フルミネンセの下部組織出身で、欧州ではフィオレンティーナに半年間在籍した経験があるものの、通算4試合の出場にとどまるなど活躍できず、2020年1月からフラメンゴでプレーしている。 フラメンゴでは通算170試合の出場で81ゴール22アシストを記録。2020シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)、2022シーズンのコパ・リベルタトーレスを制した南米屈指の強豪クラブの絶対的エースだ。 ブラジル代表としても昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)にサプライズ選出されているペドロだが、プレミアリーグで残留争いを強いられているウェストハムが関心。残り9試合で残留を勝ち取れれば、今夏の獲得も現実味が増すとのことだ。 ウェストハムは今季獲得したアタッカー陣3人が軒並み期待外れ。昨夏加入のイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ(24)とコートジボワール代表MFマクスウェル・コルネ、今冬加入の元イングランド代表FWダニー・イングスは3人あわせて公式戦8ゴール。スカマッカについては今夏売却される可能性もあるようだ。 2023.04.12 20:33 Wed2
ウェストハムFWコルネがサウサンプトンからジェノアへレンタル先変更!今季リーグ戦の出場はわずか71分
ジェノアは20日、ウェストハムからコートジボワール代表FWマクスウェル・コルネ(28)を今季終了までのレンタル移籍で獲得した。 コルネはメス出身で、リヨン、バーンリーを経て2022年8月にウェストハムに加入したレフティのドリブラー。リヨン時代には左サイドのスペシャリストとして評価を高め、チャンピオンズリーグでは“マンチェスター・シティキラー”との異名も持っていた。 ウェストハムでは2シーズンで公式戦37試合1ゴール6アシストにとどまり、今シーズンは昇格組のサウサンプトンへレンタル移籍。しかし、ラッセル・マーティン監督の信頼を得られず、リーグ戦の出場は71分にとどまると、昨年12月に就任したイヴァン・ユリッチ新監督のもとでも出場機会を得られていなかった。 シーズン途中のレンタル先変更となるコルネだが、自身初となるセリエAを舞台に出場機会を掴めるだろうか。 2025.01.21 09:30 Tueリヨンの人気記事ランキング
1
リヨンがアルゼンチン代表MFアルマダをボタフォゴから半年ローンで獲得、W杯優勝も経験した23歳のテクニシャン
リヨンは15日、ボタフォゴからアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ(23)がレンタル移籍で加入することを発表した。2025年6月末までの契約となるという。 アルマダは、母国のベレス・サルスフィエルドでキャリアをスタート。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のアトランタ・ユナイテッドに完全移籍。2024年7月にボタフォゴに完全移籍していた。 ボタフォゴでは公式戦26試合で3ゴール2アシストを記録。2024シーズンは、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)で優勝。2023-24シーズンのコパ・リベルタドーレスも制していた。 また、アルゼンチン代表としても2022年6月にデビューし、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)にも出場。ここまで6試合で2ゴールを記録していた。 卓越したテクニックを武器に、中盤の攻撃的なポジションでプレーするアルマダ。リーグ・アンの舞台でどこまでその才能を発揮できるか注目だ。 2025.01.15 23:40 Wed2
ベストイレブンに9名、PSGがリーグ・アン席巻! デンベレがMVPを初受賞、最優秀監督&最優秀新人賞も受賞
リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 デンベレは今シーズンのリーグ・アンで28試合21ゴール6アシストを記録し優勝に大きく貢献。最終説を残して得点ランキングでもトップに立っており、キャリア初のMVP受賞となることに。これまで5年連続受賞していたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)を継ぐ形となった。 また、最優秀監督賞はルイス・エンリケ監督が受賞。チームを成功に導く手腕を見せ、2018年のウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ)以来となるPSGからの受賞となった。 その他、最優秀新人賞はフランス代表MFデジレ・ドゥエが受賞。今季加入した19歳は、リーグ・アンで30試合に出場し6ゴール8アシストを記録。3月にはフランス代表デビューを果たすなど、将来が期待されるウインガーだ。 さらに驚きはベストイレブン。11名中9名がPSGの選手となり、アクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ヌーノ・メンデス、ウィリアン・パチョ、ジョアン・ネヴェス、ヴィティーニャ、ブラッドリー・バルコラ、そしてデンベレとドゥエとなった。 これはPSGにとって史上最多記録であり、2016年の8人を超えることに。また、UNFPトロフィー史上最多の記録となった。 <h3>◆リーグ・アン ベストイレブン</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン) ウィリアン・パチョ(パリ・サンジェルマン) MF デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ラヤン・シェルキ(リヨン) 2025.05.12 13:55 Mon3
アルゼンチン代表MFアルマダがボタフォゴへ完全移籍…来年1月のリヨン行きも内定
ボタフォゴFRは6日、アトランタ・ユナイテッドからアルゼンチン代表MFティアゴ・アルマダ(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。 2019年にベレス・サルスフィエルドでファーストチームデビューを飾ったアルマダは170cmの右利きのアタッカー。爆発的な加速力や抜群のテクニックを生かした小回りの利くドリブル、プレースキッカーも務める右足の精度を特長とする攻撃的MFは、過去にはマンチェスター勢をはじめとするヨーロッパのビッグクラブからの関心が伝えられた逸材。 2022年2月に加入したアトランタでは通算83試合26ゴール24アシストの数字を残し、先日に発表されたU-23アルゼンチン代表のパリ・オリンピック招集メンバーにも名を連ねている。 なお、総額2000万ユーロ(約34億9000万円)でボタフォゴに加入するアルマダだが、今シーズン終了後の2025年1月にはオーナーのジョン・テクスター氏がマルチ・クラブ・オーナーシップ(MCO)で保有するフランスのリヨン行きがすでに内定しているようだ。 2024.07.07 13:51 Sun4
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.32“リヨン黄金期”ル・グエンのリヨン、完成形/リヨン[2004-05]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.32</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2004-2005シーズン/リヨン 〜リヨン黄金期〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2004-05lyon.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ポール・ル・グエン(40) タイトル実績:リーグ・アン優勝 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ル・グエンのリヨン、完成形</div> リヨンは2000年代に黄金期を迎えた。2001-02シーズンにリーグ・アン初優勝を飾ると、そこから7連覇という偉業を達成。一気にフランスの強豪へと伸し上がった。とりわけ、7連覇を達成したチームの中で重要な存在となったのが、2002年にクラブの指揮官に就任したル・グエン監督だ。 ル・グエン監督は、2005年にクラブを退団するまでの3シーズンすべてでクラブをフランス王者に導いた。特に、2004-05シーズンは、ル・グエン監督が作り上げてきたチームの集大成と言っていいだろう。 開幕から安定した戦いを続けたリヨンは、第22節でリールに敗れるまで21試合無敗を継続する。第10節で首位に立って以降、ポジションを譲らず。最終的に、2位のリールに勝ち点12もの差をつけてリーグ4連覇を達成した。また、チャンピオンズリーグでも準々決勝に進むなど、欧州にその強さを印象づけることに成功した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">圧倒的な中盤の構成力</div> 2004-05シーズンのリヨンは、チームの主力選手のほとんどが全盛期と言える状態だった。センターバックのカサーパとクリスは、個々の能力で見ると決してワールドクラスとは言えなかったものの、同じブラジル人同士だけに連携は抜群。徹底したチャレンジ&カバーで、中央ラインを守った。共に25歳のレベイエールとアビダルは豊富な運動量でサイドをアップダウンし、攻守に安定したパフォーマンスを続けた。 当時のリヨンにおける最大のストロングポイントは中盤だった。アンカーのマハマドゥ・ディアッラとセントラルMFのエッシェン、オフェンシブMFのジュニーニョの補完性は完璧。ディアッラは守備に集中し、エッシェンはボックス・トゥ・ボックスで働く。そして、ジュニーニョはショートパスとロングパスでリズムを形成。また、強烈な無回転FKは、相手GKを恐怖に陥れた。 攻撃の中心は、ヴィルトール、マルダ、ゴヴというスピード豊かなアタッカー3選手。センターフォワードでは、20歳のブラジル人FWニウマールも途中出場からしっかりと攻撃を活性化する力を備えていた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFマイケル・エッシェン(22)</span> 10代の頃はサイドバックやセンターバックとしてプレーする機会が多かったが、2003-04シーズンにリヨンへ加入した後、セントラルMFにコンバートされて才能が開花。すぐさまチームの主力となり、2004-05シーズンはリーグ・アンの最優秀選手に選出された。エッシェンのパフォーマンスはすぐに欧州にスカウト陣の目を引き、2005年には3800万ポンドという高額移籍金でチェルシーに移籍。プレミアリーグでも素晴らしい活躍を続け、ワールドクラスのMFとしての地位を確固たるものにした。 2019.04.19 12:00 Fri5