名手ピルロが終了間際の劇的FK弾でユーベを救う【ビューティフル・フリーキック】
2020.07.31 16:00 Fri
サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。
今回は元イタリア代表MFのアンドレア・ピルロ氏がユベントス時代に決めたフリーキックだ。
歴代屈指のプレースキックの名手として知られるピルロ氏。現役時代には幾度もその右足でFKを決め続けたが、2014年3月16日のセリエA第28節ジェノア戦では、試合終了間際にチームを救う一撃を放っている。
優勝へのプレッシャーからか思うように試合の主導権を握れないユベントスは、中々攻撃の形が見つけられず、72分にはMFアルトゥーロ・ビダルがボックス内でハンドを犯してしまい、ジェノアにPKを与えてしまう。
ゴール正面やや左で直接FKを獲得すると、ピルロが蹴ったプレースキックは壁を越えてから急激に落ちるような軌道でゴール左上に吸い込まれた。
本調子とは言いがたい戦いぶりに終始したユベントスだったが、ピルロの直接FKから生まれた1点が決勝点となり、敵地でジェノアから何とか勝ち点3を手にした。
今回は元イタリア代表MFのアンドレア・ピルロ氏がユベントス時代に決めたフリーキックだ。
◆ピルロが終了間際の劇的FK弾でユーベを救う
歴代屈指のプレースキックの名手として知られるピルロ氏。現役時代には幾度もその右足でFKを決め続けたが、2014年3月16日のセリエA第28節ジェノア戦では、試合終了間際にチームを救う一撃を放っている。
優勝へのプレッシャーからか思うように試合の主導権を握れないユベントスは、中々攻撃の形が見つけられず、72分にはMFアルトゥーロ・ビダルがボックス内でハンドを犯してしまい、ジェノアにPKを与えてしまう。
それでも、これをGKジャンルイジ・ブッフォンが読みの鋭いシュートストップで防ぐと、試合終了間際の89分にドラマが待っていた。
ゴール正面やや左で直接FKを獲得すると、ピルロが蹴ったプレースキックは壁を越えてから急激に落ちるような軌道でゴール左上に吸い込まれた。
本調子とは言いがたい戦いぶりに終始したユベントスだったが、ピルロの直接FKから生まれた1点が決勝点となり、敵地でジェノアから何とか勝ち点3を手にした。
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