意外に少ない? ミルナーがPL史上11人目の2クラブでの優勝経験者に
2020.07.24 17:57 Fri
リバプールに所属する元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが、2つの異なるクラブで優勝を達成したプレミアリーグ史上11人目の選手となった。イギリス『SPORT BIBLE』が伝えている。
リバプールは、22日にアンフィールドで行われたプレミアリーグ第37節、チェルシー戦(5-3で勝利)後に、初めて優勝トロフィーとメダルを受け取ることになった。
そして、今シーズンも21試合2ゴール2アシストの数字を残すなど、いぶし銀の活躍で30年ぶりのリーグ制覇に貢献したミルナーは、個人としても偉大な記録を達成することになった。
マンチェスター・シティ時代の2011-12シーズン、2013-14シーズンに2度のリーグ制覇を経験しているミルナーは、今回の優勝によってプレミアリーグ史上10人しか達成していなかった2つの異なるクラブでの優勝達成者となった。
なお、ミルナーが達成する以前ではアルジェリア代表FWリヤド・マフレズが2015-16シーズンにレスター・シティ、2017-18シーズンにマンチェスター・シティで同記録を達成。
◆異なるクラブでのPL優勝達成者
1.ヘニング・ベルグ(ブラックバーン/マン・ユナイテッド)
2.アシュリー・コール(アーセナル/チェルシー)
3.ニコラ・アネルカ(アーセナル/チェルシー)
4.カルロス・テベス(マン・ユナイテッド/マン・シティ)
5.ガエル・クリシ(マン・シティ/アーセナル)
6.コロ・トゥーレ(マン・シティ/アーセナル)
7.マーク・シュウォーツァー(チェルシー/レスター)
8.ロベルト・フート(チェルシー/レスター)
9.エンゴロ・カンテ(レスター/チェルシー)
10.リヤド・マフレズ(レスター/マン・シティ)
11.ジェームズ・ミルナー(マン・シティ/リバプール)
リバプールは、22日にアンフィールドで行われたプレミアリーグ第37節、チェルシー戦(5-3で勝利)後に、初めて優勝トロフィーとメダルを受け取ることになった。
そして、今シーズンも21試合2ゴール2アシストの数字を残すなど、いぶし銀の活躍で30年ぶりのリーグ制覇に貢献したミルナーは、個人としても偉大な記録を達成することになった。
なお、ミルナーが達成する以前ではアルジェリア代表FWリヤド・マフレズが2015-16シーズンにレスター・シティ、2017-18シーズンにマンチェスター・シティで同記録を達成。
さらに、レスター絡みではフランス代表MFエンゴロ・カンテと元ドイツ代表DFのロベルト・フート氏がレスターとチェルシーで達成している。また、出場試合の関係でメダルはもらえなかったものの、元オーストラリア代表GKのマーク・シュウォーツァー氏も同じ組み合わせで記録を達成している。
◆異なるクラブでのPL優勝達成者
1.ヘニング・ベルグ(ブラックバーン/マン・ユナイテッド)
2.アシュリー・コール(アーセナル/チェルシー)
3.ニコラ・アネルカ(アーセナル/チェルシー)
4.カルロス・テベス(マン・ユナイテッド/マン・シティ)
5.ガエル・クリシ(マン・シティ/アーセナル)
6.コロ・トゥーレ(マン・シティ/アーセナル)
7.マーク・シュウォーツァー(チェルシー/レスター)
8.ロベルト・フート(チェルシー/レスター)
9.エンゴロ・カンテ(レスター/チェルシー)
10.リヤド・マフレズ(レスター/マン・シティ)
11.ジェームズ・ミルナー(マン・シティ/リバプール)
ジェームズ・ミルナー
リヤド・マフレズ
エンゴロ・カンテ
ロベルト・フート
マーク・シュウォーツァー
ヘニング・ベルグ
アシュリー・コール
ニコラ・アネルカ
カルロス・テベス
ガエル・クリシ
コロ・トゥーレ
プレミアリーグ
ジェームズ・ミルナーの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
ジェームズ・ミルナーの人気記事ランキング
1
メッシが暴言?! ミルナー「彼にまぬけ野郎と呼ばれた」
リバプールのイングランド代表MFジェームズ・ミルナーが、チャンピオンズリーグ(CL)でのバルセロナのFWリオネル・メッシとのやり取りを明かしている。 リバプールとバルセロナは今季のCL準決勝で激突。アウェイでのファーストレグを0-3で落としてしまっていたリバプールだったが、セカンドレグでホームサポーターからの声援を背に4得点を奪い、奇跡の逆転突破を決めた。 この試合のファーストレグのハーフタイム中に、ミルナーとメッシの間にいざこざがあったことが、ミルナーの証言から分かった。イギリス『talkSPORT』が伝えている。 「彼はイライラしていたんだろう。ハーフタイム中にロッカールームに向かうトンネルで彼はスペイン語で言葉を投げかけてきた。僕のことを“burro”と言ったんだ。まぬけ野郎ってことだね」 「スペインのサッカーでは相手を罵倒するときによく使われる言葉みたいだ。僕がスペイン語を理解出来ることを知らなかったんだと思う」 「(ファウルをした時)僕は彼に大丈夫かと尋ねたんだが、彼は答えてくれなかった」 「それで彼は『お前が僕にファウルをしたのは、僕に股抜きされたからだろう』と言ってきたんだ」 「僕は彼を放ってドレッシングルームに戻ったんだけど、いいかい、僕は彼のことを尊敬している。彼は何を言っても許されるみたいだね」 メッシがここまで怒る理由は、ミルナーがメッシに激しいショルダーチャージをしたからだという。体格の違うミルナーのタックルを受けたメッシは大きく飛ばされ、しばらくピッチに倒れ込んでいた。 「彼があの試合やこれまでのキャリアでやってきたことを見れば、彼と対立することがどれだけ難しいかわかる。彼を止めるには自分が愚か者になることを恐れてはいけないんだ。僕はそうしてきたよ。僕は彼に股抜きされたけど、そんなの何万回だってある」 「彼は信じられない選手だけど、彼のような選手と対峙するときはリズムを乱す必要がある。彼を傷つけたくはないけどこれはフィジカルなスポーツだ。彼が走るならそれを止めなければならない。それが試合の一部で、精神的な面の一部だよ」 2019.05.27 17:47 Mon2
ミルナーがパレス戦でプロサッカー史に残る珍事経験? 小学校時代の先生に退場言い渡される
19日に行われたプレミアリーグ第23節のクリスタル・パレス戦で退場処分を科されたリバプールの元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーがプロサッカー史に残る珍事を経験することになった。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 リバプールは19日にホームで行われたパレス戦を4-3で勝利。壮絶な打ち合いの展開となった中、右サイドバックで先発出場したミルナーは82分に1枚目の警告を受けると、89分にもFWウィルフリード・ザハへのファウルから2枚目の警告をもらい、無念の退場となった。 ミルナーとってこれがキャリア通算2度目の退場と、その事実だけで珍しいことだった。しかし、今回大きな話題となったのは、同試合で主審を務めたジョナサン・モス氏がミルナーの小学校時代の先生だったという因縁だった。 モス氏はプレミアリーグで審判を務める傍ら、小学校の校長先生をしていることが以前から知られていた。そして、以前にヨークシャーのホースフォースにあるウェストブルック小学校でミルナーを指導していた事実がこの度判明した。 つまりミルナーは小学校時代に指導を受けていた先生から退場処分を科されることになったのだ。過去に同様のケースがあったかのかどうか詳細は不明なものの、プロサッカー史に残る珍事であることに間違いはないようだ。 ◆若かりしモス氏とミルナー(ボールを持った少年) https://twitter.com/chrisfozard/status/1086951062874005504 2019.01.21 01:48 Mon3
野戦病院状態のリバプール、オプションは限られても南野先発は困難…?首位レスター戦予想スタメン
主力選手たちが次々と離脱し、野戦病院状態のリバプール。代表ウィーク明けの22日に行われるリーグ首位のレスター・シティ戦ではどのような布陣で臨むのか、予想してみた。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/lfc_possible_eleven.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><hr></div> 守備の要であるDFヴィルヒル・ファン・ダイクに続き、相方DFジョー・ゴメスをも長期離脱で失ってしまったリバプール。DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの離脱に加え、代表戦後、DFアンドリュー・ロバートソンもハムストリングに問題を抱えるなど、最終ラインが崩壊している。 DFジョエル・マティプの復帰が唯一の救いではあるものの、最終ラインのオプションは限られているだろう。CBには、チャンピオンズリーグ(CL)でチャンスを与えられた19歳のDFリース・ウィリアムズや昨夏オランダから獲得した18歳のDFセップ・ファン・デン・ベルフら、若きタレントも揃うが、ウィリアムズが腰に違和感があるという報道もあり、マティプ自身もケガ明けであることを考えれば、経験値で他の2人を上回るDFナサニエル・フィリップスとコンビを組むと考えるのが順当だ。 右SBには、昨シーズンから可能性を感じさせるプレーを見せる、DFネコ・ウィリアムズが入ることが濃厚だ。左SBでは、負傷の“疑いあり”とされるロバートソンが、リスクを負っても先発する可能性は捨てきれないが、負傷者続出の現状を考えれば、リスクを冒さず、今夏ギリシャから獲得したDFコンスタンティノス・ツィミカスにチャンスが与えられる可能性が高い。待望の左SBのバックアップ要因としてリバプールに加入したツィミカスは、ケガで出遅れたものの、CLのアタランタ戦では途中交代で出場を果たしている。 MFファビーニョや新戦力のMFチアゴ・アルカンタラの負傷に加え、主将であるMFジョーダン・ヘンダーソンも故障者リスト入りしてしまった中盤だが、頼れるベテランMFジェームズ・ミルナーや、代表戦で調子の良さを見せたMFジョルジニオ・ワイナルドゥムやMFナビ・ケイタがプレー可能だ。 また、成長著しい生え抜きのMFカーティス・ジョーンズもオプションの1つと数えられるなど、ある程度の層の厚さを確保できている。 新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応により、レスター戦の欠場が決定しているFWモハメド・サラーを除いては、負傷者を出していない前線では、サラーの代わりに、絶好調の新戦力FWジオゴ・ジョタが右ウイングで出場することが濃厚だ。 気になるFW南野拓実だが、今回の代表戦では、パナマとの親善試合で決勝点となるPKを決めたものの、敗れたメキシコ戦では、途中出場もインパクトを残せずと、現在も調子の波に乗り切れていない。 ここまでプレミアリーグでの先発はまだなく、リーグ戦0ゴール0アシストと、ジョタに比べてややインパクトを残すことに苦しんでいる南野が、ジョタを抑えてサラーの代わりにウイングのポジションで出場するとは考えにくいだろう。 また、試合中に流動的にポジションを変えることはあっても、ここまで出場した試合では、 [4-3-3]の前線3枚の中央、FWロベルト・フィルミノのポジションでの出場が基本の形だ。 南野は貴重な戦力と見なされていることに疑いはないが、あくまでも“フィルミノの代役”となる中央のポジションでの役割を期待されていると言えるため、フィルミノが負傷していない現在、スタメンに食い込むのは困難だと予想される。 シェフィールド・ユナイテッド戦やマンチェスター・シティ戦では、[4-2-3-1]の布陣を披露したリバプール。この新布陣でレスター戦に臨んだ場合、CFまたはトップ下に南野が入る可能性は0ではないが、前述の2試合では、サラーがワントップのポジションに入り、トップ下にはフィルミノ、そして右ウイングにジョタが入るという布陣を採用していた。 しかし、ワントップでも仕事ができるサラーの欠場が決定している今、基本の形である[4-3-3]の布陣を崩してまでも、サラーの代わりに、タイプの違うフィルミノをワントップに押し上げて、南野をトップ下で、もしくはその逆で、南野がサラーの代わりにワントップに入る可能性は低いだろう。ジョタはワントップに入ることもできるが、その場合、代わりに右のウインガーとして南野が出場するのは難しい。 南野が出場できる可能性が最も高いのは、ユルゲン・クロップ監督が、リーグ戦でほぼフル稼働しているフィルミノを休ませた場合となるが、フィルミノに休養を取らせるとしても、リーグ首位を走るレスターとの負けられない試合ではなく、25日に控えたCLグループステージ、アタランタ戦と考えるのが自然だ。 昨シーズンに30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプール。リーグ王者として初めて臨む今季は、難しいシーズンとなりそうだ。そして、南野がチームの主力に定着するには、もう少し時間と結果を要するはずだ。 2020.11.22 18:30 Sun4
豪快ミドルでリバプールの新年初白星に貢献のエリオット「ゴールを決めて自信がついた」
リバプールのU-21イングランド代表MFハーヴェイ・エリオットが勝利への貢献を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 エリオットは17日に行われたFAカップ3回戦再試合のウォルバーハンプトン戦で先発した。年明けからの公式戦3試合で未勝利と不振に陥るチームは、この日も立ち上がりに押し込まれる展開を作られながら徐々に反撃に転じると、13分にエリオットが強烈なミドルを突き刺して先制。後半は再び守勢に回りながらも最後までリードを守り抜き、1-0で勝利した。 2023年初白星に貢献したエリオットは試合後に喜びを露わにしつつ、現在9位に沈むプレミアリーグで挽回するきっかけにしたいと意気込んでいる。 「間違いなく良い展開を作れていたと思う。ここ数試合は思うようにいかず、自分たちの能力を最大限に発揮できていなかった。でも、今夜は次の数試合に向けた足がかりになったはずだ。この結果を週末のチェルシー戦に繋げたい。タフな試合になるだろうけど、次の試合に臨むには完璧な方法さ。自信に満ち溢れているし、ホームのアンフィールドでプレミアリーグを盛り上げられたら良いね」 「アシストとゴールについてはこれまでも少しは評価されてきた部分であり、僕が間違いなく取り組んできたことだ。今日は良い機会があって、ありがたいことに決めることができた。W杯後は個人的にベストな状態ではなかったから、大きな安堵感があるよ。ゴールを決めて自信がついたし、この調子で週末に臨みたい」 「ミリー(ジェームズ・ミルナー)が『シュート』と叫んだんだ。彼がそう叫ぶなら、僕はそうするだけさ。さっきも言ったように、アシストやゴールを決められるかは自分次第だ。そのための絶好のチャンスを作れたと思うよ。この後でミリーと話したら、もう少しシュートを打つよう言われるかもね」 「勝利は僕らにとって大きなことだ。ファンは何があっても味方でいてくれるし、大きな助けになる。チームも僕自身も、支えてくれたファンへの感謝の気持ちが大きいよ。世界一のファンがいて、毎試合最高の応援をしてくれる。僕らにとってはとても重要で、だからこそ自分たちの能力を最大限に発揮して彼らのためのショーをしたいんだ。今夜は寒かったと思うけど、応援してくれて本当にありがとう」 2023.01.18 10:28 Wed5