セットプレー2発に沈んだビジャレアルはCL出場権獲得ならず…セビージャの4位以内が確定《ラ・リーガ》

2020.07.14 04:32 Tue
Getty Images
ビジャレアルは13日、ラ・リーガ第36節でレアル・ソシエダと対戦し1-2で敗戦した。

来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へ全勝が絶対条件の5位ビジャレアル(勝ち点57)が、ヨーロッパリーグ(EL)出場権を狙う8位ソシエダ(勝ち点50)をホームに迎えた一戦。
互いに負けられない両者の一戦は、立ち上がりから締まりのある拮抗した展開となる。そんな中、ソシエダは12分に敵陣でのFKから決定機を迎える。トリックプレーのリスタートからボックス右に抜け出したゴロサベルのクロスをファーサイドのモンレアルがヘディングシュートで合わせるも、GKアセンホに弾かれる。さらに相手のクリアが弱くなると、ボックス左のル・ノルマンが頭で折り返したボールをゴール前のイサクが胸トラップから左足ボレーで狙ったが、これも好反応を見せたGKアセンホのファインセーブに防がれた。

対するビジャレアルは24分、左サイドをドリブルで切り裂いたオンティベロスが強引な突破でボックス左まで侵入。ゴール右隅を狙ったコントロールショットは、相手GKの好セーブに阻まれた。
ビジャレアルは41分にも、バイタルエリア左で獲得したFKからオンティベロスがドライブシュートで直接ゴールを迫ったが、これはGKモジャが弾き得点は阻まれ、前半はゴールレスで終えた。

後半に入っても一進一退の展開が続く中、先にチャンスを迎えたのはソシエダ。62分、ウーデゴールの左CKを後半から出場のウィリアン・ジョゼがヘディングで叩き込み、ソシエダが先制に成功した。
勢いづくソシエダは、75分にもオヤルサバルの右CKからゴール左手前のD・ジョレンテがへティングで流し込み、追加点を奪った。

リードを広げられたビジャレアルは、85分に反撃。ペーニャのパスをボックス右深くで受けたチュクウェゼの落としを収めたカソルラがワントラップから左足一閃。低い弾道のシュートは相手GKの手を弾きゴール右隅に突き刺さった。

結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。相手のセットプレー2発に沈んだビジャレアルは、来季のCL出場権を獲得できず。前日マジョルカに勝利したセビージャのトップ4フィニッシュが確定した。

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