確執に触れるセティエン「常に争いはある」 移籍のアルトゥールにも言及
2020.06.30 18:25 Tue
バルセロナを率いるキケ・セティエン監督が30日にホームで行われるラ・リーガ第33節のアトレティコ・マドリー戦に向けた会見に臨んだ。スペイン『マルカ』が伝えている。
「常に争いはあるもの。人生もそうだが、誰もがそれぞれの考えを持っている。意見の相違も当然ある。私の現役時代も素直じゃなかった。物事の見方はそれぞれだ。共通の考えを説得しなければならない。だが、それは当たり前。コミュニケーションはしっかり取れていて、深刻な問題だと思っていない」
また、「我々の誰もがチームのために一部を諦めている。やりたいことが全てできるわけじゃない。チームの利益のため、個人的なものまで犠牲にしなければならないのかもしれない」と述べ、こう続けた。
この会見では今シーズン終了後のユベントス移籍が決まったブラジル代表MFアルトゥールについてもコメント。今シーズン終了までバルセロナの選手として、信頼を寄せる姿勢を示した。
「彼の献身性に疑いの余地はない。我々の一員として目標達成のために完全に専念することを約束している。彼は最後の日まで名誉ある存在であり続けるだろう」
「彼はベストコンディションでいると言っている。より多くプレーするのか、少なくなるのかは私が決めることだがね」
なお、リーグ優勝争いの主導権を失った状況だが、「自チームしかコントロールすることはできない。先日のようなことが二度と起こらないよう改善しなければ」と言及。対戦相手のアトレティコについては「彼らは我々に困難をもたらすだろう。しかし、すべての試合がこの試合と同じくらい重要だと思う」と述べている。
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27日に敵地で行われた前節のセルタ戦を2-2で引き分け、勝ち点同数だった首位レアル・マドリーと2ポイント差に広がった2位バルセロナ。セルタ戦後の選手とコーチ陣の口論が報じられ、内部分裂も指摘されるなど、不穏な空気に包まれつつある。ラ・リーガやチャンピオンズリーグ(CL)の結果次第で解任の可能性も飛び出しているセティエン監督だが、チーム内での摩擦は多少なりあるものだと主張した。また、「我々の誰もがチームのために一部を諦めている。やりたいことが全てできるわけじゃない。チームの利益のため、個人的なものまで犠牲にしなければならないのかもしれない」と述べ、こう続けた。
「今は新たな状況にあるというのが現実だ。私は多くのことを学んでいる時期なんだ。それはラス・パルマス時代やベティス時代も同じような経験をした。これはプロセスなのだ」
この会見では今シーズン終了後のユベントス移籍が決まったブラジル代表MFアルトゥールについてもコメント。今シーズン終了までバルセロナの選手として、信頼を寄せる姿勢を示した。
「彼の献身性に疑いの余地はない。我々の一員として目標達成のために完全に専念することを約束している。彼は最後の日まで名誉ある存在であり続けるだろう」
「彼はベストコンディションでいると言っている。より多くプレーするのか、少なくなるのかは私が決めることだがね」
なお、リーグ優勝争いの主導権を失った状況だが、「自チームしかコントロールすることはできない。先日のようなことが二度と起こらないよう改善しなければ」と言及。対戦相手のアトレティコについては「彼らは我々に困難をもたらすだろう。しかし、すべての試合がこの試合と同じくらい重要だと思う」と述べている。
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