ビジャレアル主将ブルーノ、ケガを乗り越えた3年ぶり出場に涙…
2020.06.24 00:30 Wed
ビジャレアルの元スペイン代表MFブルーノ・ソリアーノ(36)が偉大な一歩を踏み出した。ビジャレアルの下部組織出身で2006年7月にトップチームデビューして以来、イエローサブマリン一筋のキャリアを歩むブルーノ。クラブ通算417試合に出場してきたレジェンドだが、2017年5月に行われたバレンシア戦でのプレーを最後に、度重なる足のケガによって3年以上に渡る長期の離脱を強いられてきた。
しかし、22日に行われたラ・リーガ第31節のセビージャ戦の88分に待ち焦がれたその瞬間はやってきた。チームの5人目の交代選手としてピッチに立ったブルーノは、実に1128日ぶりの公式戦出場。短い時間ながらも、試合を終えて取材に応じた同選手は涙を流し、喜びを噛み締めた。『Tribal Football』が伝えている。
「何て言っていいのかわからない。本当に久しぶりの試合だったから言葉が出ないよ」
「自分にとってもこのクラブの全員にとっても、そして家族にとっても非常に喜ばしいことだね」
「相当タフな時間だったから、引退が一番良いのかもしれないとも考えた。何度も失望に苛まれたよ」
「でも今はチームの力になれるよう頑張りたい」
残念ながら、新型コロナウイルスの影響でその雄姿を生で見ることは叶わなかったが、画面の前のサポーターの脳裏に焼き付いたことは間違いない。
「何て言っていいのかわからない。本当に久しぶりの試合だったから言葉が出ないよ」
「ただただ幸せだ。何度も復帰を試みた。でもそれは不可能だった」
「自分にとってもこのクラブの全員にとっても、そして家族にとっても非常に喜ばしいことだね」
「相当タフな時間だったから、引退が一番良いのかもしれないとも考えた。何度も失望に苛まれたよ」
「でも今はチームの力になれるよう頑張りたい」
残念ながら、新型コロナウイルスの影響でその雄姿を生で見ることは叶わなかったが、画面の前のサポーターの脳裏に焼き付いたことは間違いない。
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