「キャプテン翼しかできない」“左足の魔術師”リバウドが魅せた奇跡のバイシクル【インクレディブル・ゴールズ】
2020.05.28 16:00 Thu
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。今回は元ブラジル代表FWリバウド氏が、バルセロナ時代に決めた奇跡のバイシクルだ。
1999年にはバロンドールに選ばれたリバウド氏は、“左足の魔術師”と称され、バルセロナでも数々の“魔法”を披露。ブラジル代表では、“怪物”ロナウド、後にバルセロナで活躍するロナウジーニョとともに「3R」としても知られていた。
後半43分、フランク・デ・ブールが、距離のある位置から前線へと浮き球のパスを送る。このボールは、ボックス手前で待つリバウドへ。このパスに対応したリバウドは、一旦、胸トラップでボールを大きく浮かせると、次の瞬間、飛び上がってバイシクルシュートを放った。
魔法の左足で完璧に捉えられたボールは、ゴール右隅へ。必死で阻止しようと伸ばされたGKサンティアゴ・カニサレスの手が全く届かないところへと収まったスーパーシュートは、ゴールネットを揺らし、そのままバルセロナは勝利。リバウドの魔法が、最悪のシーズンの最後に、奇跡とともに歓喜をもたらした。
1999年にはバロンドールに選ばれたリバウド氏は、“左足の魔術師”と称され、バルセロナでも数々の“魔法”を披露。ブラジル代表では、“怪物”ロナウド、後にバルセロナで活躍するロナウジーニョとともに「3R」としても知られていた。
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その中でも、ファンに最も強い印象を残しているのが、2000-01シーズンのラ・リーガ最終節のバレンシア戦で放ったバイシクルシュートだ。4位を争うライバル、バレンシア相手に勝利を手に入れることができなければ、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃すというこの一戦。2-2で迎えた終盤に奇跡が起きる。魔法の左足で完璧に捉えられたボールは、ゴール右隅へ。必死で阻止しようと伸ばされたGKサンティアゴ・カニサレスの手が全く届かないところへと収まったスーパーシュートは、ゴールネットを揺らし、そのままバルセロナは勝利。リバウドの魔法が、最悪のシーズンの最後に、奇跡とともに歓喜をもたらした。
このゴールには当時のチームメイトであるスペイン代表監督のルイス・エンリケ氏も「キャプテン翼しかできないようなゴール」と称賛しており、まさに漫画のように信じられないスーパーゴールとなった。
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現役時代はアヤックスやアーセナル、オランダ代表でストライカーとして活躍したデニス・ベルカンプ氏が紙幣になるようだ。イギリス『ミラー』が伝えた。 オランダの名門・アヤックスの下部組織出身で、ファーストチームでも3度の得点王に輝くなど大きな活躍を見せると、その後移籍したインテルではUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)のタイトル獲得に貢献。しかし、期待はずれの結果に終わると、1996年にアーセナルへと完全移籍した。 アーセナル移籍後は、アーセン・ヴェンゲル監督の下でチームの中心選手として活躍。元フランス代表FWティエリ・アンリらと黄金時代を築き、数かz区のタイトル獲得に貢献した。 名ストライカーの1人として知られ、テクニックに溢れるプレーはファンを魅了。その中でも記憶に残るゴールをいくつも記録している。 アーセナル時代のニューカッスル戦で決めた巧みなターンで相手DFと入れ替わるゴールは誰もが息を飲むゴールだが、1998年のフランス・ワールドカップ(W杯)準々決勝のアルゼンチン代表戦で見せたゴールも記憶に残っている人が多いはずだ。 1-1で迎えた中、延長戦に突入するかと思われた89分、自陣でボールを持ったフランク・デ・ブールが前線にロングフィードを送ると、ボックス内に走り込んだベルカンプが後方からのボールをいとも簡単にジャンピングトラップ。奪いにきたロベルト・アジャラをトラップの流れでかわし、ゴールに叩き込んだ。 『ミラー』によれば、このシーンとベルカンプ氏の顔が印刷された新紙幣が発行されるとのこと。オランダ財務省は、オランダ通貨の鋳造を担当するロイヤル・エンスヘーデ印刷会社に対し、特別な8ユーロ紙幣を製造するよう指示したという。当時のベルカンプの背番号「8」に由来しての8ユーロとなった。 これは記念紙幣となり、一般的に流通するものとは異なるとのこと。特別に限定で発売されるが、オランダ国民をはじめ、アヤックスやアーセナルなどのサポーターから問い合わせが殺到すると予測されている。 <span class="paragraph-title">【写真】ベルカンプの名場面が印刷された新紙幣デザイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/MullockSMirror?ref_src=twsrc%5Etfw">@mullocksmirror</a><a href="https://t.co/negQLRp8NU">https://t.co/negQLRp8NU</a> <a href="https://t.co/DrZr0ZeTKa">pic.twitter.com/DrZr0ZeTKa</a></p>— Mirror Football (@MirrorFootball) <a href="https://twitter.com/MirrorFootball/status/1733305470599762269?ref_src=twsrc%5Etfw">December 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】ベルカンプのテクニック光る!ロングフィードをジャンピングトラップから劇的決勝ゴール</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/Cl5_q2yt7OD/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式が28日にパリで行われ、マンチェスター・シティのロドリが初受賞した。 1956年に創設され、最も権威ある個人賞とされるバロンドール。前回から暦年ではなく、シーズンが評価の対象となり、選出プロセスの基準も個人のパフォーマンスが最重視されされる。なお、順位はFIFAランキング上位100カ国のジャーナリストの投票で決定する。 注目の男子バロンドールは、マンチェスター・シティのプレミアリーグ4連覇に加え、スペイン代表のユーロ2024制覇に貢献し、大会MVPにも輝いたMFロドリが初受賞した。 また、同授賞式では女子のバロンドール、21歳以下の年間最優秀選手賞にあたるコパ・トロフィー、年間最優秀GK賞にあたるヤシン・トロフィー、年間最優秀FW賞にあたるゲルト・ミュラー・トロフィー、社会貢献を称えるソクラテス・アワードなどの各受賞者も発表された。 女子バロンドールは昨季40試合に出場し19ゴールを記録し、バルセロナのリーグ5連覇と、女子チャンピオンズリーグ連覇に貢献したMFアイタナ・ボンマティが2年連続の受賞。なお、最終候補30名にノミネートされていたなでしこジャパンMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)は26位だった。 コパ・トロフィーはFWラミン・ヤマル。ヤシン・トロフィーは2年連続となるGKエミリアーノ・マルティネス、ゲルト・ミュラー・トロフィーは年間52ゴールを挙げたFWハリー・ケインとFWキリアン・ムバッペ、ソクラテス・アワードはスペインサッカー連盟(RFEF)元会長であるルイス・ルビアレス氏のキス問題の被害者で、問題を解決しようとしない態度の改善を求めてRFEFと戦ったFWジェニファー・エルモソが受賞。また、男子と女子の年間最優秀チームにはレアル・マドリー、バルセロナが選出された。 ◆各賞受賞者 ▽男子バロンドール MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) ▽女子バロンドール MFアイタナ・ボンマティ(バルセロナ/スペイン) ▽コパ・トロフィー FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) ▽ヤシン・トロフィー GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) ▽ゲルト・ミュラー・トロフィー FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) ▽ソクラテス・アワード FWジェニファー・エルモソ(パチューカ、ティグレス/スペイン) ▽クラブ・オブ・ザ・イヤー 男子 レアル・マドリー(スペイン) 女子 バルセロナ(スペイン) ◆2024男子バロンドール最終順位 1.MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) 2.FWヴィニシウス(レアル・マドリー/ブラジル) 3.MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/イングランド) 4.DFダニエル・カルバハル(レアル・マドリー/スペイン) 5.FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/ノルウェー) 6.FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) 7.FWラウタロ・マルティネス(インテル/アルゼンチン) 8.FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) 9.MFトニ・クロース(レアル・マドリー、引退/ドイツ) 10.FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) 11.MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/イングランド) 12.MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン/ドイツ) 13.MFダニ・オルモ(ライプツィヒ、バルセロナ/スペイン) 14.FWアデモラ・ルックマン(アタランタ/ナイジェリア) 15.FWニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ/スペイン) 16.MFグラニト・ジャカ(アーセナル/スイス) 17.MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/ウルグアイ) 18.GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) 19.MFマルティン・ウーデゴール(アーセナル/ノルウェー) 20.MFハカン・チャルハノール(インテル/トルコ) 21.FWブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド) 22.DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/ドイツ) 23.DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/ポルトガル) 24.DFウィリアム・サリバ(アーセナル/フランス) 25.MFコール・パーマー(チェルシー/イングランド) 26.MFデクラン・ライス(アーセナル/イングランド) 27.MFヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/ポルトガル) 28.DFアレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/スペイン) 29.DFマッツ・フンメルス(ドルトムント、ローマ/ドイツ) 29.FWアルテム・ドフビク(ドニプロ-1、ジローナ、ローマ/ウクライナ) ※()内は所属クラブ/国籍 2024.10.29 08:00 Tue4
絶好調バルセロナがダニ・オルモのドブレーテでエスパニョールとのダービー制す! 公式戦5連勝を達成【ラ・リーガ】
ラ・リーガ第12節、バルセロナvsエスパニョールが3日にエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスで行われ、ホームのバルセロナが3-1で勝利した。 首位のバルセロナと17位のエスパニョールによる2シーズンぶりに戻ってきたバルセロナ・ダービー。 バルセロナは前節、敵地で行われた今シーズン最初のエル・クラシコで4-0の完勝を収め、公式戦4連敗中だった宿敵に会心の勝利。そのクラシコ勝利で勢いに乗るブラウグラナは、週明けのチャンピオンズリーグ(CL)でツルヴェナ・ズヴェズダ戦を控える中、ホーム開催のダービーに臨んだ。レアル・マドリー戦からは先発2人を変更。クンデとフェルミン・ロペスに代えてフォルト、ダニ・オルモを起用した。 対するエスパニョールはここにきてリーグ連敗を喫するなど調子は下降気味。降格圏一歩手前の17位まで順位を落としている。それでも、直近のコパ・デル・レイでは格下相手に4-0の完勝を収め、ひとまず嫌な流れを払しょくした。 戦前の予想通り、立ち上がりから押し込むバルセロナは、ダニ・オルモ、ラミン・ヤマルが積極的に足を振っていく。 すると12分、相手陣内右サイドでボールを持ったヤマルが左足アウトにかけた完璧なクロスをゴール前のスペースに供給すると、これを感じていたダニ・オルモがニアに走り込んで右足インサイドシュート。GKの手をはじいたボールがゴールネットを揺らした。 圧巻のコンビプレーで早々に試合を動かしたバルセロナはすぐさま反撃に出た相手の攻撃を冷静に撥ね返すと、2度目のチャンスを再びものの見事にゴールに繋げる。23分、相手陣内でボールを動かしながら前線の選手が駆け引きを仕掛ける中、カサドが中央の密集を通す絶妙なスルーパスを供給。これに抜け出したハフィーニャがGKと交錯しながらも左足のワンタッチシュートをゴール左隅に流し込んだ。 直後の27分には序盤からハイラインの背後を狙っていたエスパニョールが、右のエル・ヒラリの正確なクロスをゴール前のカレーラスがダイレクトで合わせてゴールネットを揺らす。しかし、反撃の狼煙を上げるゴールはエル・ヒラリのオフサイドを取られて取り消しに。 ピンチの後にはチャンスあり。31分には味方との連動したプレスでショートカウンターに持ち込んだバルデからペナルティアーク付近で横パスを受けたダニ・オルモが狙いすましたミドルシュートをゴール左下隅に突き刺し、ドブレーテを達成した。 これで勝利に大きく近づいたものの、ホームでのダービーで手を抜かないブラウグラナは、以降もゲームをコントロールしながらレヴァンドフスキのミドルシュートなどで4点目に迫るシーンも作り出し、地力の差を見せつける前半となった。 後半も集中した入りを見せたバルセロナは相手陣内でボールを動かしながら心を折る4点目を目指す。56分にはダニ・オルモ、カサドを下げてフレンキー・デ・ヨング、フェルミンと中盤の選手たちのプレータイムをコントロールする。 一方、敵地とはいえどもダービーでの惨敗は許されないエスパニョールは前半同様のアプローチでゴールを目指すと、一度は微妙なオフサイドでゴールを取り消されたが、その試みがようやく結実。63分、左サイドのスペースに抜け出したロメロからのグラウンダーの折り返しをファーに走り込んだエースのハビ・プアドがコースを狙ったシュートで決め切った。 これで2点差に詰め寄られたバルセロナは徐々に攻撃に人数をかけていく。その中でレヴァンドフスキ、ヤマルがミドルレンジのシュートでゴールを脅かすが、前半のように相手の守備を揺さぶり切れず。なかなか攻撃に厚みが出ない。 後半半ばから終盤にかけてフリック監督はフォルト、ペドリ、ハフィーニャを下げてクンデ、ファティ、ガビを続けて投入。2点差を維持しながらクローズを意識した戦い方にシフトした。 ホームサポーターとしてはもうひと盛り上がりほしいところだったが、エスパニョールの健闘もあって均衡が保たれたまま試合はタイムアップ。この結果、バイエルン戦、クラシコに続きダービーという重要な試合を制したバルセロナが公式戦5連勝を飾った。 バルセロナ 3-1 エスパニョール 【バルセロナ】 ダニ・オルモ(前12、前31) ハフィーニャ(前23) 【エスパニョール】 ハビ・プアド(後18) <span class="paragraph-title">【動画】ヤマルとダニ・オルモのメガクラックの圧巻連携弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">鮮やかな先制点これぞ阿吽の呼吸<br>ラミン・ヤマルのアシストに<br>ダニ・オルモが反応<br><br>ラ・リーガ 第12節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%8A?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#バルセロナ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%8B%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#エスパニョール</a><br>エスタディ·オリンピック·リュイス·コンパニス<br><br><a href="https://t.co/RQUF2JreQA">https://t.co/RQUF2JreQA</a> <a href="https://t.co/kAmjFfjrjP">pic.twitter.com/kAmjFfjrjP</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1853098809230000489?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.04 02:21 Mon5