恩師シメオネ率いるアトレティコ行きを逃したアタランタ主将「死にたい思いだった」

2020.05.25 20:20 Mon
Getty Images
アタランタに所属するアルゼンチン人FWアレハンドロ・ゴメスが、かつてアトレティコ・マドリー移籍を逃していたことを告白した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。
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母国のアルセナルでプロデビューし、サン・ロレンソやカターニャ、ウクライナのメタリストを経て、2014年にアタランタに加入した“パプ”ことアレハンドロ・ゴメス。近年、欧州での躍動が印象的なチームのキャプテンとして注目を浴びている。だが、カターニャに在籍していた2013年に違ったキャリアを歩む可能性があったようだ。当時のアトレティコはディエゴ・シメオネ監督の就任から目覚ましい成長を遂げ、ラ・リーガでもバルセロナとレアル・マドリーと肩を張るまでに力をつけていた。
アレハンドロ・ゴメスとシメオネ監督はサン・ロレンソとカターニャで師弟関係にあり、シメオネ監督からアトレティコへ誘われていたという。しかし、結局移籍は実現することなく現在へ。運命を分けたのはわずか400万ユーロの差だったと語っている。

「ある日、僕とシメオネ監督はアルゼンチンで昼食をとっていた。そこで彼から誘われたが、アトレティコは財政不振に陥っており、彼らはカターニャを説得できなかったんだ」
「1000万ユーロ要求したカターニャに対してアトレティコが提示した金額は600万ユーロ。この差によって移籍は破談となり、次のシーズンにアトレティコはスペインでチャンピオンになった。死にたい思いだったよ」

その年の夏、アレハンドロ・ゴメスはカターニャの要求を満たしたメタリストに移籍。1年後にアタランタへ移籍した。

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