トレーニング再開前に骨折のレアルFWヨビッチ、壁から落ちたことが原因だった?

2020.05.12 10:35 Tue
Getty Images
チームトレーニング再開を前にして、骨折が判明したレアル・マドリーのセルビア代表FWルカ・ヨビッチだが、その原因は当初報告されたものとは違ったようだ。
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ヨビッチは、コロナ禍でスペインからセルビアに帰国した際、ロックダウン(都市封鎖)にも関わらず外出したとして、大きな非難を浴び、処罰を受ける可能性があるとまで報じられていた。

そんなヨビッチは、チームのトレーニング再開を前に離脱。再び風当たりが強くなる可能性があったが、より非難を浴びる可能性が浮上した。
セルビア『クリル』によると、ヨビッチが負傷したのはベオグラードに戻っていた際のある出来事が原因とのことだ。

隣人の証言によると、ヨビッチはベオグラードの自宅にある壁から落ちて、かかとを骨折したとのこと。マドリッドに戻ってからはトレーニングは行なっていなかったようだ。

「彼は本当にケガをした。辛うじて生き延びたと思う。彼は壁から落ちたんだ。私はそれを説明のしようがないし、彼がなぜそうなったのかはわからない。全てが偶然に起きた事故なんだ」
また、ヨビッチの父親も『クリル』でコメント。「彼は落ち込んでいたから心配だ。酷い打撃だった。彼はベオグラードで毎日トレーニングをしていて、痛みを感じていたと思う。それが深刻だとはわからなかったようだ」とし、検査を受けるまでは大きなケガだとは感じていなかったようだ。

なお、かつてはアトレティコ・マドリーでドクターを務めていたホセ・ゴンサレス氏は、トレーニング中に起こるケガではないとの見解を示していた。

「ヨビッチが骨折した骨は、全体重を支え、外からの力にはとても耐性があるものだ。ほとんどの場合、骨折は重度の激しい外傷や、非常に高いところからの転倒が原因で起こる」

「傷害は最初は安静にすることとと理学療法で行われる。リハビリ期間が計画通りに進んだ場合に離脱期間がわかる」

昨夏フランクフルトからマドリーに加入したヨビッチだが、今季ここまでラ・リーガ15試合で2ゴールと期待されていたようなパフォーマンスを披露できていなかった。チームのトレーニング再開でも出遅れたヨビッチ。今夏の退団が加速する可能性はありそうだ。

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