ザニオーロ父、息子の復帰時期や契約延長の噂について言及

2020.04.16 06:00 Thu
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ローマに所属するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロ(20)の復帰は、7~8月になりそうだ。同選手の父親であるイゴール・ザニオーロ氏がイタリア『Centro Suono Sport』で語った。

ザニオーロは、今年1月に行われたセリエA第19節のユベントス戦で右ヒザを負傷。半月板損傷と前十字じん帯断裂の重傷で手術を実施し、今シーズンは絶望となっている。

現在、自宅でのリハビリを続けている息子について、父親のイゴール氏がその容態と復帰時期について言及している。
「ニコロは順調に回復しているよ。今はビデオリンクを介してフィットネスコーチの助言を受け、自宅でリハビリしているよ。全ては計画通りに進んでいる」

「もちろん、トレーニング場でリハビリを行えれば良かったけど、ローマは彼に必要な機器を提供してくれた。前十字じん帯断裂から完全回復するには、通常6カ月かかると言われている。7~8月の間にはプレーに復帰出来ると思っているよ」
また、ローマとザニオーロが年俸250万ユーロ+ボーナスの新契約で合意したとの報道について問われると、その話は時期尚早だと語った。

「ニコロは何も要求していない。彼は2024年まで契約を残しているし、ローマでとても幸せだ。できるだけ長くここでのプレーを続けることを望んでいる。ローマが年俸を上げたいと思っているなら、喜んでその話し合いに応じるだろうが、今のところ具体的な話は何もないよ」

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ベンフィカが3選手を補強! ローマのスウェーデン代表DFダール&コモの元イタリア代表FWベロッティをレンタル、ブラガのポルトガル代表FWブルマを完全移籍で獲得

ベンフィカは3日、ローマのスウェーデン代表DFサミュエル・ダール(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「26」をつける。 ダールはスウェーデンのユールゴーデンから2024年7月にローマに完全移籍。左サイドバックを務める中、セリエAで2試合、コッパ・イタリアで1試合の出場に終わっていた。 スウェーデン代表デビューも果たしている中、成長のために出場機会を求めポルトガルの強豪に武者修行。ダールは「素晴らしい歴史とサッカーのレベルを誇るこのクラブに来られてとても幸せだ。ここにいられることは本当に素晴らしい」と今回の移籍にコメントしている。 また、コモからは元イタリア代表FWアンドレア・ベロッティ(31)をレンタル移籍で獲得。背番号は「19」に決定した。 ベロッティはイタリア代表として44試合で12ゴールを記録。パレルモやトリノ、ローマ、フィオレンティーナでプレー。今シーズンからコモに完全移籍していた中、セリエAでは18試合で2ゴール、コッパ・イタリアで1試合の出場に終わっていた。 自身初の海外移籍となるベロッティ。「シーズンを最高の形で終えたい。試合はたくさんあるし、トロフィーを持ち帰らなければならない。最高の形で思い出に残るような素晴らしいシーズンにしたい」と意気込みを語った。 さらにブラガからはポルトガル代表FWブルマ(30)を完全移籍で獲得。契約期間は2028年夏までとなる。背番号は「27」に決まった。 ブルマはスポルティングCPのアカデミー育ち。ファーストチーム昇格後は、ガラタサライやレアル・ソシエダ、RBライプツィヒ、PSV、オリンピアコス、フェネルバフチェと渡り歩き、2023年1月にブラガにレンタル移籍で加入。同年7月に完全移籍で加入した。 今シーズンはプリメイラ・リーガで17試合7ゴール5アシスト。ヨーロッパリーグ(EL)でも6試合で3ゴール1アシストを記録するなど主軸としてプレー。ブラガでは通算90試合27ゴール22アシストを記録していた。 左ウイングを主戦場としており、ベロッティとの関係性に期待したいところ。ブルマは「ここにきて、素晴らしいクラブを代表できることを嬉しく思う。ここに来るのは良い時期だと思う。これからも努力を続け、ファンにたくさんの喜びをもたらしていきたい」と意気込んだ。 2025.02.04 11:50 Tue

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