ユーロ延期決定も…マンチーニ「我々は若い。有利に働く」
2020.04.12 13:30 Sun
イタリア代表の指揮を執るロベルト・マンチーニ監督が1年間延期のユーロ2020に言及した。『フットボール・イタリア』が伝えた。
スイス代表やウェールズ代表が同居するグループJを10戦全勝と圧倒的な強さで勝ち抜き、本大会出場を決めたイタリア代表。今年6月から開催予定だったユーロ2020でも優勝候補の一角にも数えられていたが、世界的に流行する新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で1年間の延長が決定した。
肩透かしを食らってしまった格好のマンチーニ監督だが、その状況をポジティブにとらえている。フィオレンティーナMFフェデリコ・キエーザ(22)やブレシアMFサンドロ・トナーリ(19)ら若手のさらなる台頭に期待を寄せ、優勝できると意気込んでいる。
「ユーロを戦えないのは残念だ。だが、それと同時に、我々は若いチームであり、1年間経験を積めるのは何人かの若手を手助けしてくれる可能性がある。だから、イタリアにとって少し有利に働くと思う」
「我々はトロフィーを勝ち取ることができるチームの1つ。彼らの個性を檻に入れる頃は間違っている。あまり多くのルールを設定したくない」
スイス代表やウェールズ代表が同居するグループJを10戦全勝と圧倒的な強さで勝ち抜き、本大会出場を決めたイタリア代表。今年6月から開催予定だったユーロ2020でも優勝候補の一角にも数えられていたが、世界的に流行する新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で1年間の延長が決定した。
肩透かしを食らってしまった格好のマンチーニ監督だが、その状況をポジティブにとらえている。フィオレンティーナMFフェデリコ・キエーザ(22)やブレシアMFサンドロ・トナーリ(19)ら若手のさらなる台頭に期待を寄せ、優勝できると意気込んでいる。
「我々はトロフィーを勝ち取ることができるチームの1つ。彼らの個性を檻に入れる頃は間違っている。あまり多くのルールを設定したくない」
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