新型コロナ感染のトルコのレジェンドGKリュシュトゥ氏、集中治療を受けるも状態は回復

2020.04.03 11:55 Fri
Getty Images
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が確認された元トルコ代表GKリュシュトゥ・レチベル(46)に関して、入院先の病院が声明を発表した。トルコ『ファナティック』が伝えた。

リュシュトゥは、3月29日に新型コロナウイルスへの感染が疑われ病院へ入院。検査を受けた結果、陽性反応を示したため隔離、治療が行われていた。

リュシュトゥが入院しているアシバデム・マスラク病院は「COVID-19の感染が診断され、3月29日に病院へ入院したリュシュトゥ・レチベルは、隔離と治療を続けています。我々の患者の状態は、日を追うごとに良くなっています」と声明を発表。リュシュトゥが順調に回復していることを明かした。
また、リュシュトゥの妻であるアイシル・レチベルさんも自身のインスタグラム(@isilrecber)で状況を説明した。

「リュシュトゥは現在集中治療を受けており、治療は継続されています。彼の発熱は抑えられています。改善され良好な状態です」
「この病気は突然発症しました。ウイルスは直接肺に達しました。息切れがし、彼はすぐに医師に診断してもらいました。依然として集中治療を受けています」

1988年にプロデビューしたリュシュトゥは、1994年に加入したフェネルバフチェで評価を高めると、契約満了を迎えた2003年にバルセロナへステップアップ。しかし、バルセロナでは言語の壁に悩まされ、わずか4試合の出場にとどまると、翌年にフェネルバフチェへ復帰。その後、2007年に加入したベシクタシュで5シーズンを過ごし、2012年に現役を引退した。

また、1994年にデビューしたトルコ代表では、歴代最多出場となる公式戦124試合に出場。2002年に開催された日韓ワールドカップ(W杯)では全試合にフル出場し、チームの3位入賞に大きく貢献した。

リュシュトゥ・レチベルの関連記事

新型コロナウイルス(COVID-19)感染による生命の危機を見事に脱した元トルコ代表GKのリュシュトゥ・レチベル氏(46)が古巣バルセロナのサポートに感謝した。 リュシュトゥ氏は3月29日に新型コロナウイルスの感染が疑われ病院へ入院。その後、陽性反応が検出された。約10日間におよぶ入院期間においては一時息切れの症 2020.04.16 16:55 Thu
かつてフェネルバフチェやバルセロナでプレーした元トルコ代表GKリュシュトゥ・レチベル(46)が、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染し、入院していることが明らかとなった。 リュシュトゥの妻であるアイシル・レチベルさんは、自身のインスタグラム(@isilrecber)で「主人が新型コロナウイルスで入院してい 2020.03.29 23:00 Sun

フェネルバフチェの関連記事

フェネルバフチェのアリ・コチュ会長が、ポルトガル代表の監督就任が噂されるジョゼ・モウリーニョ監督(62)の去就について言及した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。 これまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマと各国の強豪クラブを指揮していたモ 2025.05.09 13:00 Fri
フェネルバフチェを指揮するジョゼ・モウリーニョ監督(62)が、母国ポルトガル代表を指揮する可能性があるようだ。『beIN SPORTS』が伝えた。 モウリーニョ監督はこれまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマと各国の強豪クラブを指揮。今シーズンからフェ 2025.04.25 19:55 Fri
トルコサッカー連盟(TFF)は5日、フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督に対して3試合のベンチ入りかつロッカールームへの立ち入り禁止と、7700ドル(約110万円)の罰金を科した。 モウリーニョ監督は2日に行われ、1-2で敗れたトルコカップ準々決勝のガラタサライ戦後、審判とやりとりをした後にガラタサライ指揮 2025.04.06 12:00 Sun
相手監督の鼻をつまむという奇行に出たジョゼ・モウリーニョ監督だが、クラブから追放される可能性があるようだ。スペイン『アス』が伝えた。 問題が起こったのは2日に行われたトルコカップ準々決勝のフェネルバフチェvsガラタサライ。ガラタサライが1-2で勝利した試合後に発生した。 両監督が審判とやりとりした後に、モウ 2025.04.05 18:20 Sat
フェネルバフチェは3日、ガラタサライ指揮官のオカン・ブルク監督に対して鼻をつねる暴挙に出たジョゼ・モウリーニョ監督を擁護する声明を出した。 事件は2日に行われたトルコカップ準々決勝のフェネルバフチェvsガラタサライ(1-2でガラタサライが勝利)の試合後に発生。両監督が審判とやりとりした後に、モウリーニョ監督がオカ 2025.04.04 13:30 Fri

リュシュトゥ・レチベルの人気記事ランキング

1

「一生忘れない」、コロナを克服したリュシュトゥ氏が古巣バルサに感謝!

新型コロナウイルス(COVID-19)感染による生命の危機を見事に脱した元トルコ代表GKのリュシュトゥ・レチベル氏(46)が古巣バルセロナのサポートに感謝した。 リュシュトゥ氏は3月29日に新型コロナウイルスの感染が疑われ病院へ入院。その後、陽性反応が検出された。約10日間におよぶ入院期間においては一時息切れの症状が出て、危篤状態にも陥ったという。だが最終的にはウイルスとの戦いに勝利し、無事に退院している。 現在、自宅療養が続くリュシュトゥ氏はスペイン『AS』のインタビューに応対した。 「(人生で最も厳しい戦いに勝利したか?)その通りだと言えるね。地元の医療チームによって非常に良く治療を受けることができた。10日間は、トルコ保健省が規定するウイルスの治療を受けたよ」 「その間には常に傍にいてくれた最愛の妻からのサポートが非常に大きかったと思っている。私たちは、必ずこの戦いに勝利すると信じていたし、結果的にその通りになった。それでも、とてつもない恐怖を感じていたし、ウイルスを克服できてとても嬉しく思っているよ」 さらに、治療の最中に受け取った多くのサポートに対する感謝の言葉を口に。とりわけ、1年という短い期間を過ごした古巣からの支援に感謝している。 「入院中と退院後も含め、バルセロナからのサポートは心強かったよ。(主務の)カルロス・ナバルと(広報の)チェミ・テレスの二人が、会長とクラブのみんなからの励ましのメッセージを伝えてくれたんだ」 「そういった細かな気遣いは苦しい状況において本当に重要なことなんだ。私が死にかけていた時にバルセロナから受けたサポートを一生忘れないよ」 「私が常にバルセロナのことを気にかけていることを彼らにも知ってもらいたい。この場を借りてクラブに関わるすべての人たち、とりわけバルトメウ会長に感謝を伝えたい」 リュシュトゥ氏は2003年にフェネルバフチェからバルセロナへ移籍。在籍した1年間は4試合の出場に留まるなど、苦いシーズンを過ごした。そういった背景にも関わらず、古巣から受けた心温まる支援に大きな感謝を抱いているようだ。 2020.04.16 16:55 Thu

フェネルバフチェの人気記事ランキング

1

ブライトンに多才なトルコ代表SBが加入…移籍金は総額48億円に

ブライトンは27日、フェネルバフチェからトルコ代表DFフェルディ・カディオグル(24)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4年となる。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、移籍金は総額3000万ユーロ(約48億4000万円)程度になったという。 トルコ人の父親とオランダ系カナダ人の母親の元、オランダで生まれ育ったカディオグル。NECナイメヘンでプロキャリアをスタートした後、2018年夏に父親の母国であるトルコ屈指の名門フェネルバフチェへステップアップを遂げた。 そのフェネルバフチェではこれまで通算204試合に出場し、18ゴール22アシストを記録。昨シーズンは公式戦51試合に出場するなどフル稼働を見せていた。 また、トルコ代表ではここまで20試合に出場し、先のユーロ2024では安定したパフォーマンスで評価を高めていた。 174㎝の右利きDFは左のサイドバックやウイングバックを主戦場に右サイドバック、セントラルMFでもプレー可能な多才なプレースタイル。爆発的なスピードに加え、中盤的なポジショニングセンスや高いプレス回避能力はブライトンのスタイルに嵌るはずだ。 ファビアン・ヒュルツェラー監督は、アルゼンチン代表DFバレンティン・バルコをセビージャに武者修行に出す形で迎え入れた期待の新戦力への期待を語っている。 「素晴らしいクオリティとキャラクターを備えたプレーヤーを獲得できて、とても興奮しているよ。彼は素晴らしい能力を持ち、力強いランナーで、パスも非常に得意だ」 「彼は主にサイドバックで、右サイドでも左サイドでもプレーできる。さらに、ミッドフィールドの中央でもプレーできる。彼は学ぶことと成長することに非常に熱心なプレーヤーであり、その点を踏まえると、彼がプレミアリーグに適応し、イングランドのフットボールにすぐに適応すると確信しているよ」 2024.08.28 07:00 Wed
2

モウリーニョ監督がついに代表を指揮か? ポルトガル代表が招へい検討か

フェネルバフチェを指揮するジョゼ・モウリーニョ監督(62)が、母国ポルトガル代表を指揮する可能性があるようだ。『beIN SPORTS』が伝えた。 モウリーニョ監督はこれまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマと各国の強豪クラブを指揮。今シーズンからフェネルバフチェで指揮を執っている。 しかし、トルコサッカー界との折り合いは悪く、度重なる判定への不満と問題行動で、目をつけられている存在となっている。 そんな中、ついに代表チームを指揮する可能性が浮上。ポルトガル代表は、現在指揮を執るロベルト・マルティネス監督の手腕に疑問を持っており、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)に向けて大胆な変更を考えているとのこと。UEFAネーションズリーグの残りの試合での結果次第で、監督交代に踏み切る考えがあるという。 その候補に浮上しているのがモウリーニョ監督。ポルトガルサッカー連盟(PFA)は、契約解除金を支払ってまでモウリーニョ監督をフェネルバフチェから引き離そうと考えていると見られている。 これまではクラブレベルで大きな成功を収めてきたモウリーニョ監督。ポルトとインテルでチャンピオンズリーグ(CL)を制覇、チェルシー、インテル、レアル・マドリーではリーグ優勝を経験。ユナイテッドではヨーロッパリーグ(EL)、ローマではUEFAカンファレンスリーグ(ECL)と3つのヨーロッパの大会を制している唯一の指揮官でもある。 過去にはポルトガル代表の指揮への思いも口にしており、2007年にチェルシーの監督に就任した際には「ポルトガル代表を率いるのは夢だが、今のジョゼ・モウリーニョには無理だ」とコメント。2019年には「キャリアを終える前には実現したいが、まだ道のりは長いので、今すぐ実現することはできない。機会が訪れるかどうかは、その時になってからになるだろう」と語っていた。 今回チャンスが巡って来れば、自身の今置かれている状況も考えて、話を受けるかもしれない。 2025.04.25 19:55 Fri
3

35歳タディッチがセルビア代表を引退へ…ストイコビッチ監督とユーロで一悶着「主将の僕が先発すべきだ」

フェネルバフチェ所属のFWドゥシャン・タディッチ(35)がセルビア代表から引退へ。 左足の名手、タディッチ。 サウサンプトン時代はプレミアリーグでさほど目立つ存在ではなかったが、アヤックス移籍後は能力を存分に発揮。18-19シーズンは公式戦56試合38得点23アシストという“メッシ並”の数字を残し、CL4強に貢献した。 セルビア代表では通算111試合23得点。ベテランとなった近年はキャプテンも担っていたが、ユーロ2024では、自身を主将に抜擢したドラガン・ストイコビッチ監督と一悶着が。 大会初戦のイングランド代表戦でベンチスタートとなり、試合後に「キャプテンであり、最高の選手である僕が先発すべきだった。監督は守備を重視した」と発言。直ちにホテルでセルビア連盟の事情聴取に召喚され、この時は指揮官との決定的な対立には至らなかったという。 しかしながら、タディッチの代表引退意向を報じるセルビア『テレグラフ』いわく、同選手はストイコビッチ監督の下でプレーし続けることを嫌っているとのこと。セルビア連盟は否定も、タディッチの決意は固いとのことだ。 2024.07.17 14:10 Wed
4

モロッコ代表MFアムラバトがフィオレティーナからフェネルバフチェへのレンタル移籍で合意

フェネルバフチェは30日、フィオレンティーナのモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(28)をレンタル移籍で獲得することで合意したことを発表した。 なお、アムラバトは30日にメディカルチェックを受けるためにイスタンブール入り。問題がなければチームに加入することとなる。 また、報道ではレンタル後に完全移籍するとされており、更なる移籍交渉も行われるとのことだ。 ユトレヒトの下部組織で育ったアムラバトは、2015年7月にファーストチームに昇格。2017年7月にフェイエノールトに完全移籍すると、2018年8月にクラブ・ブルージュに完全移籍する。 エラス・ヴェローナヘントレンタル遺跡を経て、2020年1月に完全移籍。そのままフィオレンティーナに完全移籍していた。 2023-24シーズンはマンチェスター・ユナイテッドへとレンタル移籍し、公式戦30試合に出場。サイドバックでもプレーするなど、一定のパフォーマンスを見せたが、完全移籍には至っていなかった。 フィオレンティーナでは公式戦111試合で1ゴール1アシストを記録。今季もセリエAで2試合にフル出場し、カンファレンスリーグ(ECL)予選も2試合に出場していた。 2024.08.30 21:35 Fri
5

「残留争いチームの監督はあまりに辛い」現在トルコで指揮執るモウリーニョ監督が、今後のキャリアに言及「いつかはロンドンに…」

フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督が、将来的なプレミアリーグ復帰を望んだ。 これまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマの指揮官を歴任してきたモウリーニョ監督。今年1月にローマを解任されると、今シーズンからはフェネルバフチェで指揮を執っている。 そのフェネルバフチェでは、24日にヨーロッパリーグ(EL)リーグでユナイテッドと対戦するも、主審への抗議で退席処分に。試合後にはUEFAとの関係悪化に触れ、今後はUEFAの大会に出場しないようなイングランドのクラブで指揮を執るのも良いと発言した。 この発言自体は、イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューにて「冗談を言っただけ」とコメント。残留争いの過酷さは経験したくないとしつつ、いつかはロンドンで生活したいと今後のキャリアについても語っている。 「私は腹を立てるが、今はキャリアの中で腹を立てる時期ではないだろう。このキャリアの中で常に幸せでいるべき時期だと思っているが、今はヨーロッパの大会で常に腹を立てている」 「だからといって、(新たなクラブで)残留争いをつもりはない。それはあまりにも辛い! 正直に言って一番辛いことであり、タイトルを狙うより難しいと思う。人生を変えるほどのものであり、感情的にとても辛いはずだ。そこで戦うのは勇敢な人たちなんだと思っている」 「私はイングランドで3つのクラブに所属し、4つの異なる時期に監督を務めた。イングランドは大好きなんだ。そして社会的な観点から言って私は多くの都市に住む幸運に恵まれたが、家族はロンドンに住んでいる」 「ロンドンは故郷であり、誰も私を欲しがらなければ、そこへ戻るかもしれない。それに、いつかは戻りたい。ただ、誤解しないでほしいがはっきりさせておきたいのは、今シーズンと来シーズンの今後2年間、誰もフェネルバフチェから私を奪うことはできないということだ」 2024.10.30 12:20 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly