アルテタ体制下でレギュラーになったムスタフィ、満足感を語るも「多くの疑問符がある」
2020.03.27 21:15 Fri
アーセナルのドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィ(27)が、自身の去就について語った。ドイツ『スカイ』が伝えた。
そんな中、今シーズンはシーズン開幕当初からウナイ・エメリ監督の構想外に。チェルシーから獲得したブラジル代表DFダビド・ルイスが加入した影響もあり出場機会がなかったものの、成績不振でエメリ監督が退任すると、新監督に就任したミケル・アルテタ監督の下ではセンターバックのファーストチョイスとしてD・ルイスとともに守備を支えている。起伏の激しいシーズンを過ごしているムスタフィは、アルテタ監督の下でのプレーに関しては大きな満足感を得ているものの、チームに残るかどうかまだ分からないと語った。
「僕はプレミアリーグでもミケル・アルテタ監督の下で、定期的にプレーしていた。それは本当に助けになった。気持ちが良いよ。彼のサッカーのスタイル、好みのプレーが僕にあっていると思う」
「彼が当時の年齢(31歳でキャプテン就任)で成し遂げたことは僕を本当に驚かせた。僕は4年後、その真面目さと、チームを率いるカリスマ性を持つことができるかわからない」
「彼のためにプレーを続けることは想像できる。でも、僕たちはまだ未来についてはわからない。多くの疑問符があるよ」
アルテタ体制下でのパフォーマンスに満足しながらも、アーセナルとの契約は2021年6月まで。昨夏に続き、今夏の移籍市場でも噂に挙がる事は間違いないだろう。
しかし、現在は新型コロナウイルス(COVID-19)の急速な感染拡大の影響で、自身の去就どころではないとコメント。まずはみんなの健康を考え、その後に考えるべきだとの見解を示した。
「誰もが現在の世の中の状況について心配しているし、個人的な将来の話についてはそれほど心配していない状況にある」
「まず、もう一度サッカーをやりたいと思う。その気持ちで、ピッチに戻りたい。現在は疑問符がありすぎる」
「2020年のユーロは延期された。シーズンを終えられるかどうかについては、多くの議論がなされているね」
「自分の将来を考えるのは難しい。次に何が起こり、いつプレーできるかは誰にもわからない」
「この困難な時期を乗り越えてピッチに戻ったら、そのような質問について考えることができるだろう」
「今の所は、その件については考えていない。また、クラブには、自分の将来よりも、今対処すべき重要なことがたくさんある」
PR
ムスタフィは、2016年8月にバレンシアからアーセナルへと加入。ディフェンスラインが窮地に陥っていた最中に獲得されたことで、大きな期待が寄せられていたが、軽い守備対応やミスが散見され、徐々に批判を浴びるように。それでも、ドイツ代表としてのクオリティを見せるシーンもあり、毎年ケガ人が続出するセンターバックの貴重な戦力としてプレーしてきた。そんな中、今シーズンはシーズン開幕当初からウナイ・エメリ監督の構想外に。チェルシーから獲得したブラジル代表DFダビド・ルイスが加入した影響もあり出場機会がなかったものの、成績不振でエメリ監督が退任すると、新監督に就任したミケル・アルテタ監督の下ではセンターバックのファーストチョイスとしてD・ルイスとともに守備を支えている。起伏の激しいシーズンを過ごしているムスタフィは、アルテタ監督の下でのプレーに関しては大きな満足感を得ているものの、チームに残るかどうかまだ分からないと語った。
「彼が当時の年齢(31歳でキャプテン就任)で成し遂げたことは僕を本当に驚かせた。僕は4年後、その真面目さと、チームを率いるカリスマ性を持つことができるかわからない」
「彼はとてもうまくマネジメントしている。この短い時間で、僕はすでに自分がゲームで役に立つ新しいことを学んだ」
「彼のためにプレーを続けることは想像できる。でも、僕たちはまだ未来についてはわからない。多くの疑問符があるよ」
アルテタ体制下でのパフォーマンスに満足しながらも、アーセナルとの契約は2021年6月まで。昨夏に続き、今夏の移籍市場でも噂に挙がる事は間違いないだろう。
しかし、現在は新型コロナウイルス(COVID-19)の急速な感染拡大の影響で、自身の去就どころではないとコメント。まずはみんなの健康を考え、その後に考えるべきだとの見解を示した。
「誰もが現在の世の中の状況について心配しているし、個人的な将来の話についてはそれほど心配していない状況にある」
「まず、もう一度サッカーをやりたいと思う。その気持ちで、ピッチに戻りたい。現在は疑問符がありすぎる」
「2020年のユーロは延期された。シーズンを終えられるかどうかについては、多くの議論がなされているね」
「自分の将来を考えるのは難しい。次に何が起こり、いつプレーできるかは誰にもわからない」
「この困難な時期を乗り越えてピッチに戻ったら、そのような質問について考えることができるだろう」
「今の所は、その件については考えていない。また、クラブには、自分の将来よりも、今対処すべき重要なことがたくさんある」
PR
シュコドラン・ムスタフィの関連記事
アーセナルの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
シュコドラン・ムスタフィの人気記事ランキング
1
エジルの名前はなし、アーセナルのEL登録メンバー発表、ソクラティス&サリバも外れる
今シーズンもヨーロッパリーグ(EL)に出場するアーセナルだが、その登録リストには既報通り元ドイツ代表MFメスト・エジルの名前はなかった。 『UEFA.com』が今シーズンのELに参加するクラブの登録メンバーを発表。アーセナルの登録メンバーも発表され、24名が登録された。 今回の登録メンバーからは、前述のエジルに加え、ギリシャ代表DFソクラティス・パパスタソプーロス、U-20フランス代表DFウィリアム・サリバ、U-20ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリが外れることに。マルティネッリはケガで長期離脱中となっている。 一方で、移籍最終日にアトレティコ・マドリーから加入したガーナ代表MFトーマス・パルティは無事に登録されている。 また、FWブカヨ・サカ、MFジョー・ウィロック、FWエディ・エンケティア、FWレイス・ネルソン、MFエミール・スミス=ロウらは、今回のリストには入らず、Bリストに登録されることになる。 Bリストは21歳以下の選手が登録可能で、15歳以降に2年以上クラブに所属している選手が対象となる。なお、Aリストは決勝トーナメント開始前に3名まで登録変更が可能となっている。 ◆アーセナルEL登録メンバーリスト GK 1.ベルント・レノ 13.ルナル・ルナルソン 33.マット・メイシー 45.ジェームズ・ヒルソン 46.デヤン・イリエフ DF 2.エクトル・ベジェリン 3.キーラン・ティアニー 6.ガブリエウ 16.ロブ・ホールディング 17.セドリック・ソアレス 20.シュコドラン・ムスタフィ 21.カラム・チャンバース 22.パブロ・マリ 23.ダビド・ルイス 31.セアド・コラシナツ MF 8.ダニ・セバージョス 12.ウィリアン 15.エインズリー・メイトランド=ナイルズ 18.トーマス・パルティ 25.モハメド・エルネニー 34.グラニト・ジャカ FW 9.アレクサンドル・ラカゼット 14.ピエール=エメリク・オーバメヤン 19.ニコラ・ペペ 2020.10.08 23:05 Thuアーセナルの人気記事ランキング
1
「それが私の見立て」 ファン・ペルシ氏がアーセナル帰還の扉を閉ざす…ユナイテッドへの裏切り移籍から12年
元オランダ代表FWのロビン・ファン・ペルシ氏がアーセナル帰還の可能性についてを語った。 ファン・ペルシ氏は現役時代の2004年夏~2012年夏にかけてアーセナルで通算278試合の出場数とともに132得点56アシストをマークし、2011-12シーズンのプレミアリーグで得点王に。2004-05のFAカップ優勝にも貢献したレジェンドではあるが、2012年夏にマンチェスター・ユナイテッド移籍を決断した。 多くのアーセナルファンを敵に回してのユナイテッド行きだったが、移籍の決め手だったプレミアリーグのタイトルを初年度にゲット。アーセナルファンからすれば、そうしたユナイテッドでの成功も感情を逆なでするものとなった。 そんなファン・ペルシ氏はユナイテッド退団後、フェネルバフチェやフェイエノールトを渡り歩き、2019年夏に現役引退。フェイエノールトで指導者の道を歩み始め、今季からヘーレンフェーンでトップチーム監督に挑戦中だ。 いずれは監督として古巣へ。との思いがファン・ペルシ氏のなかにもあるはずだが、アーセナルに関しては去り方がまずかったと感じ、監督として帰還できるとは思っていないようだ。『Sportcast』で話す。 「アーセナルで働けるとは思っていない。その扉は閉ざされているんじゃないかな。マンチェスター・ユナイテッドに移籍したし、それが私の見立てだ。彼らにとっては依然としてデリケートな問題。私にとってはそうじゃないけどね。アーセナルファンにとってはセンシティブなものなんだ」 また、「先のことを計画してもまったく意味がないのを学んだ。私もそう望んでいない。今を生きているんだ。ヘーレンフェーンの監督であるのを本当に楽しめているし、とても誇らしく思っている。クラブ内外でも、ファンの間でも歓迎を感じる。それは重要なことだ」とも付け足している。 2024.11.18 16:40 Mon2
アーセナルが新SDにカンポス氏も検討か PSGで活躍するフットボール界屈指のリクルーター
アーセナルの新スポーツディレクター(SD)にパリ・サンジェルマン(PSG)のフットボールアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏(60)が浮上している。 ミケル・アルテタ監督のもとで再びタイトルを争うまでに復活したアーセナルだが、それを裏からサポートしてきたエドゥSDが辞任。アルテタ監督との共闘体制が突如として崩れ、後任が誰になるのか注目される。 イギリス『スカイ・スポーツ』のギャリー・コッテリル記者によると、アーセナルの後任探しは初期段階だが、検討する1人はカンポス氏で、PSGと今季限りの契約も更新されておらず、有力な候補に浮かぶという。 カンポス氏はキリアン・ムバッペやベルナルド・シウバらをはじめ、多くの逸材タレントを発掘してきたフットボール界屈指のリクルーター。モナコやリールでの職務を経て、現在はPSGのリクルート部門を取り仕切る。 PSGではレオナルドSDによる前体制で獲得したベテランやビッグネームを放出し、世代交代を強く意識したスカッド作りに着手。今ではブラッドリー・バルコラや、ウォーレン・ザイール=エメリをはじめ、若く才能溢れる選手が中心となっている。 レバークーゼンSDのシモン・ロルフェス氏や、レアル・ソシエダのフットボールディレクター(FD)を退くロベルト・オラベ氏も候補に取り沙汰されるアーセナルだが、リクルーターとして名高いカンポス氏にも目をつけるようだ 2024.11.18 12:00 Mon3
アーセナル、エドゥ後釜としてモナコCEOを引き抜き検討か
アーセナルが新たなスポーツディレクター(SD)として、モナコからの引き抜きを画策しているようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。 アーセナルでは2019年7月にテクニカルディレクター(TD)として古巣に帰還し、2022年11月のSD昇進後は、ミケル・アルテタ監督との二人三脚で長らく低迷していたチームを復権させたエドゥ氏が辞任。 現在、クラブはその後釜となる敏腕リクルーターの確保に動いている。そして、『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』はその有力な候補の一人としてモナコのCEO(最高経営責任者)の名前を挙げている。 ブラジル人のチアゴ・スクーロ氏は、これまで母国クルゼイロのチームマネージャーやレッドブル・ブラガンチーノのSDやスポーティングCEO、CEO職を歴任。2023年6月にポール・ミッチェル氏の後釜としてモナコのSDに就任し、現在はCEOを務めている。 なお、その他の候補ではいずれも現役時代にアーセナルでプレーしたトマシュ・ロシツキ氏とペア・メルテザッカー氏の名前などが挙がっているという。 2024.11.14 20:40 Thu4
「まだ試合はたくさんある」4戦未勝利のアーセナルは首位と9ポイント差…それでもレジェンドに焦りなし「期待通りのスタートではなかったが…」
アーセナルのレジェンドである元ブラジル代表MFのジウベルト・シウバ氏が、ファンに対して忍耐を求めた。 昨シーズン、マンチェスター・シティとプレミアリーグで白熱したタイトル争いを続け、惜しくも2位に終わったアーセナル。ミケル・アルテタ監督の下でチームは成熟しており、今シーズンこそ2003-04シーズン以来となるリーグ優勝が期待されていた。 ところが、チームはプレミアリーグ開幕からの7試合5勝2分けと好スタートを切りながら、第8節のボーンマス戦でまさかの今季初黒星を喫すると、そこから4試合未勝利に。現在は4位にこそつけるものの、首位を快走するリバプールとの勝ち点差は「9」にまで広がっており、負傷者続出もあって思うようなシーズンとはなっていない。 ファンからは失望の声も聞こえてくる中ではあるが、イギリス『ミラー』にてジウベルト・シウバ氏が古巣の状態についてコメント。思うような序盤戦でないことは認めつつ、勝負はここからと冷静な姿勢を示している。 「今シーズンは期待通りのスタートとはなっていない。ここ数年は素晴らしいシーズンを送り、タイトル獲得のためよく戦ってきた。だから、今回も素晴らしいスタートを期待してはいたが、これで世界が終わるわけではないだろう。まだ試合はたくさんある」 「問題は、ここからポイントを取り戻していけるかだ。そして、もうポイントを愚かに失わないことが重要になる。シーズンは再び厳しい戦いになるだろう。シティだけでなく、リバプールも戻ってきたからだ」 「そして、それ以外のチームも非常に好調だね。だから、最後まで非常に厳しい戦いになるはずだ。その中で、アーセナルは立ち直らなければならない。ホームだけでなく、特にアウェイマッチで勝つ必要があるだろう」 2024.11.20 18:40 Wed5