アストン・ビラを下したシティが3連覇!《EFLカップ》
2020.03.02 03:55 Mon
EFLカップ(カラバオカップ)決勝、アストン・ビラvsマンチェスター・シティが3月1日にウェンブリー・スタジアムで行われ、1-2で勝利したシティが優勝を果たした。
ベストメンバーと言っても遜色ない11人を揃えた両チーム。ビラは3分にエル・ガジが、シティは10分にアグエロがヘディングシュートでゴールに迫る。
大方の予想通りシティがボールを支配する展開となる中迎えた20分、ボックス手前でボールを持ったロドリがボックス右へ浮き球のパスを供給すると、フォーデンの折り返しをアグエロが叩き込んで先制に成功する。
追加点の匂いが漂う中30分、ギュンドアンの右CKをロドリが頭で合わせて2点目をゲット。その後もギュンドアンやスターリングがシュート数を重ねていく。
楽勝ムードかに思われたが41分、ビラもサマッタのゴールで反撃。試合は-1で折り返した。
1点リードの為か、前半よりも控えめな攻撃の後半のシティ。53分にフォーデンが右ポストを掠めるシュートを放つも、攻撃はやや停滞。そこで58分にギュンドアンを下げてデ・ブライネを投入。前線の活性化を図る。
一方のビラはからっきし。70分までに後半にはなったシュートは1本のみ。こちらもエル・モハマディとエル・ガジを下げてトレゼゲとフーリハンを投入し、交代策で打開を試みる。
それでもチャンスを作ったのはシティ。81分、途中出場のベルナウド・シルバのアシストでアグエロにチャンス到来。ボックス中央からシュートを放ったが、惜しくも枠の右に外れた。
83分にはそのアグエロも交代。公式戦2試合連続ゴール中のジェズスがピッチに立つ。
終盤となり、シティの優勝が現実味を帯びてきた88分、ビラがこの試合最大の好機を迎える。右CKの場面、フーリハンのクロスにエンゲルスが頭で合わせると、GKブラーボが弾いたボールは左ポストを叩く。
これを決めきれなかったビラ。結局試合は前半のスコアのまま動かず、1-2で制したシティが優勝。3連覇を達成した。
PR
2回戦からの出場となったアストン・ビラは、ブライトンやウォルバーハンプトンなどプレミアリーグ経験豊富なチームと連戦となった。その中でハイライトとなったのは準々決勝のリバプール戦。クラブ・ワールドカップ出場の影響でリザーブチーム中心メンバーで挑んできた相手を5-0で圧倒。若武者らに格の違いを見せつけ、その勢いのまま準決勝ではレスター・シティを破って10年ぶりの決勝進出を果たした。一方、3回戦から参加となったシティは比較的楽な相手に恵まれ、準決勝ではマンチェスター・ユナイテッドを下して決勝進出。こちらは3連覇を狙っている。大方の予想通りシティがボールを支配する展開となる中迎えた20分、ボックス手前でボールを持ったロドリがボックス右へ浮き球のパスを供給すると、フォーデンの折り返しをアグエロが叩き込んで先制に成功する。
その後も相手にボールをほぼ触らせずに試合を進めるシティは、26分にも左サイドバックのジンチェンコのサイドチェンジをピタッと止めたフォーデンがカットインからシュートを狙っていく。
追加点の匂いが漂う中30分、ギュンドアンの右CKをロドリが頭で合わせて2点目をゲット。その後もギュンドアンやスターリングがシュート数を重ねていく。
楽勝ムードかに思われたが41分、ビラもサマッタのゴールで反撃。試合は-1で折り返した。
1点リードの為か、前半よりも控えめな攻撃の後半のシティ。53分にフォーデンが右ポストを掠めるシュートを放つも、攻撃はやや停滞。そこで58分にギュンドアンを下げてデ・ブライネを投入。前線の活性化を図る。
一方のビラはからっきし。70分までに後半にはなったシュートは1本のみ。こちらもエル・モハマディとエル・ガジを下げてトレゼゲとフーリハンを投入し、交代策で打開を試みる。
それでもチャンスを作ったのはシティ。81分、途中出場のベルナウド・シルバのアシストでアグエロにチャンス到来。ボックス中央からシュートを放ったが、惜しくも枠の右に外れた。
83分にはそのアグエロも交代。公式戦2試合連続ゴール中のジェズスがピッチに立つ。
終盤となり、シティの優勝が現実味を帯びてきた88分、ビラがこの試合最大の好機を迎える。右CKの場面、フーリハンのクロスにエンゲルスが頭で合わせると、GKブラーボが弾いたボールは左ポストを叩く。
これを決めきれなかったビラ。結局試合は前半のスコアのまま動かず、1-2で制したシティが優勝。3連覇を達成した。
PR
アストン・ビラの関連記事
EFLカップの関連記事
|
アストン・ビラの人気記事ランキング
1
アトレティコが万一のシメオネ監督退団に備え後任探しか、ビラのエメリ監督やBチーム率いるトーレス監督も候補に
アトレティコ・マドリーがディエゴ・シメオネ監督(54)の退任に備えているようだ。スペイン『Relevo』が報じた。 2011年12月の就任以来、アトレティコで長期政権を築いているシメオネ監督。2度のラ・リーガ制覇や2度のヨーロッパリーグ(EL)制覇など、複数のタイトルをもたらしてきた。 2023年11月には2027年6月までの新契約を締結。しかし、2024年1月にカルロス・ブセロ氏がフットボール・マネージングディレクターに就任して以来、アトレティコの内部事情は変化している。 シメオネ監督と2013年からともに戦うスポーツディレクター(SD)のアンドレア・ベルタ氏は、ブセロ氏の到来により存在感が徐々に希薄に。今シーズン限りでの退団も噂されている。 また、シメオネ監督の多少の消耗ぶりも感じ取っているというアトレティコは、ブセロ氏が加わってから後任探しの準備も進めているとのこと。今シーズン限りでクラブを去るという万が一の事態に備え、ここ5カ月間調査を行ってきたようだ。 CEO(最高経営責任者)のミゲル・アンヘル・ヒル・マリン氏が最も気に入っているのは、アストン・ビラのウナイ・エメリ監督(53)。一方、元バルセロナSDのマテウ・アレマニー氏の招へいに動いていた際は、現在ビジャレアルを率いるマルセリーノ・ガルシア・トラル監督(59)に好感を抱いていたという。 招へいの難易度を無視すれば他にも結びつく候補者が挙がるが、7月からアトレティコのBチームを指揮するフェルナンド・トーレス監督(40)も有力候補に。いつか訪れるシメオネ監督体制からの変化は、どのタイミングになるのだろうか。 2024.11.18 22:43 Mon2
「いつ戻ってくるかはまだわからない」主砲ヴラホビッチも起用不可…負傷者多数でのミラン戦にユベントス指揮官「全員がより多くのものを」
ユベントスのチアゴ・モッタ監督が負傷者の状況について語った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 現在セリエAで6位のユベントス。インターナショナルマッチウィーク明けに行われる23日の第13節では7位ミランとのビッグマッチに臨む。 モッタ監督は試合前会見でケガ人についてコメント。コロンビア代表に招集されながら左ヒザに重傷を負ったDFフアン・カバルに加え、セルビア代表の試合で負傷したFWドゥシャン・ヴラホビッチが起用不可だと明かしている。 「私の選手には皆それぞれ違った特徴があり、さまざまな選択肢や解決策を与えてくれる。明日はそれを見ることになる」 「ヴラホビッチは(グレイソン・)ブレーメル、(アルカディウシュ・)ミリク、ニコ(ニコラス・ゴンサレス)、ドウグラス・ルイス、カバル、ヴァシリイェ・アジッチらと同様、チームに加わることはまずないだろう。他の選手は全員最初か、途中から起用できるはずだ」 また、27日に控えるチャンピオンズリーグ(CL)のアストン・ビラ戦にヴラホビッチが間に合うかについては、「いつ戻ってくるかはまだわからない」と指揮官。主砲抜きでの大一番が続く可能性もあるようだ。 「明日は間違いなくいない。私は選手全員を信頼しているし、彼らは何をしなければならないかわかっている。必ずやってくれると信じている。守備と攻撃の両方でだ。これは義務であり、選択肢はないと全員が理解している」 さらに、モッタ監督は苦しい状況での戦い方にも言及。ケガ人の穴を全員で埋めなければならないと主張した。 「ケガも試合の一部だし、今度はドゥシャンの番だ。全員で守り、全員で攻撃する。ミランは準備万端の監督のもとチームとしてとても強い。彼らではなく我々にとって都合の良い流れに持ち込まなければならない」 「全員がもっと何かを見せなければならない試合だ。我々はカバルも失ってしまった。とても残念だ。ブレーメルの時と同様、この不在を目立たせないように、全員がより多くのものを見せなければならないだろう」 2024.11.22 22:30 Fri3
アストン・ビラがイングランド代表デビューを果たしたMFモーガン・ロジャーズと契約延長! 今季は初のCLでも結果
アストン・ビラは19日、イングランド代表MFモーガン・ロジャーズ(22)の契約延長を発表した。新たな契約期間は2030年6月までとなる。 ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン下部組織育ちのアタッカー、ロジャーズ。2019年8月にマンチェスター・シティへ移り、リンカーン・シティやボーンマス、ブラックプールへのレンタル移籍を経験した。 シティでのファーストチーム昇格は叶わず、2023年7月にミドルズブラへ完全移籍。マイケル・キャリック監督のもと、ウイングや攻撃的MFなど前線のさまざまなポジションをこなした。 半年間でチャンピオンシップ(イングランド2部)の26試合に出場し、2ゴール6アシストをマーク。2024年2月にアストン・ビラへステップアップした。 2023-24シーズン後半は新天地でウナイ・エメリ監督の信頼を掴み、プレミアリーグ初挑戦ながら11試合3ゴール1アシストを記録。今シーズンは開幕からレギュラーの座を守り、ここまでリーグ戦で11試合3ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で4試合1アシストの結果を残している。 11月は多くの選手が辞退したイングランド代表に追加招集。14日のギリシャ代表戦で初キャップを獲得し、17日のアイルランド代表戦にも途中出場した。 2024.11.19 21:01 Tue4
2024バロンドールはロドリが初受賞! ヴィニシウスやベリンガムらマドリー3選手抑えての受賞に
フランスのフットボール専門誌『フランス・フットボール』が主催する2024バロンドール授賞式が28日にパリで行われ、マンチェスター・シティのロドリが初受賞した。 1956年に創設され、最も権威ある個人賞とされるバロンドール。前回から暦年ではなく、シーズンが評価の対象となり、選出プロセスの基準も個人のパフォーマンスが最重視されされる。なお、順位はFIFAランキング上位100カ国のジャーナリストの投票で決定する。 注目の男子バロンドールは、マンチェスター・シティのプレミアリーグ4連覇に加え、スペイン代表のユーロ2024制覇に貢献し、大会MVPにも輝いたMFロドリが初受賞した。 また、同授賞式では女子のバロンドール、21歳以下の年間最優秀選手賞にあたるコパ・トロフィー、年間最優秀GK賞にあたるヤシン・トロフィー、年間最優秀FW賞にあたるゲルト・ミュラー・トロフィー、社会貢献を称えるソクラテス・アワードなどの各受賞者も発表された。 女子バロンドールは昨季40試合に出場し19ゴールを記録し、バルセロナのリーグ5連覇と、女子チャンピオンズリーグ連覇に貢献したMFアイタナ・ボンマティが2年連続の受賞。なお、最終候補30名にノミネートされていたなでしこジャパンMF長谷川唯(マンチェスター・シティ)は26位だった。 コパ・トロフィーはFWラミン・ヤマル。ヤシン・トロフィーは2年連続となるGKエミリアーノ・マルティネス、ゲルト・ミュラー・トロフィーは年間52ゴールを挙げたFWハリー・ケインとFWキリアン・ムバッペ、ソクラテス・アワードはスペインサッカー連盟(RFEF)元会長であるルイス・ルビアレス氏のキス問題の被害者で、問題を解決しようとしない態度の改善を求めてRFEFと戦ったFWジェニファー・エルモソが受賞。また、男子と女子の年間最優秀チームにはレアル・マドリー、バルセロナが選出された。 ◆各賞受賞者 ▽男子バロンドール MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) ▽女子バロンドール MFアイタナ・ボンマティ(バルセロナ/スペイン) ▽コパ・トロフィー FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) ▽ヤシン・トロフィー GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) ▽ゲルト・ミュラー・トロフィー FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) ▽ソクラテス・アワード FWジェニファー・エルモソ(パチューカ、ティグレス/スペイン) ▽クラブ・オブ・ザ・イヤー 男子 レアル・マドリー(スペイン) 女子 バルセロナ(スペイン) ◆2024男子バロンドール最終順位 1.MFロドリ(マンチェスター・シティ/スペイン) 2.FWヴィニシウス(レアル・マドリー/ブラジル) 3.MFジュード・ベリンガム(レアル・マドリー/イングランド) 4.DFダニエル・カルバハル(レアル・マドリー/スペイン) 5.FWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ/ノルウェー) 6.FWキリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン、レアル・マドリー/フランス) 7.FWラウタロ・マルティネス(インテル/アルゼンチン) 8.FWラミン・ヤマル(バルセロナ/スペイン) 9.MFトニ・クロース(レアル・マドリー、引退/ドイツ) 10.FWハリー・ケイン(バイエルン/イングランド) 11.MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティ/イングランド) 12.MFフロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン/ドイツ) 13.MFダニ・オルモ(ライプツィヒ、バルセロナ/スペイン) 14.FWアデモラ・ルックマン(アタランタ/ナイジェリア) 15.FWニコ・ウィリアムズ(アスレティック・ビルバオ/スペイン) 16.MFグラニト・ジャカ(アーセナル/スイス) 17.MFフェデリコ・バルベルデ(レアル・マドリー/ウルグアイ) 18.GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン) 19.MFマルティン・ウーデゴール(アーセナル/ノルウェー) 20.MFハカン・チャルハノール(インテル/トルコ) 21.FWブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド) 22.DFアントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/ドイツ) 23.DFルベン・ディアス(マンチェスター・シティ/ポルトガル) 24.DFウィリアム・サリバ(アーセナル/フランス) 25.MFコール・パーマー(チェルシー/イングランド) 26.MFデクラン・ライス(アーセナル/イングランド) 27.MFヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/ポルトガル) 28.DFアレハンドロ・グリマルド(レバークーゼン/スペイン) 29.DFマッツ・フンメルス(ドルトムント、ローマ/ドイツ) 29.FWアルテム・ドフビク(ドニプロ-1、ジローナ、ローマ/ウクライナ) ※()内は所属クラブ/国籍 2024.10.29 08:00 Tue5