レガネスGM、バルサに主砲をかっさらわれ遺憾の意 「ルールは到底理解できないもの」
2020.02.21 10:45 Fri
レガネスのゼネラルディレクター(GM)を務めるマルティン・オルテガ氏がデンマーク代表FWマルティン・ブラースヴァイト(28)のバルセロナ移籍に遺憾の意を示した。スペイン『マルカ』が報じた。
ウルグアイ代表FWルイス・スアレスに続き、フランス代表FWウスマーヌ・デンベレを長期にわたる負傷で失ったバルセロナ。ラ・リーガに存在する5カ月以上の離脱者が出た場合に限り、移籍市場閉幕後もスペイン国内クラブからか、あるいは無所属の選手を獲得できるという“特例”規定を利用して、緊急補強に乗り出した。
そのバルセロナはスペインサッカー連盟(RFEF)から許可を得ると、20日にレガネスからブラースヴァイトを契約解除金1800万ユーロ(約22億5000万円)を支払って獲得したことを発表。2024年6月までの契約を結び、契約解除金3億ユーロ(約375億円)の設定も明らかにされた。
これにより、レガネスはすでに移籍市場が閉まり、補強に動けないこのタイミングで、今シーズンのここまでチーム最多のラ・リーガ6得点を記録する主砲を失うというダメージを受けることに。いわば、バルセロナの問題を突如にしてレガネスが背負わされてしまった格好だ。
今シーズンのラ・リーガで残留争いを強いられるなか、バルセロナによる急転直下のエースストライカー引き抜きに直面したことを受け、オルテガ氏はコメント。不公平さも否めないルールをこう批判している。
「長期的の負傷離脱者を出したクラブの一方的に実行できる現在のルールは到底理解できないものだ。他クラブの問題を押し付けられるものに過ぎない」
「このルールはクラブ間で相互合意した場合に限り、適応できるものであるべき。しかし、今はクラブ間の公平性がない」
「今の我々は取り返しのつかないダメージを受けたが、全ての力を費やしていく所存だ。ルールは公平がなく、バルセロナがそれに付け入れ、利益を得たのだ」
ウルグアイ代表FWルイス・スアレスに続き、フランス代表FWウスマーヌ・デンベレを長期にわたる負傷で失ったバルセロナ。ラ・リーガに存在する5カ月以上の離脱者が出た場合に限り、移籍市場閉幕後もスペイン国内クラブからか、あるいは無所属の選手を獲得できるという“特例”規定を利用して、緊急補強に乗り出した。
そのバルセロナはスペインサッカー連盟(RFEF)から許可を得ると、20日にレガネスからブラースヴァイトを契約解除金1800万ユーロ(約22億5000万円)を支払って獲得したことを発表。2024年6月までの契約を結び、契約解除金3億ユーロ(約375億円)の設定も明らかにされた。
今シーズンのラ・リーガで残留争いを強いられるなか、バルセロナによる急転直下のエースストライカー引き抜きに直面したことを受け、オルテガ氏はコメント。不公平さも否めないルールをこう批判している。
「声を上げたい。我々は非常に深刻なダメージを受けた」
「長期的の負傷離脱者を出したクラブの一方的に実行できる現在のルールは到底理解できないものだ。他クラブの問題を押し付けられるものに過ぎない」
「このルールはクラブ間で相互合意した場合に限り、適応できるものであるべき。しかし、今はクラブ間の公平性がない」
「今の我々は取り返しのつかないダメージを受けたが、全ての力を費やしていく所存だ。ルールは公平がなく、バルセロナがそれに付け入れ、利益を得たのだ」
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