モウリーニョ、劇的勝利掴んだチームのメンタリティを称賛! “2ゴール”のDFへのイジリも忘れず
2020.02.17 17:05 Mon
トッテナムを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、劇的勝利となったアストン・ビラ戦で見せたチームのメンタリティを称賛している。イギリス『フットボール・ロンドン』が指揮官の会見コメントを伝えた。
試合は開始早々にDFトビー・アルデルヴァイレルトのオウンゴールで先制を許すが、前半半ばのセットプレーの場面でそのアルデルヴァイレルトが名誉挽回の豪快なボレーシュートで同点ゴールを記録。さらに、前半終了間際にはFWステーフェン・ベルフワインが倒されて得たPKの流れからFWソン・フンミンが逆転ゴールを奪った。
しかし、後半立ち上がりに今度は相手のセットプレーから同点ゴールを許すと、以降は攻勢を仕掛けながらも相手GKペペ・レイナの再三に渡る好守に阻まれ、勝ち越しゴールを奪うことができない。それでも、試合終了間際の94分に相手DFのトラップミスを見逃さず、裏へ抜け出したソン・フンミンがGKとの一対一を制し、劇的な3-2の勝利を飾った。
「全体的にミスが目立つパフォーマンスだった。個々の試合への入り方が悪く、チーム全体としても悪い入りになった。それでも、全体的には素晴らしいメンタリティ、パーソナリティ、勝利への渇望を示した素晴らしいフットボールを見せてくれたと思う」
「個人的には私の就任以降、最も多くのチャンスを作り出した試合だったと思う。実際、我々は多くの決定機を創出した。偶然訪れたチャンスだけでなく、自分たちのアクションを通じて多くのチャンスを作り出した美しいフットボールだった」
「だからこそ、単なる勝利以上に満足している。もちろん、後半多くのチャンスを逃し続けて2-2のスコアで試合が終わっていれば、ここで文句を言っていたはずだ。それでも、何とか94分にゴールを挙げることができた」
また、公式戦5試合連続ゴールとなる2ゴールを挙げてチームを勝利に導いたソン・フンミンに関して、ポルトガル人指揮官は選手本人と同様に、まだまだベストフォームではないことを認めている。
「ソンとルーカスの問題については、彼らが毎試合90分間プレーせざるを得ない状況が続いていることだ。それはチームとしての問題であり、彼らが燃料を使い切ってしまった場合、我々はトラブルに見舞われる」
「それでも彼らのプレーヤーとしてのクオリティ、チームに対する姿勢は疑いなく素晴らしいものだ。だからこそ、私は彼らに満足している」
「ハリー(・ケイン)の不在は明らかにチームに困難を与えており、とりわけプレミアリーグの戦いにおいて顕著だ。そのため、我々は別のやり方でフットボールをプレーする必要がある」
最後に、今月14日に第2子となる長男の出産に立ち会い、この試合ではオウンゴールを含む2失点に関与した一方、愛息に捧げるゴールを決めたアルデルヴァイレルトに関する質問を受けたモウリーニョ監督は、「娘と息子にゴールを捧げた」とジョークを交えて言及している。
「彼にとっては奇妙な試合になったと思う。彼はこの試合で2つのゴール(オウンゴールを含む)を決めたのだからね。彼はその2つの素晴らしいゴールを(第1子の)娘と息子に捧げた」
「だから、今日のゴールと勝利を祝うべきだと思うよ。彼はあまり多くのゴールを決めるタイプではないからね。ただ、そのひとつがオウンゴールだったことは忘れるべきだ」
この勝利で今季初の3連勝を飾ったトッテナムは4位チェルシーとの暫定勝ち点差を「1」に縮めることに成功。そして、18日のチャンピオンズリーグ(CL)のRBライプツィヒ戦を挟み、次節はそのチェルシーとのダービーに挑む。
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トッテナムは16日、敵地ビラ・パークで行われたアストン・ビラ戦を3-2の逆転勝利で飾った。ウィンターブレーク前に行われた前節のマンチェスター・シティ戦で会心の勝利を手にしたトッテナムは、得意とする昇格組相手のアウェイゲームで今季初の3連勝を狙った。しかし、後半立ち上がりに今度は相手のセットプレーから同点ゴールを許すと、以降は攻勢を仕掛けながらも相手GKペペ・レイナの再三に渡る好守に阻まれ、勝ち越しゴールを奪うことができない。それでも、試合終了間際の94分に相手DFのトラップミスを見逃さず、裏へ抜け出したソン・フンミンがGKとの一対一を制し、劇的な3-2の勝利を飾った。
同試合後、モウリーニョ監督は試合を通してミスが多かったことを認めながらも、最後まで戦い抜き土壇場で勝ち点3をもぎ取ったチームのメンタリティを称賛している。
「全体的にミスが目立つパフォーマンスだった。個々の試合への入り方が悪く、チーム全体としても悪い入りになった。それでも、全体的には素晴らしいメンタリティ、パーソナリティ、勝利への渇望を示した素晴らしいフットボールを見せてくれたと思う」
「個人的には私の就任以降、最も多くのチャンスを作り出した試合だったと思う。実際、我々は多くの決定機を創出した。偶然訪れたチャンスだけでなく、自分たちのアクションを通じて多くのチャンスを作り出した美しいフットボールだった」
「だからこそ、単なる勝利以上に満足している。もちろん、後半多くのチャンスを逃し続けて2-2のスコアで試合が終わっていれば、ここで文句を言っていたはずだ。それでも、何とか94分にゴールを挙げることができた」
また、公式戦5試合連続ゴールとなる2ゴールを挙げてチームを勝利に導いたソン・フンミンに関して、ポルトガル人指揮官は選手本人と同様に、まだまだベストフォームではないことを認めている。
「ソンとルーカスの問題については、彼らが毎試合90分間プレーせざるを得ない状況が続いていることだ。それはチームとしての問題であり、彼らが燃料を使い切ってしまった場合、我々はトラブルに見舞われる」
「それでも彼らのプレーヤーとしてのクオリティ、チームに対する姿勢は疑いなく素晴らしいものだ。だからこそ、私は彼らに満足している」
「ハリー(・ケイン)の不在は明らかにチームに困難を与えており、とりわけプレミアリーグの戦いにおいて顕著だ。そのため、我々は別のやり方でフットボールをプレーする必要がある」
最後に、今月14日に第2子となる長男の出産に立ち会い、この試合ではオウンゴールを含む2失点に関与した一方、愛息に捧げるゴールを決めたアルデルヴァイレルトに関する質問を受けたモウリーニョ監督は、「娘と息子にゴールを捧げた」とジョークを交えて言及している。
「彼にとっては奇妙な試合になったと思う。彼はこの試合で2つのゴール(オウンゴールを含む)を決めたのだからね。彼はその2つの素晴らしいゴールを(第1子の)娘と息子に捧げた」
「だから、今日のゴールと勝利を祝うべきだと思うよ。彼はあまり多くのゴールを決めるタイプではないからね。ただ、そのひとつがオウンゴールだったことは忘れるべきだ」
この勝利で今季初の3連勝を飾ったトッテナムは4位チェルシーとの暫定勝ち点差を「1」に縮めることに成功。そして、18日のチャンピオンズリーグ(CL)のRBライプツィヒ戦を挟み、次節はそのチェルシーとのダービーに挑む。
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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/DFDhSbYIxF5/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Arsenal Women(@arsenalwfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2025.01.22 22:55 Wed2
【プレミアリーグ第22節プレビュー】ユナイテッドvsブライトンに、アーセナルvsアストン・ビラ! CL再開控える中での一節
先週末に行われた第21節では首位のリバプールとノッティンガム・フォレストの上位対決が痛み分けに終わるなど、上位陣がとりこぼしたなかで、ノースロンドン・ダービーを制したアーセナルが独り勝ちの形となった。 週明けにUEFAコンペティションのリーグフェーズ再開となる第22節。今節は欧州参戦組とともにマンチェスター・ユナイテッドvsブライトン&ホーヴ・アルビオン、アーセナルvsアストン・ビラの強豪対決に注目が集まる。 12位のユナイテッドは前節、最下位のサウサンプトンと対戦し、FWアマド・ディアロの後半終盤の圧巻のハットトリックによって3-1の逆転勝利。リーグ5戦ぶりの白星を挙げた。PK戦を制したFAカップのアーセナル戦に続き公式戦2連勝となったが、パフォーマンス自体は低調で引き続き気を引き締めて戦いたい。週明けには重要なヨーロッパリーグ(EL)のレンジャーズ戦を控えており、ターンオーバーの必要もあるが、難敵相手に勝ち切る上ではチーム全体でのハードワークが求められるところだ。 一方、9位のブライトンは前節、イプスウィッチ・タウン相手に2-0の勝利。MF三笘薫の8試合ぶりのゴールが決勝点となり、チームとしては9戦ぶりの白星となった。ディフェンスラインの陣容はやや手薄も、前線はMFマーチやFWウェルベックらの復帰によって選手層の厚みとともにオプションが増えており、ポジション争いの激化とともに良い形で敵地へ乗り込めるはずだ。攻守に隙がある相手に対して前線からのプレスでショートカウンターを意識しつつ、切り替えの精度で上回ってオールド・トラッフォード攻略といきたい。なお、岡崎慎司と並ぶプレミア通算14ゴールの三笘はこの試合での新記録達成も期待したい。 宿敵相手の会心の逆転勝利によって公式戦4試合ぶりの白星を挙げた2位のアーセナルは、7位のアストン・ビラとのタフな一戦で連勝を狙う。トッテナム戦では先制を許したものの、攻守両面で圧倒。得意のセットプレーとカウンターからのFWトロサールのゴールで逆転勝利を収めた。週明けのチャンピオンズリーグ(CL)はディナモ・ザグレブとのホームゲームと比較的与しやすい相手となるため、まずはこの一戦に全力を注ぎたい。 対するアストン・ビラは直近の公式戦3連勝と好調を維持。いずれの試合も1点差勝利だが、昨季の好調時の勝負強さを取り戻した印象だ。週明けのCLはやや不振のモナコとのアウェイゲームとなるが、トップ8維持へ結果を残したいところ。ターンオーバーの採用も見込まれるなか、復調のエースFWワトキンスにドルトムントからの新戦力FWマレンらのパフォーマンスに注目だ。 リーグ2戦連続ドローで足踏みの首位リバプールは曲者ブレントフォードとのアウェイゲームに臨む。1-1のドローとなったフォレスト戦はややリズムを欠いた前半の戦いが響き、後半は本領発揮の猛攻を仕掛けたものの同点に追いつくのが精いっぱい。終盤の再三の決定機もGKセルスの驚異的なセーブに阻まれた。すでにストレートインを決めている週明けのCLはリールとのホームゲームとある程度ターンオーバーも見込まれており、前節マンチェスター・シティに2点のビハインドを追いついたタフな11位のチームとのアウェイゲームに集中したい。フォレスト戦ではうまく抑え込まれたFWサラーの奮起に、途中出場で決定的な仕事を果たしたFWジョタ、目に見える結果が求められるMFソボスライらの活躍に期待したいところだ。 リーグ5戦未勝利で4位のチェルシーは17位のウォルバーハンプトンとのマンデーナイト開催の一戦で6試合ぶりの勝利を目指す。前節のボーンマス戦では一時逆転を許したなか、後半アディショナルタイムにDFリース・ジェームズが決めた直接FKで2-2のドローに持ち込んだが、試合を通してのパフォーマンスに大きな波がある点が勝ち点3を取り切れていない要因だ。今回の一戦ではMFパーマーやMFエンソ・フェルナンデスら一部主力のコンディションに不安を抱える状況での戦いとなるが、下位相手のホームゲームでの取りこぼしは許されない。 6位のマンチェスター・シティは週明けにパリ・サンジェルマンとのCLでの重要な一戦を控えるなか、降格圏の18位に沈むイプスウィッチと対戦する。前節のブレントフォード戦ではMFフォーデンの2ゴールで先行しながら、後半終盤の連続失点によって痛恨の2-2のドロー。年またぎでの公式戦連勝がストップした。本来であれば、週明けの大一番へ主力温存といきたいところだが、まずは悪い流れを払拭して弾みを付けるのが先決。2034年までの長期契約締結となったエースFWハーランドの大暴れに期待だ。 リバプールとの上位対決で連勝が「6」でストップしたフォレストは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトンと対戦。上位対決では後半は防戦一方の展開を強いられたが、守護神セルスの活躍もあって逆転まで持ち込ませなかった部分で、やはりその強さを示した。今回の試合では逆に主導権を握る展開となるだけに、リバプール戦で消化不良に終わったMFギブス=ホワイト、MFアンダーソンらボールプレーヤーの活躍がカギを握りそうだ。新体制でのリーグ戦初白星が遠いセインツでは菅原の引きつづきの先発起用とともに、MFディブリングの躍動に期待したい。 ノース・ロンドンダービーの敗戦で5試合未勝利で14位まで転落したトッテナムは、モイーズ体制2戦目で初勝利を狙う16位のエバートンと対戦。週明けにELのホッフェンハイム戦と引き続き過密日程を強いられるなか、MFビスマとFWブレナン・ジョンソンに欠場の可能性があり、引き続き苦しい台所事情に。一方で、DFベン・デイビスに復帰の可能性があり、MFグレイが本職の中盤に入るとなれば、そのパフォーマンスにも注目したい。 その他ではFWイサクが8試合連発と圧巻のパフォーマンスを見せる6連勝中のニューカッスルと、9戦無敗の8位ボーンマスとの好調対決に、MF鎌田大地を擁する15位のクリスタル・パレスと13位のウェストハムとのロンドン・ダービーも要注目だ。 《プレミアリーグ第22節》 ▽1/18(土) 《21:30》 ニューカッスル vs ボーンマス 《24:00》 ブレントフォード vs リバプール レスター・シティ vs フルアム ウェストハム vs クリスタル・パレス 《26:30》 アーセナル vs アストン・ビラ ▽1/19(日) 《23:00》 エバートン vs トッテナム マンチェスター・ユナイテッド vs ブライトン ノッティンガム・フォレスト vs サウサンプトン 《25:30》 イプスウィッチ vs マンチェスター・シティ ▽1/20(月) 《29:00》 チェルシー vs ウォルバーハンプトン 2025.01.18 15:10 Sat3
「主張できることがない」マディソンが失意…トッテナムはとうとう6試合未勝利、3連敗、15位に
勝てないトッテナム。イングランド代表MFジェームズ・マディソンが紡ぐ言葉にも力はない。イギリス『ミラー』が伝えている。 トッテナムは19日、プレミアリーグ第22節でエバートンに敗戦。前半だけで0-3となり、終盤追い上げで1点差とするも、及ばなかった。 とうとう6試合未勝利、3連敗、15位。 一部でアンジェ・ポステコグルー監督の解任も浮上するなか、この日フル出場した背番号「10」マディソンは試合後、「僕たちはかなり厳しい状況に置かれている」と語り出す。 「ハッキリ言って主張できることがほとんどない。選手層が薄くなっているのは確かだけど、今日の前半は全くもって十分ではなかった」 「ハーフタイム時のスコアが0-3だったのは、チームに負傷者がいるからじゃない。もっと強くなり、もっと守備をし、もっと粘り強く戦わなくちゃいけないというメッセージだ」 「ファンの失望も当然だよ。僕ら全員が受け止めるべきだ。とても厳しい時期だね…この逆境を乗り越えるべく、頑張らなければならない」 ELホッフェンハイム戦を挟んだトッテナムの次節は、7連敗レスター・シティとの対戦だ。 2025.01.20 15:15 Mon4
今季ワースト3連敗で6戦未勝利のスパーズ、ポステコグルー監督は機能せずの布陣変更、負傷者の状況を説明
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、今シーズンのワーストとなる3連敗を喫したエバートン戦を振り返った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。 トッテナムは19日、グディソン・パークで行われたプレミアリーグ第22節でエバートンと対戦し、2-3で敗れた。 ファーストチーム登録の10選手を負傷で欠く苦しい台所事情のなか、この試合では見慣れない[3-4-2-1]の布陣でスタート。しかし、立ち上がりから相手の圧力を受けると、12分と30分、前半アディショナルタイムに3失点。 迎えた後半、FWリシャルリソンの投入で[4-3-3]に布陣を戻したが、流れは好転させられず。後半半ばを過ぎてFWマイキー・ムーアの投入でリズムを掴むと、MFデヤン・クルゼフスキ、リシャルリソンのゴールで1点差まで詰め寄ったが、デイビッド・モイーズ新体制2試合目のトフィーズに初白星を献上。これで6戦未勝利のチームは15位に転落した。 同試合後、ポステコグルー監督は厳しい台所事情で苦肉の策として用いたシステム変更を含め、自身の采配が厳しい前半のパフォーマンスをもたらしたと反省の弁を述べた。 「前半は良くなかった。そのほとんどは私のせいだと思う。チームを変え、構造を変えた。プレーヤーの可用性という点でいくつかの挫折があり、試合をコントロールするのに苦労し、エバートンにそれを利用させてしまった。明らかにハーフタイムには山を登らなければならなかった。プレーヤーは最後まで頑張り続けたが、結局は及ばなかった」。 「私には11人の健康なプレーヤー(皮肉)がおり、それ(布陣変更)は我々が現時点でプレー可能なプレーヤーを構造に適合させる方法を見つけようとする方法だった。プレーヤーは十分に努力したが、うまくいかなかった」 この試合では直近のノースロンドン・ダービーからFWドミニク・ソランケ、FWブレナン・ジョンソン、MFイヴ・ビスマの3選手が負傷によって欠場。その3選手に関してはビスマが週末のレスター・シティ戦で復帰の可能性はあるものの、アタッカー2人は数週間の離脱となる見込みであることを明かした。 「ドム(ソランケ)に関してはよくあることで、彼は自分でシュートを打とうとして(ヒザを)捻っただけで深刻なものではないと思うが、私が聞いたところによると、この段階ではおそらく数週間だ」 「(ブレナン・ジョンソンは)おそらく3週間か4週間だ。先日のアーセナル戦の後半に彼は痛めた。ビスは打撲を負っているが、来週末には回復することを期待している」 この緊急事態を受けて、今冬の移籍市場ではGKアントニン・キンスキーに続く複数名の新戦力補強が急務となる。 そのリクルートの動きについて問われた指揮官は「クラブも我々の状況をよく理解していて、最善を尽くしてくれていると思う。私が知る限り、現時点で差し迫ったことは何もないが、今から移籍期間の終わりまでに何かが起こることを期待している」と、具体的な段階には進んでいないものの選手獲得の可能性を認めている。 最後に、泥沼の状況が続くなかで逆境を乗り越えるためのモチベーションについて問われると、リーグ戦では厳しい状況ながら3つのカップ戦を含めタイトル獲得への意欲を示した。 「(モチベーションは)たくさんある。クラブ、ファン、シーズン。今シーズンはまだ4つの大会に残っている。カラバオカップでは準決勝に進み、ヨーロッパのビッグゲームが2つ控えており、FAカップもまだ残っている。リーグの順位は控えめに言っても決して良いとは言えねいし、それを改善する必要がある」 「そうすれば、最終的には(負傷から)プレーヤーが戻ってくる。これを乗り越えるモチベーションを我々は持っているし、プレーヤーが戻ってきた時に、今シーズンから何か大きな成果を上げることができるはずだ」 2025.01.20 15:05 Mon5