セリエA最下位のSPAL、セリエCからセリエA昇格に導いたセンプリチ監督解任…

2020.02.10 19:55 Mon
Getty Images
SPALは10日、レオナルド・センプリチ監督(52)の解任を発表した。

SPALはセリエA復帰3年目となった今季、開幕から極度の不振に喘ぐと、第23節終了時点で4勝3分け16敗の最下位に低迷。

先月半ば過ぎの第20節ではアタランタ相手に金星を挙げたが、前節のサッスオーロ戦で3連敗を喫したことで、クラブは約5年間チームを率いていたセンプリチ監督の更迭を決断した。
2014年12月にSPALの指揮官に就任したセンプリチ監督は、当時レガ・プロ・ジローネB(イタリア3部)に所属していたチームを率い、2015-16シーズンに1位となりセリエBへ昇格。そのシーズンにはセリエB優勝まで果たし、セリエA昇格を決めていた。

1967-68シーズンぶりとなるセリエA挑戦となった2017-18シーズンは17位でセリエA残留を果たすと、昨季は一度も降格圏に沈むことなく13位でフィニッシュ。2季連続セリエA残留に導いていた。
なお、イタリア『Tuttomercatoweb』など複数メディアが伝えるところによれば、センプリチ監督の後任には2013年から2019年までU-21イタリア代表を率いていたルイジ・ディ・ビアージョ氏(48)が就任する予定だ。

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