デレ・アリが愚行! 新型コロナウイルス流行を受けアジア人を揶揄する人種差別行為…
2020.02.09 22:31 Sun
トッテナムに所属するイングランド代表MFデレ・アリが新型コロナウイルスの流行を受け、アジア人への人種差別行為を疑われる愚行を犯した。イギリス『デイリー・スター』が伝えている。
中国をはじめとし、世界中に感染が広がっている新型コロナウイルス。8日時点で新型肺炎の死者は720人を超え、感染者は3万5000人近くに増えるなど、世界規模での対応が求められる非常事態となっている。
その中でヨーロッパやアメリカ大陸などでは、中国人を中心にアジア人に対する人種差別行為が確認されているが、フットボール界において世界的なスターとして認知されるデレ・アリが非常に残念な行動に出ていたことが判明した。
『デイリー・スター』は今回、デレ・アリがスマートフォン向けの写真共有アプリ『Snapchat』で友人に送ったとされる短い動画を公開した。
デレ・アリは6日、イギリスのヒースロー空港で友人と共にドバイへ向かうため空港内のラウンジで時間を潰していた。
その後、自身の座っていたテーブルに置かれた消毒用のハンドウォッシュを映すとともに、「ウイルスは俺を捕まえるためにはもっと速く動かなければならない」とのキャプションを付けていた。
そして、この動画がSNS上に流出したことで、同選手を人種差別と糾弾する声が多く上がり、デレ・アリは当該投稿を削除。さらに、全面的に謝罪するとともに他人を傷つける意図はなかったと釈明した。
ただ、今回の悪ふざけは到底容認されるべきものではなく、今後クラブやイングランドサッカー協会(FA)から厳しい処分が科される可能性が想定される。
中国をはじめとし、世界中に感染が広がっている新型コロナウイルス。8日時点で新型肺炎の死者は720人を超え、感染者は3万5000人近くに増えるなど、世界規模での対応が求められる非常事態となっている。
その中でヨーロッパやアメリカ大陸などでは、中国人を中心にアジア人に対する人種差別行為が確認されているが、フットボール界において世界的なスターとして認知されるデレ・アリが非常に残念な行動に出ていたことが判明した。
デレ・アリは6日、イギリスのヒースロー空港で友人と共にドバイへ向かうため空港内のラウンジで時間を潰していた。
そして、フェイスマスク姿のデレ・アリは、「Corona whatttttt。ボリュームを大きくして聞いてね」と小声で話しながら、ラウンジにいた中国籍と思われる男性を無断で撮影。男性が電話をかけていて撮られていることに気が付かなかったことで、デレ・アリはカメラをズーム。
その後、自身の座っていたテーブルに置かれた消毒用のハンドウォッシュを映すとともに、「ウイルスは俺を捕まえるためにはもっと速く動かなければならない」とのキャプションを付けていた。
そして、この動画がSNS上に流出したことで、同選手を人種差別と糾弾する声が多く上がり、デレ・アリは当該投稿を削除。さらに、全面的に謝罪するとともに他人を傷つける意図はなかったと釈明した。
ただ、今回の悪ふざけは到底容認されるべきものではなく、今後クラブやイングランドサッカー協会(FA)から厳しい処分が科される可能性が想定される。
デレ・アリの関連記事
トッテナムの関連記事
プレミアリーグの関連記事
|
デレ・アリの人気記事ランキング
1
ラインデルス1G1Aのミランが2戦連続の逆転勝利! デレ・アリ退場デビューのコモは指揮官セスクも退場で惜敗…【セリエA】
セリエA第29節、ミランvsコモが15日にサン・シーロで行われ、ホームのミランが2-1で逆転勝利した。 前節、レッチェ相手に2点差を引っくり返す逆転勝利を収めてリーグ連敗を「3」でストップした9位のミラン。連勝を目指した今節は13位のコモをホームで迎え撃った。コンセイソン監督はその前節から先発2人を変更。サスペンション明けの守護神メニャンが復帰し、アレックス・ヒメネスに代わってレオンが起用された。 立ち上がりから攻勢を仕掛けたミランは開始4分にビッグチャンスが舞い込む。左サイドを崩してテオ・エルナンデスから逆サイドで横パスを受けたムサが冷静にGKを右にかわして無人のゴールへ右足シュートを放ったが、これを枠の左に外してしまった。 その後もレオンの個人技を活かして左サイドを起点に幾度も良い形を作り出したが、時間の経過とともにコモにボールを握られると、前半半ばを過ぎて完全に押し返された。 32分のニコ・パスの決定機は絶妙な飛び出しで間合いを潰したGKメニャンの好守で凌いだが、直後の33分には中央を崩されてボックス内のニコ・パスのマイナスの落としにペナルティアーク付近で反応したダ・クーニャに左足ダイレクトシュートをゴール左下隅の完璧なコースに決められた。 ホームで先制を許したなか、前半のうちに追いつくべく攻勢を強めたミランだったが、アタッキングサードで効果的なプレーを見せられず。序盤以降は決定機まで持ち込めず、攻めあぐねる状況で試合を折り返した。 迎えた後半、コンセイソン監督はテオとボンドを下げてアレックス・ヒメネス、フォファナをハーフタイム明けに同時投入した。立ち上がりの50分にはコモのカウンターに晒されてダ・クーニャに再びゴールネットを揺らされたが、際どいオフサイド判定で事なきを得たホームチーム。 この直後にはムサを下げてフェリックスを投入すると、この交代直後にスコアが動く。53分、左サイドで押し込んでラインデルスのスルーパスに抜け出したプリシックがボックス左から腰の捻りを利かせた左足シュートを逆のサイドネットに流し込み、良い時間帯に追いついた。 ここから畳みかけたいロッソネリだったが、コモも簡単に主導権は譲らない。失点後もニコ・パス、ダ・クーニャとミドルレンジのシュートで応戦。拮抗した攻防が繰り広げられていく。 やや攻撃が停滞し始めたなか、68分にはサンティアゴ・ヒメネスを下げてエイブラハムを最前線に投入すると、この交代策が逆転ゴールをもたらす。75分、前線で足元への縦パスを収めたエイブラハムが絶妙なスルーパスをボックス右に走り込むラインデルスに通す。オランダ代表MFは冷静にGKの重心を確認し、ニア下へ右足シュートを流し込んだ。 2試合連続で試合を引っくり返したミランはこの直後にレオンを下げて負傷明けのロフタス=チークを投入。これに対してセスク監督はゴールスコアラーのダ・クーニャに代えて、新天地デビューとなるデレ・アリを投入した。 すると、この交代策が結果的に勝負を決定づけてしまった。90分、ロフタス=チークの突破を後方から止めようとしたデレ・アリの足裏がふくらはぎ付近に直撃。当初はイエローカードもオンフィールド・レビューの結果、カードの色が赤に変わって元イングランド代表MFのデビュー戦はわずか10分での退場となった。 さらに、フラストレーションを溜めたセスク監督も退席処分となったなか、冷静に逃げ切ったミランが苦しみながらも2試合連続の逆転勝利で連勝を飾った。 ミラン 2-1 コモ 【ミラン】 クリスチャン・プリシック(後8) タイアニ・ラインデルス(後30) 【コモ】 リュカ・ダ・クーニャ(前33) 2025.03.16 04:09 Sun2
ファティの獲得噂も「今は何もない」とコモのセスク監督、練習参加中のMFデレ・アリには「かつての姿に戻れることを願っている」
コモのセスク・ファブレガス監督が、1月の補強の噂やトレーニング参加中の元イングランド代表MFデレ・アリに触れた。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 指揮官1年目のセスク監督のもと、セリエA昇格組としてシーズンを戦っているコモ。昨夏は、元フランス代表DFラファエル・ヴァラン(引退)、元スペイン代表MFセルジ・ロベルトらビッグネームも含め積極的に補強を行った。 1月の移籍市場でもすでに3選手を迎え入れているなか、バルセロナでメンバー外が続くスペイン代表FWアンス・ファティ(22)が獲得候補として噂に。だが、20日のセリエA第22節アタランタ戦に向けた会見に臨んだセスク監督はこの話を否定している。 「半年前に彼について尋ねたことはあるが、今は何もない」 また、今シーズンはフリーの状態が続き、再起を目指して先月末から練習参加しているデレ・アリにも言及。チームに加わる可能性について見解を示した。 「彼は我々と一緒に取り組んでいるが、長い間試合に出場していない。チームの空気を吸うために戻ってきた。マルベーリャ(遠征合宿)ではチームと一緒に少し取り組んだが、彼を連れていってほしいというクラブからの要請だった。様子を見よう」 さらに、元イングランド代表MFを戦力として考えた場合の起用法にも触れた指揮官。昨夏レアル・マドリーから加入した20歳の主力で、トップ下を主戦場とするアルゼンチン代表MFニコ・パスの代わりを務められるかもしれないと考えている。 「我々にとって非常に重要な選手であるニコ・パスのような役割になると考えている。我々は彼を助けるためにここにいて、かつての姿に戻れることを願っている」 2025.01.18 22:50 Sat3
コモがデレ・アリと正式契約を発表!1年半契約を締結
コモは19日、元イングランド代表MFデレ・アリ(28)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は2026年6月30日までで、1年間の延長オプションが付随している。 デレ・アリの獲得にあたり、クラブは以下のような声明を発表している。 「クラブはデレ・アリの卓越した才能を認めており、彼をチームに迎え入れることに興奮している。目標は、彼が徐々にチームに溶け込めるような好ましい環境を提供することだ。すぐにパフォーマンスを期待することはできないが、クラブの若い才能のコーチ役として、ピッチ内外で大きな貢献をしてくれると確信している」 「クラブはデレ・アリのポテンシャルを信じているし、彼のベストフォームを取り戻す手助けをすることに全力を注いでいる。彼の経験とリーダーシップは間違いなくチームに役立つだろう」 「彼の豊富な経験は、チームをさらなる高みへと導くだろう。クラブは彼がピッチ内外でポジティブな影響を与えてくれることを楽しみにしている」 プロキャリアをスタートしたMKドンズでまばゆい輝きを放ち、ステップアップを遂げたトッテナムでは、マウリシオ・ポチェッティーノ率いる近年のクラブ全盛期をけん引したデレ・アリ。 一時はレアル・マドリーを始め、国内外のメガクラブからの関心を集め、フランク・ランパードやスティーブン・ジェラードに続くイングランド屈指の攻撃的MFへの成長も期待された。 だが、2018-19シーズン辺りから細かい負傷やパフォーマンスの低下に加え、以前から懸念された素行問題が目立つようになると、2022年1月には構想外のトッテナムを離れてエバートンへ完全移籍。しかし、その新天地でもかつての輝きを取り戻せず、2022-23シーズンはトルコのベシクタシュにレンタル移籍も構想外の扱いを受け、マージ―サイドに帰還した。 その後、2023-24シーズン限りでエバートンとの契約が満了し、現在までフリーの状態が続いていた。 2025.01.20 08:30 Mon4
デレ・アリ、恩師ポチェッティーノとの意外な過去を明かす「最初は嫌われていた」
▽トッテナムに所属するイングランド代表MFデレ・アリが恩師、マウリシオ・ポチェッティーノ監督との意外な過去を明かした。イギリス『squawka.com』が伝えている。 ▽2015年に当時3部のMKドンズからトッテナムに加入したデレ・アリは、ここまで公式戦105試合に出場し、35ゴール25アシストを記録。2シーズン連続でPFA年間最優秀若手選手賞に輝いた若き逸材は、21歳の若さながらイングランド代表の中心を担い、レアル・マドリーらメガクラブの関心を集めるなど、スパーズでワールドクラスへの階段を順調に駆け上がっている。 ▽しかし、スパーズ加入当時、無名な若手の1人であり、若さゆえの独善的なプレーも多かったデレ・アリは、ポチェッティーノ監督から嫌われていたことを明かした。 「2015年にスパーズと契約したとき、練習場の周辺を見て回っていたんだけど、そのとき彼(ポチェッティーノ)はスペインに居たんだ」 「プレシーズンの時期に戻ってくるまで、一度も彼と会うことはなかった。彼が自分に関してどのように考えているかわからなかったから、かなり難しかったよ」 「最初に会った時は、ヘスス・ペレス(アシスタントコーチ)を交えてのものだった。彼らはスペイン語で話した後、ヘススが僕に対して、『彼(ポチェッティーノ)は君のことがあまり好きではなかった』と言ってきたんだ」 「そのときに監督は僕の反応を見ていたけど、僕は何も言うことができなかったよ。でも、ヘススはその後に一呼吸置いてから、『でも、彼は今君のことを愛している』と言ってくれたよ」 ▽これまで多くの若手を一流選手に育て上げてきたポチェッティーノ監督は、ピッチ外での行動など誤解されやすいタイプのデレ・アリにあまり良い印象を持っていなかったようだ。しかし、実際に接してみてその才能と憎めない性格をすぐさま気に入り、以降は親子のような良好な関係を築いている。 2017.10.16 06:41 Mon5
“裏”ナイジェリア代表はイングランド色強め? 多重国籍選手でチームを組んでみた【裏イレブン】
日本代表にはあまりいない二重国籍選手。しかし、世界に目を向ければ、多くの選手が二重国籍であり、代表クラスの選手ともなれば、その決断を迫られる時がやってくる。 世代別の代表チームからA代表になる際にその決断の瞬間は訪れるが、中には世代別代表から変わらずに代表活動を続ける選手も多い。 今回は、ナイジェリア代表だったかもしれない選手たちをピックアップ。“裏”ナイジェリア代表として、2つ目の国籍としてナイジェリアを持ち、別の国の代表チームで活動する選手たちを並べたところ、そうそうたるメンバーが揃った。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJvYnk4R0JEZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> ナイジェリア代表には、リールのFWヴィクター・オシムヘンやインテルのMFヴィクター・モーゼス、エバートンのFWアレックス・イウォビなどがいる。 一方、ナイジェリア代表だったかもしれない選手にはトッテナムのMFデレ・アリ(イングランド)やチェルシーのFWタミー・エイブラハム(イングランド)などイングランド人が多い印象。その他にも、イタリア、ドイツ、スイスなどで活躍する選手が多い。 ◆“裏”ナイジェリア代表 GK ギャビン・バズヌ(18/マンチェスター・シティ/アイルランド) DF マヌエル・アカンジ(24/ドルトムント/スイス) フェリックス・ウドゥオカイ(22/アウグスブルク/ドイツ) アンジェロ・オグボンナ(32/ウェストハム/イタリア) MF デレ・アリ(24/トッテナム/イングランド) フィリップ・ビリング(23/ボーンマス/デンマーク) ノア・オカフォル(20/ザルツブルク/スイス) アデモラ・ルックマン(22/RBライプツィヒ/イングランド) ブカヨ・サカ(18/アーセナル/イングランド) FW タミー・エイブラハム(22/チェルシー/イングランド) ドミニク・ソランケ(22/ボーンマス/イングランド) 2020.06.10 23:00 Wedトッテナムの人気記事ランキング
1
ロビー・キーンのハットにピルロが芸術FK弾! スパーズがミランとのレジェンズマッチに快勝
23日、トッテナム・ホットスパーとACミランのレジェンズマッチがトッテナム・ホットスパースタジアムで行われ、スパーズ・レジェンズが6-2で勝利した。 試合の収益がトッテナム・ホットスパー財団に寄付されるチャリティーマッチ。 スパーズのクラブOBで構成されたスパーズ・レジェンズにはテディ・シェリンガム、レドリー・キング、ロビー・キーン、ジャーメイン・デフォー、ディミタール・ベルバトフ、アーロン・レノン、エウレリョ・ゴメスといった元選手たちが参戦。 一方、ミランのOBで攻勢されたACミラン・グロリエではジダ、カフー、アンドレア・ピルロ、マッシモ・アンブロジーニ、セルジーニョといった元選手たちが参戦した。 試合は立ち上がりからスパーズペースで進むと、豪華な攻撃陣が序盤から躍動。レノンのお膳立てからキーンが開始9分に先制点を挙げると、18分にはデフォーが現役さながらの鋭い振り抜きからのミドルシュートを突き刺して追加点。 以降も攻勢を続けるホームチームはサンドロに代名詞の弾丸ミドルシュートでゴールが生まれると、40分には再びレノンのお膳立てからキーンがハットトリック達成を達成。スパーズが5-0のスコアで前半を終えた。 互いにメンバーを入れ替えて臨んだ後半は1ゴールずつを奪い合ったなか、終盤に稀代の名プレースキッカーに大きな見せ場が訪れる。83分、ボックス手前右の位置で得たFKの場面でピルロが右足を振り抜くと、スピード・コース申し分ない完璧な直接FKがゴール右上隅に決まった。 その後、試合はタイムアップを迎え、スパーズがN17でのレジェンズマッチに快勝した。 スパーズ・レジェンズ 6-2 ACミラン・グロリエ 【スパーズ】 ロビー・キーン(前9、前18、前40) ジャーメイン・デフォー(前14) サンドロ・ラニエリ(前34) マイケル・ブラウン(後31) 【ミラン】 クリスティアン・ザッカルド(後18) アンドレア・ピルロ(後38) <span class="paragraph-title">【動画】スパーズvsミランのレジェンズマッチのハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/lQ9LUFyrChM?si=gwslXny2PPDqjVA6" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2025.03.24 08:35 Mon2
「僕が何をしたってあの男は…」トッテナムで主力に成長のDFスペンス、かつての指揮官コンテから受けた冷遇振り返り「謙虚になりすぎた」
トッテナムで活躍するイングランド人DFジェド・スペンスは、これまで正当な扱いを受けていなかったと不満を漏らした。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。 2022年夏に、ミドルズブラからトッテナム加入を果たしたスペンス。しかし当時の指揮官だったアントニオ・コンテ監督からは冷遇され、チームで居場所を得られず。その後、2023年夏からクラブにはアンジェ・ポステコグルー監督が就任したが、ここでも信頼を掴めなかったことでレンタル移籍が続いていた。 昨夏トッテナムへ復帰するも、ポステコグルー監督からの評価は上がらぬまま、序盤はベンチが定位置に。それでも、負傷者続出の影響もあってシーズン中盤から出場機会を掴むとついに真価を発揮し、ここまで公式戦24試合2ゴール2アシストを記録している ファンからの評価も鰻登りのスペンスだが、やはりこれまで受けていた扱いには不満だった様子。元イングランド代表DFであるリオ・ファーディナンド氏との対談の中でスペンスは、トッテナムでのこれまでのキャリアを振り返り不満を口にしつつ、ようやく掴んだ現在の充実をキープしたいと意気込んでいる。 「(コンテ監督からの扱いに)良い気分ではなかった。特にあの時、クラブにやって来た時は自信に満ち、興奮していたんだ。前所属先で昇格を勝ち取ったばかりだったしね」 「そこから、レンガの壁にぶつかったような気分になった。自信も少し打ち砕かれてしまったよ。僕は若い選手だったし、(望む補強ではなかったと)監督から聞いて良い気分にはなれないさ」 「その時は、くだらないと思っていた。良い気分でもなかった。練習に行く時だって『自分は何をやっているんだろう』と思っていたよ。僕が何をしたって、あの男(コンテ)は何も喜んでいなかったと思う」 「だから、たとえ正しいことをしたとしても、『自分は正しいことをしたのか?』という感じだった。彼はあまり褒めてくれる男ではないからね」 「監督からの評価なんて必要ないって思うようになるんだ。何があっても『あぁ』となるだけだ。彼と会話したのは、おそらく1回だけだった」 「そこから新しい監督が来れば、『よし、全員に公平なチャンスが与えられるはずだ。彼(ポステコグルー)は全員に目を向けてくれる』と思うものだろう。でも、僕の扱いを見れば本当にそうだったとは思わない。それもフットボールというゲームの一部だけどね。公平ではないんだ」 「ポステコグルー監督は基本的に、クラブから出て違うところでプレーする必要があると言っただけだった。そしてそれが、僕がリーズに行くことになったきっかけでもある」 「自分に相応しいと思うチャンスが得られないこともあるさ。でも、僕は常に自分が十分に優れていると理解していた。人々は『彼が2度目のチャンスを得て、うまくやっているのは良いことだ』と言う。でも、僕に最初のチャンスが本当にあったとは思わない」 「これこそ僕の最初のチャンスであり、それを掴んだんだ。一生懸命努力し、一貫性を保ち、準備ができていたことを嬉しく思う」 「(トッテナム加入時は)謙虚になりすぎたせいで、自分を犠牲にしていたとも思う。何もせず、何も言わなければ、物事は自然に起こると思っていたんだ。でも、時には自分を表現しなくてはならない」 「トッテナムでの最初の年、ここはトッテナムだからと考え、選手や周囲に少し敬意を払いすぎたと思う。(ミドルズブラからレンタル移籍していた)ノッティンガム・フォレストを出て、来たのはプレミアリーグのトップ6だ。『ふー、これはすごい』と思っていた」 「でも、彼らに敬意を払いすぎたせいで、自分らしくいられなかった。僕がそこに行ったとき、ハリー・ケインやソニー(ソン・フンミン)のような大物たちを見て、誰の足も踏みたくなかったんだ」 「でも、そうやって自分の本来あるべき姿を表現しなかったのが、おそらく僕の最大の失敗だった。今シーズンはそれが変わったと言えるね。もう無駄にする時間はない。取りに行かなければならない。今がその時だ」 2025.03.25 18:45 Tue3
ビッグクラブが関心の19歳新星FWディブリング、サウサンプトンは194億円以上を要求か
サウサンプトンはU-21イングランド代表FWタイラー・ディブリング(19)の獲得を目指すクラブに対し、巨額の移籍金を要求する構えのようだ。 8歳でセインツの下部組織に入団したディブリングは、2022年7月下旬にチェルシーの下部組織へ移籍するも、約1カ月でセインツに復帰していた。昨季ファーストチームデビューを飾ると、今季はプレミアリーグに昇格したチームの中で大きく飛躍。チームは最下位に低迷するものの、各試合でインパクトを残しここまでプレミアリーグ25試合出場で2ゴールを挙げている。 プレミアリーグ29試合終了時点で9ptと断トツの最下位のセインツ。来季の降格が濃厚となっており、注目株であるディブリングの今夏の去就に注目が集まっているが、移籍には高いハードルがある模様。 イギリス『テレグラフ』によれば、契約を2027年6月まで残すセインツはディブリングを安価で手放すつもりはなく、1億ポンド(194億円)以上の移籍金を要求する構えだという。 昨年9月にU-19イングランド代表入りを果たし、その2カ月後に飛び級でU-21イングランド代表入りした将来を嘱望されるタレントには、現在マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、バイエルン、リバプール、トッテナムといった多くのビッグクラブが定期的にスカウトを派遣するなど、獲得に関心を締めている。 2025.03.27 12:00 Thu4
アトレティコがベンタンクールに関心か? 指揮官シメオネ好みのピボーテ
アトレティコ・マドリーがトッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクール(27)に関心を示しているようだ。スペイン『レレボ』が報じている。 来シーズンに向けて補強計画を立てるアトレティコは、右サイドバックに加え、元フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの去就次第で緊急性が高まる前線の補強とともにピボーテの獲得を優先事項としている。 現在、チームではアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウル、スペイン代表MFパブロ・バリオスがファーストチョイスとなっているが、元スペイン代表MFコケは33歳という年齢に近年はケガも増えており、イングランド代表MFコナー・ギャラガーも同ポジションでの評価はいまひとつで、補強の必要性がある。 そんななかで有力な候補に挙がっているのが、ベンタンクールだ。 現時点で本格的な交渉は行われていないものの、コルチョネロスは6月に向けて水面下での交渉を進めているという。 2022年1月にユベントスから加入したベンタンクールは、前十字じん帯損傷の重傷や同僚ソン・フンミンへの人種差別的な発言による出場停止処分を除きスパーズの主力としてプレー。 クラブは2026年までの現行契約を延長する意思がある一方、U-21イングランド代表MFアーチー・グレイが本来の中盤でプレーする場合、売却最有力のマリ代表MFイヴ・ビスマとともにオファー次第で売りに出す可能性は十分にある。 ウルグアイ人らしい闘争心含め、プレースタイル的にディエゴ・シメオネ監督の求めるプロフィールの持ち主と言えるが、ここから具体的な動きに発展していくか、注目が集まるところだ。 2025.03.24 14:30 Mon5