移籍するならクラブに利益を! FWヒメネス「ウルブスが売却をする場合…」

2019.12.11 17:00 Wed
Getty Images
ウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが、キャリア向上への意欲を覗かせている。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
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母国クラブ・アメリカでプロキャリアをスタートしたヒメネス。2014年にアトレティコ・マドリーへ加入したが、出場機会に恵まれず、翌年にベンフィカへ完全移籍した。その後、2018年夏に1年間のレンタル移籍でウルブスに渡り、昨シーズンは公式戦44試合に出場し、17得点8アシストを記録。昇格組ながらプレミアリーグで7位、FAカップでは準決勝まで進出するなど、チームの躍進に大きく貢献した。このような活躍にウルブスは、ヒメネスをクラブ史上最高額の3000万ポンド(約42億3000万円)で完全移籍に移行。それに応え、今シーズンはここまで公式戦27試合に出場し15得点7アシストをマーク。プレミアリーグでは強豪を抑え、現在は6位に位置している。
そのヒメネスはウルブスに満足感を示しつつも、ステップアップには前向き。それでも移籍する場合は、クラブに利益をもたらしたいと主張している。

「僕にとって一番重要なことは、前に進み続けることだ」
「ウルブスには満足しているよ。でも、常にもっと高みを目指しているんだ。そのために戦い続けなければならないね。今シーズンは僕にとってキャリアハイの年になると思うけど、もっと突き進みたいね」

「トップ6のクラブならどこに行きたいか父に聞かれたんだ。僕は5位(発言時の5位はウルブス)のチームだと言ったよ。僕たちはトップ6と言われる様々なクラブより上位にいる。素晴らしいことだね」

「ただ、(移籍の可能性があるのなら)ウルブスや他のクラブとの条件は見なければならないし、合うかどうかは考えなければならない。常にキャリアを向上させたいと思っているからさ」

「ウルブスは僕の獲得に3000万ポンドを惜しまなかった。クラブが僕を売却する時、それ以上になるように働き続けるよ。スペインに戻る可能性も否定しない。良い思い出があるんだ。前はあまりプレーできなかったから、もう一度ラ・リーガに挑戦したいね」


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