ボルドーに逆転勝利のマルセイユがリーグ戦6連勝で首位を追走!《リーグ・アン》

2019.12.09 06:58 Mon
Getty Images
酒井宏樹所属のマルセイユは8日、リーグ・アン第17節でボルドーと対戦し、3-1で勝利した。酒井はフル出場している。
PR
4連勝中の2位マルセイユ(勝ち点31)が、5戦負けなしの3位ボルドー(勝ち点26)をホームに迎えた上位対決。首位追走に負けられないマルセイユは、前節のアンジェ戦からスタメンを2人を変更。前節、左肩を負傷し途中交代した酒井は4バックの右で先発している。
立ち上がりから拮抗した展開となった上位対決は、アウェイのボルドーが均衡を破る。31分、ドゥ・プルヴィルからのパスをボックス手前のマジャがワンタッチで落とすと、バイタルエリア中央に走り込んだアドリがダイレクトシュートをゴール右に突き刺した。

先制を許したマルセイユだが、後半立ち上がりにセットプレーからチャンスを迎える。48分、パイエの右CKをゴール左手前に走り込んだアマヴィがヘディングで叩き込み、マルセイユが試合を振り出しに戻した。

後半開始早々に追いつかれたボルドーは、57分にアドリを下げてファン・ウィジョを投入。しかし、再びスコアを動かしたのはホームチームだった。
マルセイユは60分、相手GKがボックス手前の選手へパスを送ると前線からハイプレスを仕掛ける。これがオタヴィオのクリアミスを誘うと、ボックス手前でカットしたサンソンがワンフェイントで相手DFをかわし右足一閃。強烈なシュートがゴール右に突き刺さった。

逆転に成功したマルセイユは、後半アディショナルタイムにも途中出場のラドンジッチがゴールネットを揺らし、3-1でボルドーに勝利。ホームで上位対決を制したマルセイユが、リーグ6連勝で首位パリ・サンジェルマンとの勝ち点差5を維持している。

PR
関連ニュース

【EL準決勝プレビュー】因縁深い2季連続対戦に、本命撃破の両雄の初対決

ヨーロッパリーグ(EL)準決勝の1stレグが2日に開催される。ファイナル進出を懸けた初戦の展望を紹介していく。 ◆準決勝1stレグ ▽5/2(木) 《28:00》 ローマ vs レバークーゼン マルセイユ vs アタランタ ◆2季連続対戦は青年指揮官対決に <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240501_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ★予想スタメン ◆ローマ◆ 【4-3-3】 GK:スヴィラール DF:カルスドルプ、マンチーニ、エンディカ、スピナッツォーラ MF:クリスタンテ、パレデス、ペッレグリーニ FW:ディバラ、ルカク、エル・シャーラウィ 出場停止:DFチェリク ◆レバークーゼン◆ 【3-5-2】 GK:コヴァル DF:コスヌ、ター、インカピエ MF:フリンポン、パラシオス、ヴィルツ、ジャカ、グリマルド FW:アドリ、シック ローマとレバークーゼンはモウリーニョvsシャビ・アロンソの師弟対決となった昨シーズンに続き、このセミファイナルで2シーズン連続の対戦となった。ただ、昨季準優勝に導いたモウリーニョの解任に伴い、今回はデ・ロッシvsシャビ・アロンソの青年指揮官対決となる。 ローマは準々決勝でミランとの同国対決に挑んだ。今季セリエAでの2戦2敗という戦績もあって下馬評では劣勢必至かに思われたが、敵地での1stレグでは公式戦7連勝中だった絶好調の相手に前体制彷彿の堅守が見事に機能し、DFマンチーニがセットプレーで奪った虎の子の1点を守り抜いてウノゼロ勝利。さらに、ホームでの2ndレグではマンチーニの2戦連発にFWディバラのゴールで2点を先行すると、DFチェリクの前半の一発退場、FWルカクの負傷交代というアクシデントに見舞われながらも2-1で勝ち切り、2戦合計3-1で下馬評を覆す準決勝進出となった。 新フォーマット移行のチャンピオンズリーグ(CL)出場を目指すセリエAの戦いではイタリアの来季5枠の出場枠が確定した中、現在はそのギリギリの5位に位置。ただ、1試合未消化で2ポイント差の6位アタランタ、3連勝の7位ラツィオとは4ポイント差で、今回のELと並行してユベントス、アタランタとの連戦を控える過酷な日程となっており、デ・ロッシ監督は難しいやり繰りを強いられている。直近のナポリ戦では数人の主力を欠く中で厳しい戦いを強いられたが、守護神スヴィラールの再三のビッグセーブとセットプレー2発で2-2のドローに持ち込んでしぶとく勝ち点1を持ち帰るなど、新体制で一体感と勝負強さを強めており、前ラウンドのミラン戦に続き下馬評では劣勢必至も昨季の再現を果たしたい。 対するレバークーゼンは前ラウンドでウェストハムと対戦。昨季カンファレンスリーグ(ECL)王者とのホームでの1stレグは後半終盤まで0-0の拮抗した展開が続いたが、途中出場のMFホフマン、FWボニフェイスがいずれもゴールを挙げるスペイン人指揮官の見事な采配によって2-0のスコアで先勝。アウェイでの2ndレグは前半序盤に先制点を奪われるなど、ハマーズの攻勢に晒されたが、後半終盤にDFフリンポンが決めた同点ゴールによって1-1のドローに持ち込み、2戦合計3-1で4強進出を決めると共に、ユベントスと並んでいた欧州5大リーグの公式戦無敗記録を「44」に更新した。 その無敗記録が示すように国内ではブンデスリーガ初優勝にDFBポカール決勝進出とシーズン3冠の可能性を残すチームは、リーグ優勝後も無敗優勝を達成すべくしっかりとした戦いを継続しており、直近のドルトムント(1-1)、シュツットガルト(2-2)との上位対決ではメンバーこそやや入れ替えながらも、いずれも後半ラストプレーで奪ったDFスタニシッチ、MFアンドリッヒの劇的同点ゴールによって無敗を継続。公式戦3戦連続ドローと勝ち切れない印象こそあるが、その強さは本物だ。 なお、レバークーゼンが最後に喫した黒星は、昨年5月11日にスタディオ・オリンピコで行われたローマとの準決勝1stレグでのものだ。同試合では63分にMFボーヴェが挙げたゴールを守り切ったホームチームがウノゼロ勝利を収めている。今回の一戦でローマが再び土を付けるのか、あるいはレバークーゼンがリベンジを果たして無敗記録を継続するのか…。 ◆本命撃破した両雄の初顔合わせ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240501_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ★予想スタメン ◆マルセイユ◆ 【3-5-2】 GK:パウ・ロぺス DF:ムリージョ、バレルディ、コンドグビア MF:クラウス、ウナイ、ヴェレトゥ、アリ、ルイス・エンヒキ FW:オーバメヤン、ムンバグナ 出場停止:DFジゴ ◆アタランタ◆ 【3-5-2】 GK:ムッソ DF:ディムスティ、スカルヴィーニ、コラシナツ MF:ザッパコスタ、デ・ローン、コープマイネルス、エデルソン、ルッジェーリ FW:デ・ケテラエル、スカマッカ 出場停止:DFヒエン 共に優勝候補を撃破したマルセイユとアタランタは、初顔合わせとなるセミファイナルの対戦でファイナル進出を目指す。 マルセイユは準々決勝でCL3位敗退組のベンフィカと対戦。昨季CLベスト8のポルトガル強豪との敵地での1stレグは2-1で敗れたものの、相手のミス絡みで奪ったFWオーバメヤンのゴールで1点差に詰め寄ったことが勝負の肝に。ホームでの2ndレグではなかなかゴールをこじ開けられずにいたが、FWムンバグナの後半終盤のゴールで先制し、2戦合計2-2で試合を終えることに。その後、守護神パウ・ロペスの活躍光ったPK戦を4-2で制し、見事に4強入りを決めた。 マルセリーノ、ガットゥーゾ、ガセと3人の指揮官の下で戦ったリーグ・アンでは7位と熾烈なヨーロッパ出場権争いに巻き込まれている状況だが、直近のRCランス戦の勝利によって残り3試合でのEL出場権獲得は十分に可能な位置にいる。その残り試合と共に苦しいシーズンを良い形で締めくくるためEL制覇を成し遂げたいところだ。地力では相手に分があるものの、「アンフィールドよりタフ」と前日会見でオーバメヤンが語ったヴェロドロームの一戦では圧倒的なホームアドバンテージを生かして先勝といきたい。 一方、アタランタは準々決勝で優勝候補筆頭のリバプールと対戦。難攻不落のアンフィールドで行われた1stレグをFWスカマッカの2ゴールの活躍によって3-0というクラブ史に残る会心の勝利を飾ると、ホーム開催の2ndレグは0-1で落としたものの、初戦のアドバンテージを念頭においた冷静な試合運びによって2戦合計3-1で本命撃破に成功した。 国内ではコッパ・イタリア決勝進出に加え、セリエAでは直近の連勝によって地力で5位に浮上できる好位置に付けており、チーム状態はすこぶる良好だ。ここにきてディフェンスラインに負傷者が続出しているが、逆に前線は負傷者の復帰で多士済々なタレントが揃っており、敵地と言えども打ち勝つ姿勢で臨みたいところだ。 2024.05.02 18:00 Thu

ケガ人続出&5連敗の流れからELベスト4…マルセイユ指揮官「このヨーロッパでの2本勝負で大事なのは突破できるかだけ」

マルセイユのジャン=ルイ・ガセ監督がヨーロッパリーグ(EL)4強入りにコメントした。 準々決勝でベンフィカと激突し、敵地での1stレグを1-2で落としたマルセイユだが、18日にホームで行われたリターンレグを1-0で勝ち切り、延長戦に。最後はPK戦にもつれたが、4-2で制して7季ぶりのベスト4進出を決めた。 70歳のフランス人指揮官は『UEFA.com』で「1-2で落とした1stレグでもチャンスがあった」と振り返り、平常心を保った戦いぶりがこの結果に繋がったと評価。厳しい台所事情や、この試合までの公式戦5連敗にも言及している。 「90分以内にゴールを決める必要があるなか、理想どおりだったが、ベンフィカも非常に優れ、なおかつ成熟したチームであり、我々はかなり走らされてしまったよ。だが、パニックにならず、120分にわたって一貫したスピリットをもってしてプレーを続け、PK戦に持ち込んだ」 「起用可能な選手がいないポジションもあり、何人かの若い選手を使わざるを得なかった。だが、アカデミーにも優秀な選手がたくさんいて、これからのシーズン終了までに何人かを使っていくつもりだ。5連敗にはビジャレアルやベンフィカとの試合も含まれるが、このヨーロッパでの2本勝負で大事なのは突破できるかだけだ」 2024.04.19 11:45 Fri

「疲れたけどすごく嬉しい」 EL4強入りに導くアシストのオーバメヤン、言葉でもチームを鼓舞

マルセイユがヨーロッパリーグ(EL)4強入りを果たした。 準々決勝でベンフィカと激突し、敵地での1stレグを1-2で落としたマルセイユだが、18日にホームで行われたリターンレグを1-0で勝ち切り、延長戦に。最後はPK戦にもつれたが、4-2で制して7季ぶりのベスト4進出を決めた。 この試合にも先発したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンはゴールこそなかったものの、79分にトータルスコアをイーブンに戻すファリス・ムンバグナの一撃をアシスト。試合後の『UEFA.com』で喜びの心境を語った。 「疲れたけど、すごく嬉しいよ。今夜は素晴らしい試合がやれたと思う。簡単じゃなかったけど、辛抱強かったし、大きな試合では何をしなければならないかをわかっていれば、それが違いになる。80分に生まれたゴールは最終的にチームにとっても、クラブにとっても、街にとってもすごく良いものだった」 ムンバグナのゴールについても「彼にとって大きな瞬間だった。ここ数試合、少し難しい時期だったから、嬉しく思うよ」と話すと、ケガ人が続くチーム状況をカバーする若き力の存在を強調し、信頼を口にしている。 「僕は選手たちに『今夜は今季最大の試合になる。勝てば最後までいけるはず』と言ったんだ。ケガ人が多いけど、今夜は若い選手が出て、準備できているところや、フィットしているところを目の当たりにした。僕らは彼らを信じているし、それがフットボールの素晴らしいところ。厳しい戦いになるだろうけど、僕らは信じている」 2024.04.19 11:05 Fri

マルセイユがPK戦の末にベンフィカを撃破!7季ぶりのベスト4進出【EL】

ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのマルセイユvsベンフィカが18日に行われ、1-0でマルセイユが勝利。2戦合計スコア2-2で並んだ中、PK戦を4-2で制したマルセイユが準決勝進出を決めた。 先週行われた1stレグで敗れたマルセイユが、ホームにベンフィカを迎えた2ndレグ。 2戦合計スコアで1点ビハインドを背負うマルセイユが、立ち上がりからハイプレスをかけると、24分にディ・マリアのパスミスを敵陣でカットしたオーバメヤンにチャンスが訪れたが、ボックス外から放ったがミドルシュートは枠に上に外れた。 ゴールレスで迎えた後半、マルセイユはムベンバを下げてムリージョを投入。すると60分、ムンバグナの横パスをペナルティアーク内で受けたアリが左足で狙ったが、これはGKトルビンの好セーブ防がれる。 対するベンフィカは75分、ジョアン・ネヴェスの浮き球のパスをボックス右のバーが右足で折り返すと、中央のジョアン・マリオが落としたボールをラファ・シウバがシュート。さらにGKが弾いたボールをディ・マリアが詰めたが、これもGKパウ・ロペスの好セーブに阻まれた。 1点が遠いマルセイユは、直後にエンディアイエを下げてホアキン・コレアを投入。すると79分、ヴェレトゥのスルーパスで左サイドを抜け出したオーバメヤンのクロスをゴール前に走り込んだムンバグナがヘディングで流し込み、マルセイユが2戦合計スコアで追いついた。 結局、試合は2戦合計スコア2-2のまま延長戦に突入。延長戦でも決着が付かずに迎えたPK戦では、4人全員が成功したマルセイユに対し、ベンフィカは1人目のディ・マリアと4人目のアントニオ・シウバが失敗。この結果、マルセイユが7シーズンぶりのベスト4進出を決めた。 2024.04.19 07:07 Fri

ディ・マリアがマルセイユ戦先勝に導く今季EL4ゴール目 「優勝は重要な夢」

ベンフィカのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアがヨーロッパリーグ(EL)4強入りに前進し、今大会にかける思いを口にした。『UEFA.com』が伝えている。 ベンフィカは11日の準々決勝1stレグでマルセイユとホームで対戦。67分にピエール=エメリク・オーバメヤンのゴールで1点差に迫られたが、ラファ・シウバとディ・マリアの得点によるリードを守り抜き、2-1で先勝した。 右ウィングでスタートから出場したディ・マリアは1-0の52分にボックス右からの折り返しをワンタッチで押し込み、今大会4ゴール目で貴重な追加点。1週間後の18日に敵地で行われるリターンレグに向けて弾みをつけた。 チャンピオンズリーグやワールドカップをはじめ、数々のタイトルを手にするディ・マリアだが、『Sportv』のインタビューでマルセイユとの1stレグを振り返りながら、まだ経験のないEL制覇を夢だと語った。 「(EL優勝は)僕にとって重要な夢なんだ。このクラブや、素晴らしい仕事をして目標達成のために戦う選手たちにとってもね」 「僕らは素晴らしい試合をした。マルセイユはベンチにも素晴らしい選手がいる。何人かはベンチ入りし、大きな違いを生み出した」 「大事なのは2-1のリードとゴールの差だ。マルセイユがこの準々決勝に勝ち進んでいるのは多くの意味を持つ」 2024.04.12 16:30 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly