相馬直樹監督、6年間指揮の町田を退任…2018年にはJ2優勝争いに絡む

2019.11.27 11:15 Wed
©︎J.LEAGUE
FC町田ゼルビアは27日、相馬直樹監督(48)の退任を発表した。

現役引退後、2010年に町田で監督キャリアをスタートさせた相馬監督。川崎フロンターレでの2年間の指揮を経て、3年ぶりに復帰を果たすと、2015年にJ2リーグ昇格に導いた。その後もチームを上昇させ続け、2018年には優勝争いにも絡み、4位と飛躍を遂げたが、今シーズンは一転して残留争いに巻き込まれることに。9勝16分け17敗で18位に沈むも、なんとか残留を決めた。

退任が決定した相馬監督は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
「2014シーズンからの6年間、さらにはJFLで戦った2010シーズンも加えますと7年と、本当に長い間、このクラブで監督を務めさせていただき、ありがとうございました」

「ホームタウン町田市、そして町田市民の皆様、スポンサーの皆様、ファン・サポーターの皆様には、いつも応援し、支えていただいたこと、本当に感謝しております。特に今シーズンはずっと苦しい状況が続きましたが、チームを信じて最後まで支えてくださったおかげで、来季もJ2の舞台でJ1を目指して戦う権利を得ることができました」
「それからフロント、アカデミーをはじめクラブに関わる皆様、そして現場で日々一緒に戦ってくれた選手、スタッフにも感謝しかありません」

「振り返ってみますと、嬉しい、悔しい、楽しい、苦しい、他にも色んな感情とともにたくさんの光景が思い出されます。これらすべてが私の財産であり、素晴らしい経験です。改めてゼルビアファミリーとの6年間に感謝いたします」

「今後はクラブと別の道を歩むこととなりますが、FC町田ゼルビアがJ1の扉を開けてくれることを願っております」

「長い間、本当にありがとうございました」

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