干していたエジルを手放しで賞賛のアーセナル指揮官、途中交代の理由についても説明
2019.10.31 12:55 Thu
アーセナルのウナイ・エメリ監督が、元ドイツ代表MFメスト・エジルについて語った。クラブ公式サイトが伝えた。
30日、アーセナルはカラバオ・カップ(EFLカップ)の4回戦でリバプールと対戦。壮絶な打ち合いとなった試合は、ディボク・オリジのゴールでリバプールが土壇場で5-5の同点に追いつき、PK戦へ。その結果、リバプールが5-4で勝利を収めた。
敗れたアーセナルだが、この試合ではエジルが先発出場。9月24日に行われたカラバオ・カップ3回戦のノッティンガム・フォレスト戦(5-0)以来の先発であり、それ以来の出場となっていた。
エジルに関しては、エメリ監督の構想外となっており、今シーズンも満足いく出場機会を得られていない。ここまでプレミアリーグで1試合に先発出場し、カラバオ・カップで2試合に出場したのみ。9月22日のアストン・ビラ戦以降は、ベンチ入りすらしていない状況で、プレミアリーグとヨーロッパリーグを合わせて6試合もメンバー外となっていた。
そんな状態だったエジルだが、リバプール戦ではトップ下に入り、攻撃の要として躍動。エインズリー・メイトランド=ナイルズのゴールをアシストするなど、高いパフォーマンスを示し、ファンからも賞賛の拍手が送られ、交代時にはエメリ監督にブーイングが送られていた。
「彼はとてもよくやっていた。今夜、彼がチームにおいて非常に器用な選手であり、全ての時間でポジティブであったことを見ただろう。私は、彼がとても良いゲームをやったと思う」
「試合前に話をし、後半に彼を下げる決断をしていた。なぜなら、彼はしばらくプレーしていなかったし、とても疲れていた。また、彼のフィットネスを維持したいとも考えていた。ただ、彼にとって60分、65分のプレーは素晴らしかった」
「試合の前に、彼をプレーさせる時間を決めていた。交代の瞬間、我々は冷静だった。彼はうまくプレーしていたし、我々は休ませた方が良いと判断した」
30日、アーセナルはカラバオ・カップ(EFLカップ)の4回戦でリバプールと対戦。壮絶な打ち合いとなった試合は、ディボク・オリジのゴールでリバプールが土壇場で5-5の同点に追いつき、PK戦へ。その結果、リバプールが5-4で勝利を収めた。
敗れたアーセナルだが、この試合ではエジルが先発出場。9月24日に行われたカラバオ・カップ3回戦のノッティンガム・フォレスト戦(5-0)以来の先発であり、それ以来の出場となっていた。
そんな状態だったエジルだが、リバプール戦ではトップ下に入り、攻撃の要として躍動。エインズリー・メイトランド=ナイルズのゴールをアシストするなど、高いパフォーマンスを示し、ファンからも賞賛の拍手が送られ、交代時にはエメリ監督にブーイングが送られていた。
試合後、エメリ監督は、これまで起用していなかったエジルについて問われてコメント。手放しでパフォーマンスを高く評価するとともに、交代に関しては試合前から決めていたことを明かした。
「彼はとてもよくやっていた。今夜、彼がチームにおいて非常に器用な選手であり、全ての時間でポジティブであったことを見ただろう。私は、彼がとても良いゲームをやったと思う」
「試合前に話をし、後半に彼を下げる決断をしていた。なぜなら、彼はしばらくプレーしていなかったし、とても疲れていた。また、彼のフィットネスを維持したいとも考えていた。ただ、彼にとって60分、65分のプレーは素晴らしかった」
「試合の前に、彼をプレーさせる時間を決めていた。交代の瞬間、我々は冷静だった。彼はうまくプレーしていたし、我々は休ませた方が良いと判断した」
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