スールシャールに強まるプレッシャー…後任にブンデス最年少監督が浮上
2019.10.09 13:40 Wed
マンチェスター・ユナイテッドの新監督候補として、RBライプツィヒの指揮を執るユリアン・ナーゲルスマン監督(32)が浮上した。イギリス『デイリー・メール』が報じた。
オーレ・グンナー・スールシャール体制2年目のシーズンがスタートしたユナイテッド。プレミアリーグ開幕節のチェルシー戦を4-0の快勝で飾る好スタートを切ったが、8試合消化の現時点で2勝3分け3敗の12位に沈み、13位フィニッシュした1989-90シーズンに続く最低値である勝ち点9しか稼げていない。
そうした状況を受けて、進退に関する報道も騒がしくなりつつあるスールシャール監督。後任人事に着手しているというユナイテッドはその候補として、今シーズンからライプツィヒを率いるナーゲルスマン監督の動向を注視しており、情報収集のプロセスを進めているという。
ナーゲルスマン監督は2016年2月にブンデスリーガ史上最年少となる28歳の若さでホッフェンハイム監督に着任すると、翌シーズンにリーグ4位フィニッシュに導き、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。今シーズンからライプツィヒに移り、ブンデスリーガ4勝2分け1敗の4位につけ、上位争いを演じている。
オーレ・グンナー・スールシャール体制2年目のシーズンがスタートしたユナイテッド。プレミアリーグ開幕節のチェルシー戦を4-0の快勝で飾る好スタートを切ったが、8試合消化の現時点で2勝3分け3敗の12位に沈み、13位フィニッシュした1989-90シーズンに続く最低値である勝ち点9しか稼げていない。
そうした状況を受けて、進退に関する報道も騒がしくなりつつあるスールシャール監督。後任人事に着手しているというユナイテッドはその候補として、今シーズンからライプツィヒを率いるナーゲルスマン監督の動向を注視しており、情報収集のプロセスを進めているという。
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ポルトガル代表MFジョアン・マリオが、不協和音が囁かれるFWクリスティアーノ・ロナウドとMFブルーノ・フェルナンデスについて言及した。 カタール・ワールドカップ(W杯)を戦うために合流しているポルトガル代表。本大会ではグループHに入り、ガーナ代表、ウルグアイ代表、韓国代表と同居。初戦は24日にガーナと対戦する。 そんな中、本大会を前にエースのC・ロナウドには問題が。所属のマンチェスター・ユナイテッドやエリク・テン・ハグ監督らへの批判を口にしたインタビューが公開。これが大きな騒動となり、クラブも声明を発表するまでに発展した。 そのC・ロナウドだが、ポルトガルサッカー連盟(FPF)が公開した動画では、チームに合流し、ユナイテッドでもチームメイトのブルーノとロッカールームで挨拶。しかし、2人は握手をしようとしたが、途中でそれをやめていた。 この映像が公開されると、インタビューの件もあり、2人の不仲説が浮上。W杯に向けて一致団結しなければいけない中での騒動が話題となっていた。 しかし、会見に出席したジョアン・マリオはその噂を一蹴。一部を切り取って見ているだけだとし、2人の間に冗談があったと明かした。 「これらの映像が撮られたとき、僕がそこにいられたことは幸運だったよ。彼らが何を引き起こしたのかは理解できるけど、それは彼らの間での冗談だったと言える」 「彼は最後に到着した選手の1人で、クリスティアーノは彼に対してボートで来たのか?と尋ねたんだ(笑)」 「彼らは素晴らしい関係を築いていると思う。チームメイトだ。わずかな切り抜きを見たに過ぎないよ」 遅れて合流してきたブルーノに対して冗談を言ったということ。ただ、C・ロナウドの表情が何とも言えないものとなっており、誤解を招いたという。 2人の本当の仲はさておき、今は国のために集中するとき。ピッチ内では好連携を期待したいところだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】クリスティアーノ・ロナウドと握手をしようとしてやめるブルーノ・フェルナンデス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/VesteABandeira?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#VesteABandeira</a> <a href="https://twitter.com/hashtag/WearTheFlag?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#WearTheFlag</a> <a href="https://t.co/AvgC8M2dWO">pic.twitter.com/AvgC8M2dWO</a></p>— Portugal (@selecaoportugal) <a href="https://twitter.com/selecaoportugal/status/1592289945712209920?ref_src=twsrc%5Etfw">November 14, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.11.16 10:57 Wed4
元ユナイテッドSDがFAに復帰…新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任
元マンチェスター・ユナイテッドのスポーツディレクター(SD)、ダン・アシュワース氏が、イングランドサッカー協会(FA)に復帰することになった。 FAは14日、アシュワース氏が新設のチーフ・フットボール・オフィサーに就任すると発表。同職ではイングランド代表の男女チームと緊密に連携していくことになるという。 昨年12月にユナイテッドのSDをわずか5カ月で退任したアシュワース氏。それ以前にはブライトン&ホーヴ・アルビオン、ニューカッスルで手腕を発揮しており、国内外のクラブからのオファーも想定されていたが、2018年まで6年間に渡って勤務していたFAに復帰することになった。 アシュワース氏は、セント・ジョージズ・パークの再開発を監督し、2028年に開催されるユーロ2028の共催に向け、競技施設とピッチの改善を目指す。 さらに、この新役職は、男子フットボールのテクニカルディレクターであるジョン・マクダーモット氏と緊密に連携するとともに、FAの最高経営責任者(CEO)であるマーク・ブリンガム氏とも連携する。 また、イングランド国内の地元出身のコーチの育成にも携わる予定だという。 2025.05.15 16:30 Thu5