乾フル出場のエイバル、劣勢ながらもベティスから勝ち点1持ち帰る《ラ・リーガ》

エイバルは4日、ラ・リーガ第8節でベティスと対戦し、1-1で引き分けた。乾はフル出場した。前節はセルタをホームに迎え2-0で勝利したエイバル。その中でフル出場した乾は初アシストを記録し勝利に貢献。チームもセビージャ戦に続いて連勝を収めた。3連勝を目指す今節、乾はこの日も左サイドで先発出場。これで6試合連続でスタメンに起用された。その乾が7分にボックス外左からシュートを放ち、両チーム通じて初シュートを記録。
だが、試合は相手に主導権を握られる展開になる。21分、ベティスはボックス左に侵入したアレックス・モレノがフリーでボールを受けるが、シュートはサイドネットを叩く。27分には、そのアレックス・モレノのボックス左からの折り返しをロレンががシュート。ここはGKドミトロビッチが防ぐ。

2度の決定機を許したエイバルは34分、左CKの場面でエスカランテがカナレスに倒されPKを獲得。これをオレジャナが決めて先制に成功する。しかし、後半に入りベティスがさらにポゼッションを高めてボールを支配するようになると迎えた69分、エイバル陣内中央でベティスがFKを獲得。バルトラがボックス右に蹴り込んだボールをマンディが折り返すと、手前で味方が頭でフリックしたボールをロレンがプッシュ。副審はここで旗を上げたが、VARによりゴールは認められた。

その後は両軍カードが入り乱れる展開となる。後半アディショナルタイムにはエイバルのエスカランテが2枚目の警告を受けて退場に。このファウルで得たFKで、ベティスはキッカーのフェキルがグラウンダーでゴール前にパスを供給。これに反応したイグレシアスが押し込んだが、ここはオフサイドを取られた。

試合はここで終了。エイバルは劣勢ながらも敵地で勝ち点1を獲得。ここ4試合で2勝2分けとした。