味方をも刈るジューレの必殺タックルを見たか! 標的となったのは4得点のニャブリ

2019.10.02 19:00 Wed
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)第2節で、バイエルンがトッテナムに大勝した試合後のワンシーンが注目となっている。
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今月1日に行われたトッテナムvsバイエルン。グループBの本命2チームによるビッグマッチとなったが、バイエルンが昨季のファイナリストを7-2で圧倒するという予想外の結果をもたらした。この試合で主役となったがのがバイエルンのドイツ代表FWセルジュ・ニャブリだ。同選手はこの日4得点を決め勝利の立役者に。以前アーセナルに所属していたこともあり、勝利後に「アーセナルファンのみんなも楽しんでくれたんじゃないかな!」とコメントしたことが話題となったが、耳目を集めたのはそれだけではなかった。
試合終了のホイッスルが鳴り響いた後、ロンドンに駆け付けたファンの前で喜びを爆発させたバイエルンの選手たち。その中でひときわ喜んでいたニャブリに対し、DFニクラス・ジューレが謎のスライディングタックルをかましたのだ。まるで敵からボールを刈り取るかのようなキレのあるタックル。試合後ジューレは「その前に彼は僕に頭突きをしてきたんだ」と意図を説明。「彼の活躍は僕も嬉しい。今夜は彼の夜だったね」と、4得点を記録した友人を称賛した。

思わぬ被害を受けたニャブリはさらに、大切なウイニングボールをMFハビ・マルティネスに観客席へ蹴り込まれてしまい、ファンに返してくれるようお願いする羽目に。
チームメイトから愛のこもった祝福を受けたニャブリ。今後の活躍にも期待したい。



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