ベンゼマ2発にアザールデビューのマドリーがレバンテに辛勝!《リーガエスパニョーラ》
2019.09.14 22:52 Sat
リーガエスパニョーラ第5節のレアル・マドリーvsレバンテが14日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが3-2で勝利した。
プレシーズンからの不調を引きずる形で思うようなスタートを切れていないマドリーは、代表ウィーク明けの今節、2連勝で勢いに乗るレバンテをホームで迎え撃った。
18日にチャンピオンズリーグ(CL)初戦のパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控える中、ジダン監督は2-2のドローに終わった前節のビジャレアル戦から先発3人を変更。出場停止のベイルに代えてヴィニシウスを起用したほか、メンディとヨビッチに代えてマルセロ、ハメス・ロドリゲスを起用。注目のアザールはベンチスタートとなった。
開始2分にベンゼマがファーストシュートを放つなど、押し込む入りを見せたマドリー。その後、レバンテの反撃をいなすと、ここからルーカス・バスケス、クロースと相手GKの好守を強いる決定機を作り出す。
そして、25分にはボックス右でボールを持ったカルバハルの柔らかなクロスをゴール前で競り勝ったベンゼマが頭で合わせ、幸先良く先制に成功した。
これで試合は大方決まったかに思われたが、緩い入りを見せたホームチームはレンタル移籍中の若手ストライカーに手痛い一撃を浴びる。後半立ち上がりの49分、左サイドに抜け出したクレルクからの折り返しに対して、うまくオフサイドをかいくぐったマジョラルに流し込まれた。
この一撃で目が覚めたかここから主導権を握ったマドリーは60分、カゼミロとセルヒオ・ラモスを下げてマドリディスタ注目のアザールとミリトンが同時投入される。そのアザールは投入直後から得意のドリブル突破で幾度も見せ場を作り、66分には決定的なシュートを放つが、相手GKの好守に阻まれる。
その後、守備の切り替えで緩さが見え始めたマドリーは徐々にレバンテの攻勢に晒される。そして、75分には相手の左CKの場面で大外のDFカルバハルがメレロに競り負けてヘディングシュートを決められ、ついに1点差に迫られる。
直近2試合でいずれも追いつかれてドローを喫していたマドリーはややナーバスになると、試合終了間際には大ピンチが訪れる。92分、カンパーニャのFKをゴール前に飛び込んだヴェソに枠に飛ばされるが、ここはGKクルトワの圧巻のセーブで何とか凌いだ。
そして、守護神の活躍によって辛くも逃げ切ったマドリーが、今シーズンのホーム初勝利を挙げて新背番号7のデビュー戦に花を添えている。
プレシーズンからの不調を引きずる形で思うようなスタートを切れていないマドリーは、代表ウィーク明けの今節、2連勝で勢いに乗るレバンテをホームで迎え撃った。
18日にチャンピオンズリーグ(CL)初戦のパリ・サンジェルマン(PSG)戦を控える中、ジダン監督は2-2のドローに終わった前節のビジャレアル戦から先発3人を変更。出場停止のベイルに代えてヴィニシウスを起用したほか、メンディとヨビッチに代えてマルセロ、ハメス・ロドリゲスを起用。注目のアザールはベンチスタートとなった。
そして、25分にはボックス右でボールを持ったカルバハルの柔らかなクロスをゴール前で競り勝ったベンゼマが頭で合わせ、幸先良く先制に成功した。
ここから畳みかけるホームチームは31分、相手のミスパスからショートカウンターを仕掛けると、ボックス手前でシュートを匂わせたハメスの憎いシュートフェイントからのスルーパスに抜け出したベンゼマが冷静な左足のシュートで早くもドブレーテを達成。さらに、前半終了間際の40分にはバスケスからの縦パスに抜け出したヴィニシウスがボックス右に切り込んで丁寧な斜めのパスを入れると、ゴール前でドフリーのカゼミロがワンタッチで流し込み、前半のうちに3点のリードを奪った。
これで試合は大方決まったかに思われたが、緩い入りを見せたホームチームはレンタル移籍中の若手ストライカーに手痛い一撃を浴びる。後半立ち上がりの49分、左サイドに抜け出したクレルクからの折り返しに対して、うまくオフサイドをかいくぐったマジョラルに流し込まれた。
この一撃で目が覚めたかここから主導権を握ったマドリーは60分、カゼミロとセルヒオ・ラモスを下げてマドリディスタ注目のアザールとミリトンが同時投入される。そのアザールは投入直後から得意のドリブル突破で幾度も見せ場を作り、66分には決定的なシュートを放つが、相手GKの好守に阻まれる。
その後、守備の切り替えで緩さが見え始めたマドリーは徐々にレバンテの攻勢に晒される。そして、75分には相手の左CKの場面で大外のDFカルバハルがメレロに競り負けてヘディングシュートを決められ、ついに1点差に迫られる。
直近2試合でいずれも追いつかれてドローを喫していたマドリーはややナーバスになると、試合終了間際には大ピンチが訪れる。92分、カンパーニャのFKをゴール前に飛び込んだヴェソに枠に飛ばされるが、ここはGKクルトワの圧巻のセーブで何とか凌いだ。
そして、守護神の活躍によって辛くも逃げ切ったマドリーが、今シーズンのホーム初勝利を挙げて新背番号7のデビュー戦に花を添えている。
レアル・マドリーの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
レアル・マドリーの人気記事ランキング
1
ノルウェー代表で定位置と背番号を譲った後輩…セルロートが5歳年下ハーランドをラ・リーガに勧誘?「適応間違いなし」
ビジャレアルのノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートが、マンチェスター・シティの同代表FWアーリング・ハーランドについて語った。 今季ラ・リーガ14得点、公式戦17得点のセルロート。過去2年のレアル・ソシエダ時代を上回るペースでネットを揺らす195cmストライカーだ。 当然、この活躍からノルウェーを代表するセンターフォワードなのは確か。しかし、ノルウェー代表には当代屈指のゴールマシーン・ハーランドがおり、A代表通算53試合18得点セルロートは左右どちらかのウイングが“守備位置”となる。 このように、ハーランドがいることで、ノルウェー代表だと本職ではないポジションを任されるセルロート。それでもスペイン『Relevo』のインタビューでは、ハーランドとの良い関係性を語る。 「アーリングとはとても仲が良いよ。もう5年くらいノルウェー代表で一緒だしね。彼は天性のリーダー的な部分を持つんだ。どちらかと言えば、陰から人知れずチームを支えるタイプかな。全てを口に出して引っ張るのではなく、黙々と率先して行動することができる」 数年前には、当時20歳そこそこで台頭してきたハーランドに、ノルウェー代表で背番号「9」を譲ったセルロート。 「彼はあの時すでにフットボーラーとして“ブランド”が出来上がっていたからね。NIKEとの繋がりも考えればピッタリだろう(笑) 彼のほうから『9が欲しい』って来たから、僕は11にしたんだ」 その一方、ハーランドは昨季があまりに強烈だったためか、最近は得点ペースの鈍化が指摘される。この件についてセルロートは、同じFWとして少しばかり不快感を抱いている様子だ。 「彼が自らの個人賞をチームの戦績より優先させているとでも? 僕の知る彼はそうじゃないし、もしそうだとしても口には出さない」 また、将来のレアル・マドリー行きが噂され続けていることについては歓迎。スペインサッカーへの適応も問題ないだろうとした。 「イングランドもドイツもスペインもそんなに異なるサッカーじゃない。リーグの特色をつけたがる人々が私見を言っているに過ぎないんだ。アーリングも間違いなくスペインにフィットする。選手からチームへ、チームから選手へ、お互いに適応の努力をすれば、適応できないなんてあり得ない」 2024.04.19 16:20 Fri2
代表戦で衝突のアルダ・ギュレルとソボスライがSNSで場外戦…出場時間揶揄に対してマドリーMFが痛烈な返し
レアル・マドリーのトルコ代表MFアルダ・ギュレルとリバプールのハンガリー代表MFドミニク・ソボスライがSNS上で場外戦を繰り広げている。 両国は今回のインターナショナルマッチウィークに行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25・リーグA/B昇降格プレーオフで激突。 トルコホームの1stレグをトルコが3-1で先勝していたなか、ハンガリーホームで行われた23日の2ndレグもトルコが3-0で快勝。2戦合計6-1の完勝でリーグA昇格を決めていた。 同試合ではチーム2点目を挙げたギュレルが1年前のフレンドリーマッチでも衝突が伝えられ、今回の再戦でもバチバチとやり合っていたソボスライに激しく詰め寄られた際に「黙れ」のジェスチャーを行い、小競り合いとなっていた。 ここまでであれば、試合中によくある揉め事として流されるはずだったが、試合後も怒りが収まらないハンガリー代表のキャプテンはハンガリー『Nemzeti Sport』がインスタグラムに投稿した当該のやり取りを収めた写真に対して、「1088」とのコメントを残した。 この数字はカルロ・アンチェロッティ監督の下、ポジション争いで苦戦するギュレルのマドリーでの今シーズンのプレータイムを揶揄したものとされ、物議を醸していた。 これに対して血気盛んな20歳MFも黙っておらず、自身のインスタグラムのストーリーズで反撃。「この男は冗談だ。6ゴールで黙るには十分じゃないのか?」とのキャプションとともに同じ画像とトルコの3-0のスコアを写した画像を投稿。 さらに、画像をよく確認すると、ハンガリーのスコアの下に「ソボスライ 1インスタグラムコメント」と細かな加工も加えられており、痛烈に煽り返した。 ここに至る両選手の衝突の経緯はわからず、外野がとやかく言うべきではないが、ひとまず互いに冷静さを取り戻し、今後は場外戦ではなく改めてピッチの上で白黒つけたいところか。 2025.03.25 06:30 Tue3
「脳震盪?」カリウスのミスの原因にクルトワが疑問符「それは奇妙だ」
▽チェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワは、チャンピオンズリーグ(CL)決勝でのリバプールGKロリス・カリウスのミスの原因が脳震盪であったという見解について「奇妙だ」語っている。『ESPN』が伝えた。 ▽先月26日に行われたレアル・マドリーとのCL決勝戦、カリウスはスローイングミスからマドリーFWカリム・ベンゼマに先制点を与え、マドリーFWガレス・ベイルの強烈なシュートを正面で受けつつも弾き出せず3点目を献上。信じられないミスの連続に非難の声が集まっていた。 ▽そんな中、試合後に脳の検査を行ったカリウスは、試合中に脳震盪が起こっていたことが判明した。医師によれば、原因は後半立ち上がりのマドリーDFセルヒオ・ラモスによる肘打ちとのこと。ベンゼマのゴールはその3分後に生まれている。 ▽しかし、クルトワはこの見解に疑問符を投げかけた。カリウスのミスには同情の色を表したが、脳震盪のせいにすることに懐疑的な目を向けている。 「僕も試合中に脳震盪になったことがあるよ。アレクシス・サンチェスとの接触でね。その後20分はボールがよく見えていなかった。だからゲームから退いたんだ」 「彼に起こったことは残念だけど、そのミスを脳震盪を理由にするのはどうかな。彼は素晴らしいセーブを2回も見せていたじゃないか」 「もしそれが理由だって言うんなら、そうなんだろうね。彼は試合後に2つのミスを認めた。人々はそれを受け入れるだろう。GKには起こりうるものだ。だけど、それを脳震盪のせいにするのはちょっと納得がいかないね。でもそういうふうに医者が言うんだったら認めるしかないね」 2018.06.06 17:00 Wed4
レアルの19歳MFがモデルに挑戦! バレンシアガのファッションショーで“オールブラック”コーデを着こなす
レアル・マドリーのフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガが新たな舞台に挑戦した。 昨夏にスタッド・レンヌからマドリーに加入したカマヴィンガは、19歳ながら公式戦38試合に出場し、2ゴール2アシストを記録。終盤にはスタメン入りする機会も増えた。 ワールドクラスへの階段を上り始めている逸材だが、その活躍はサッカー界だけにはとどまらないようだ。 6日に行われたフランスの高級ファッションブランド『バレンシアガ(Balenciaga)』のコレクションにモデルとして起用されたのだ。 カマヴィンガは全身真っ黒の衣装に身を包むと、やや緊張の面持ちでランウェイを歩き、大役を果たしていた。 もちろん、バレンシアガのランウェイを歩いたのはサッカー選手として初。他には女優のニコール・キッドマン、女優のキム・カーダシアン、歌手のデュア・リパがといったスターたちも起用されていた。 <span class="paragraph-title">【動画】全身“真っ黒”のバレンシアガでランウェイを闊歩するカマヴィンガ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Eduardo Camavinga just became the first football player to walk for Balenciaga <a href="https://t.co/fRvbzpiXWx">pic.twitter.com/fRvbzpiXWx</a></p>— VERSUS (@vsrsus) <a href="https://twitter.com/vsrsus/status/1544657328502448128?ref_src=twsrc%5Etfw">July 6, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.07.07 21:15 Thu5
