「ずっと『悲しき男』だと…」 モウリーニョ、サンチェスを語る
2019.09.14 11:30 Sat
ポルトガル人指導者のジョゼ・モウリーニョ氏がマンチェスター・ユナイテッド時代に指導したチリ代表FWアレクシス・サンチェスに言及した。イギリス『デイリー・メール』が報じた。
2018年1月にアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンと入れ替わる形でアーセナルからユナイテッドに移籍したサンチェス。ボーナスを含めて週給56万ポンド(約7500万円)というクラブ最高給の好条件を勝ち取ってのユナイテッド入りだったが、在籍18カ月間で公式戦45試合に出場して、わずか5ゴールと精彩を欠いた。そうした状況もあって、今夏移籍の見方が加熱。結果、8月29日にインテルへの単年レンタルが決定した。
そのサンチェスがユナイテッド加入時にチームの指揮を担ったモウリーニョ氏は、イギリス『テレグラフ』で当時を回顧。「彼を最大限に活用できなかった」と述べながら、次のように話したという。
「サンチェス…彼は幸せそうじゃなかった。どんな仕事でも、幸せじゃなければ、どのようなレベルのパフォーマンスも発揮しにくくなるものだ」
「そして、おそらく私の過ちだ。彼を最大限に活用できなかった。監督として、選手の能力をフル活用できる場合もあれば、アプローチに失敗する場合もある」
「私は常日頃からあらゆる選手の幸せを祈っている」
2018年1月にアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンと入れ替わる形でアーセナルからユナイテッドに移籍したサンチェス。ボーナスを含めて週給56万ポンド(約7500万円)というクラブ最高給の好条件を勝ち取ってのユナイテッド入りだったが、在籍18カ月間で公式戦45試合に出場して、わずか5ゴールと精彩を欠いた。そうした状況もあって、今夏移籍の見方が加熱。結果、8月29日にインテルへの単年レンタルが決定した。
そのサンチェスがユナイテッド加入時にチームの指揮を担ったモウリーニョ氏は、イギリス『テレグラフ』で当時を回顧。「彼を最大限に活用できなかった」と述べながら、次のように話したという。
「そして、おそらく私の過ちだ。彼を最大限に活用できなかった。監督として、選手の能力をフル活用できる場合もあれば、アプローチに失敗する場合もある」
「しかし、実のところ、彼に関して、ずっと『悲しき男』だと感じていた。おそらくイタリアでそういう状況から脱却できるだろう。そうなってほしい」
「私は常日頃からあらゆる選手の幸せを祈っている」
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音声データ流出のペレス会長、C・ロナウドとモウリーニョを酷評「2人とも異常者」
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長の過去の発言を収めたとされる音声データ流出に関して、新たな音声データの流出が確認された。スペイン『El Confidencial』が報じている。 『El Confidencial』は13日、2006年にペレス会長が辞任した直後の発言を収めたと見られる音声データの内容を掲載。その音声データには当時選手としてチームに在籍していた元スペイン代表GKイケル・カシージャス、同FWラウール・ゴンザレスに対して、「マドリーの2大詐欺師はまずラウール、そしてカシージャスだ」など、辛辣な言葉が使われていた。 その後、マドリーは前述の報道を受け、ペレス会長の言葉でこの一件に関する釈明を行った。音声データが本物であることを認めた一方、「長い会話の中で一部を切り取られた」、「私がスーパーリーグのプロモーターの一人だというところに起因している」と、自身を貶めるために婉曲されたものであるとの主張を行った。 しかし、『El Confidencial』はそのマドリーの声明発表の翌日には、2012年にペレス会長の発言を収めたとする新たな音声データを公表。 その音声データにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユベントス)と、ジョゼ・モウリーニョ監督(現ローマ)、2人の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏らへの批判的なコメントが残されていた。 同会長はクラブ歴代最多ゴール記録(451ゴール)を保持し多くのタイトルをもたらすも、2018年には喧嘩別れでクラブを去ったC・ロナウドに対しては、「アイツは狂っている。アイツは間抜けで病気だ」と過激な言葉で批判している。 「アイツが普通だと思うか? 普通でないからこそ、あんなことができる。アイツが最後に行った愚かな行為は、世界中の誰もが目にしている」 また、2010年から2013年までチームを率い、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャのタイトルをもたらしたポルトガル人指揮官と、世界屈指の代理人に対してもその辛辣さは変わらない。 「メンデスは彼(ロナウド)に命令しないし、モウリーニョも何も命令しない」 「(指示は)ゼロだ。インタビューのときでさえもね。彼らは巨大なエゴを持っていて、二人とも甘やかされている」 「彼(ロナウド)も(モウリーニョ)監督は現実を見ていない。もし2人が違っていれば、もっと多くの金を稼ぐことができるはずだ。我々は大金を得られる肖像権について話しているが、2人とも異常者だ」 「さらに、あの顔は挑発的で、反抗的な態度だし、誰からも嫌われている。広告のときは全く逆だがね」 現在、クラブで直接顔を合わせる立場にあるカシージャス、ラウールとは異なり、ペレス会長にとってC・ロナウドとモウリーニョはいずれも過去の人間と言えるが、今回の音声データ流出によって更なるイメージダウンは避けられない。 2021.07.16 17:25 Fri5
カシージャスの心臓発作後に最初に連絡を入れたのはモウリーニョ! 「最初に心配してくれた人」
かつてレアル・マドリー、スペイン代表で活躍したイケル・カシージャス氏が、昨年の心臓発作後にジョゼ・モウリーニョ監督から最初に連絡を受けていたことを明かした。 これまでマドリー、スペイン代表で多くのトロフィーを獲得した世界屈指の名GKだったカシージャス氏は、自身最後の所属先となったポルト時代の昨年5月に心臓発作を起こした。その後、同年11月に練習復帰を果たしたものの、実戦復帰を果たせぬまま、今年8月に現役引退を発表した。 <div id="cws_ad"><br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI4VVVPckFSTCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> また、カシージャス氏によると、自身に心臓発作が起こった数週間後には妻であるサラ・カルボネロさんにも卵巣がんが見つかり、治療を受ける必要があり、同時期はカシージャス一家にとって非常に困難な時期だったという。 そういった苦境の中、カシージャス氏には世界中のフットボールコミュニティから多くの励ましの声が届いていたが、いの一番に連絡をくれたのは、マドリー時代に確執が公のものとなっていたモウリーニョ監督という意外な人物だった。 モウリーニョ監督はマドリーを率いた時代に、当時“アンタッチャブル”と思われていたカシージャス氏から守護神の座をはく奪し、実績で大きく劣るGKディエゴ・ロペスを起用。だが、その数年後には両者の関係は修復され、良好な関係を築けている。 今回、スペイン『ESPN Deportes』のインタビューに応じた元スペイン代表GKは、自身と妻に対するポルトガル人指揮官からの思いやりある行動を明かしている。 「(病気を経験して)以前は親しくなかった人たちとも親しくなれる」 「多くの人は知らないだろうけど、例えば、私の昔の監督であるモウリーニョが最初に私の身に起こったことを心配してくれた人だった。その後、彼は私の妻のことも心配してくれたんだ」 また、カシージャス氏は心臓発作を経験したことにより、自身の人生観にも大きな変化が生まれたことを認めている。 「長い間会っていなかった人たちと再会したよ。これまでよりも普通の日常を大切にしていると思う」 「明日や来週に何をすべきかを考えるのに悩まされることはないよ。今日が何をもたらすのかを考え、その瞬間をより楽しむことが重要なんだ」 「私は多くの部分でとても幸運だったと思っているが、多くの人はそうではない。あの日は絶対に死ぬと思っていたし、あの経験が私に多くのことを考え直させた。自分が特権を与えられている幸運な人間であることを思い知らされたよ」 2020.10.11 14:50 Sunマンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング
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ベッカム&ギャリー・ネビルがイギリス4部クラブ買収! ギグスやスコールズら92年組がオーナーだったサルフォード・シティの共同オーナーに
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