【J1ピックアッププレビュー】攻守両面に課題を抱える両者、中断期間で立て直しを図れたのは?《清水vs名古屋》
2019.09.13 15:00 Fri
13日、明治安田生命J1リーグ第26節、清水エスパルスvs名古屋グランパスがIAIスタジアム日本平で行われる。
両者の勝ち点差は「2」。残り11試合となった中で、ここからの勝ち点獲得は大きな意味を持ち、混戦状態となる可能性の残留争いに向けても、早めに勝ち点を稼いでおきたいところだ。
インターナショナルマッチウィークによる中断明けの一戦で勝利するのは。
◆大量失点より気になるゴール不足〜清水エスパルス〜
勝ち点29で13位につける清水は、順位こそ余裕があるように感じるものの、降格圏の17位・松本山雅FCとは勝ち点差「5」、プレーオフ圏の16位・サガン鳥栖とは勝ち点差「2」と安心できる状況ではない。
フライデーナイトJリーグとして、金曜夜に多くのファンが駆けつけることが期待されるホームゲームだが、喜べない状況でもある。ホームでのここ2試合は北海道コンサドーレ札幌を相手に0-8、前節は鹿島アントラーズ相手に0-4と失点が止まらない。
守備陣の立て直しも急務であるものの、それ以上に得点が奪えていないことが気になる。後半戦に入ってからの8試合のうち、4試合が無得点試合。守備の崩壊に目が行きがちだが、得点力不足を解消する方が急務と考えられる。
新加入のジュニオール・ドゥトラと得点源のドウグラスのコンビが、この中断期間でどこまでフィットさせられているか。失点に気をつけながらも、ゴールを奪って試合の主導権を握りたい。
◆上に行くか、下に行くか〜名古屋グランパス〜
対する名古屋は勝ち点31の9位。清水との勝ち点差は前述の通り「2」となっており、負ければ順位で逆転を許すこととなる。
昨シーズンはシーズン中盤に立ち直ったものの、終盤に向けて結果が出ず、最終節まで残留を争うこととなった。今シーズンも、第13節から前節までの13試合でわずかに1勝。4分け8敗と黒星が先行し、勝ち点を積み上げられていない苦境に立たされている。
直近の3試合は1ゴールずつしか記録できず、常に先行される展開となっている。中断期間にはYBCルヴァンカップの準々決勝で川崎フロンターレと2試合を戦ったが、0-2、2-2と勝つことができず、敗退となっている。
昨シーズン同様に、シーズン途中にチーム状態が下降線を辿り、歯止めが利かない状況となっている名古屋。この辺りで再浮上できなければ、2年連続のシビアな残留争いに巻き込まれてしまう。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆清水エスパルス[4-2-3-1]

GK:大久保択生
DF:エウシーニョ、立田悠悟、二見宏志、松原后
MF:ヘナト・アウグスト、竹内涼
MF:中村慶太、ジュニオール・ドゥトラ、西澤健太
FW:ドウグラス
監督:篠田善之
出場停止:なし
ホームでの大量失点を防ぎたい清水だったが、今夏加入の吉本一謙が負傷離脱と苦しい状態。立田悠悟が代役として入ると予想する。また、ジュニオール・ドゥトラが満を持して先発と予想。ドウグラスとのコンビで、得点力不足解消なるか。
◆名古屋グランパス[4-4-2]

GK:ランゲラック
DF:宮原和也、中谷進之介、丸山祐市、吉田豊
MF:ガブリエル・シャビエル、エドゥアルド・ネット、ジョアン・シミッチ、和泉竜司
FW:赤﨑秀平、ジョー
監督:風間八宏
出場停止:なし
リーグ戦3戦勝利なしの名古屋だが、ベストメンバーで臨んでくると予想。前節は出場停止の影響もあり、システムも[3-4-3]に変更。若手選手も起用したが、首位のFC東京に敗れた。今節は[4-4-2]に戻すことが予想され、2トップに赤﨑秀平が先発復帰すると予想する。
【注目選手】
◆FWドウグラス(清水エスパルス)
清水の注目選手は1トップに入ると予想されるFWドウグラスだ。前述の通り、守備面の不安定さを解消したいところだが、得点が奪えなければ勝つことはできない。攻撃で主導権を握ることで、守備の負担を減らせるか。練習試合ではジュニオール・ドゥトラとのコンビが好調なだけに、しっかりと本番で成果を見せたい。
◆FWジョー(名古屋グランパス)
名古屋の注目選手は、こちらも得点が期待されるFWジョーだ。昨シーズンのJ1得点王だが、今シーズンは苦しんでいる。開幕戦こそ2ゴールを記録し、今シーズンも爆発の予感を漂わせたが、ここまで23試合に出場し6ゴールと不発。第12節から第23節までは無得点が続くなど、2年目のジンクスとも言える不調だ。それでも第24節で久々のゴール。ルヴァンカップでもゴールを決めており、復調の予感。2シーズン連続の残留争いを避けるためにも、ジョーの活躍が必要だ。
◆先手を奪うのはどちらか
この試合のポイントは、やはり先制点だろう。清水としては、ここ2試合のホームゲームの悪夢がよぎるだけに、早い時間での失点は避けたいところ。とは言え、攻撃の時間を減らせば名古屋に押し込まれる展開は想像でき、不調ながらも強力な攻撃陣が火を吹く可能性はある。
一方の名古屋も、ここ数試合の展開を考えれば、先に得点を奪いたいところ。しかし、守備陣が安定しているとは言えない状況なだけに、前掛かりになり過ぎるのも怖いところだ。
互いに攻撃、守備と問題を抱えている状況なだけに、いかに主導権を握りに行くかがカギとなる。中断期間でこれまでの流れを払拭するのはどちらのチームになるか。
前回対戦は1-2で清水が勝利している。中位を争うシックスポインターは、13日の19時30分にキックオフを迎える。
両者の勝ち点差は「2」。残り11試合となった中で、ここからの勝ち点獲得は大きな意味を持ち、混戦状態となる可能性の残留争いに向けても、早めに勝ち点を稼いでおきたいところだ。
インターナショナルマッチウィークによる中断明けの一戦で勝利するのは。
◆大量失点より気になるゴール不足〜清水エスパルス〜
勝ち点29で13位につける清水は、順位こそ余裕があるように感じるものの、降格圏の17位・松本山雅FCとは勝ち点差「5」、プレーオフ圏の16位・サガン鳥栖とは勝ち点差「2」と安心できる状況ではない。
フライデーナイトJリーグとして、金曜夜に多くのファンが駆けつけることが期待されるホームゲームだが、喜べない状況でもある。ホームでのここ2試合は北海道コンサドーレ札幌を相手に0-8、前節は鹿島アントラーズ相手に0-4と失点が止まらない。
守備陣の立て直しも急務であるものの、それ以上に得点が奪えていないことが気になる。後半戦に入ってからの8試合のうち、4試合が無得点試合。守備の崩壊に目が行きがちだが、得点力不足を解消する方が急務と考えられる。
新加入のジュニオール・ドゥトラと得点源のドウグラスのコンビが、この中断期間でどこまでフィットさせられているか。失点に気をつけながらも、ゴールを奪って試合の主導権を握りたい。
◆上に行くか、下に行くか〜名古屋グランパス〜
対する名古屋は勝ち点31の9位。清水との勝ち点差は前述の通り「2」となっており、負ければ順位で逆転を許すこととなる。
昨シーズンはシーズン中盤に立ち直ったものの、終盤に向けて結果が出ず、最終節まで残留を争うこととなった。今シーズンも、第13節から前節までの13試合でわずかに1勝。4分け8敗と黒星が先行し、勝ち点を積み上げられていない苦境に立たされている。
直近の3試合は1ゴールずつしか記録できず、常に先行される展開となっている。中断期間にはYBCルヴァンカップの準々決勝で川崎フロンターレと2試合を戦ったが、0-2、2-2と勝つことができず、敗退となっている。
昨シーズン同様に、シーズン途中にチーム状態が下降線を辿り、歯止めが利かない状況となっている名古屋。この辺りで再浮上できなければ、2年連続のシビアな残留争いに巻き込まれてしまう。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆清水エスパルス[4-2-3-1]

©️CWS Brains, LTD.
GK:大久保択生
DF:エウシーニョ、立田悠悟、二見宏志、松原后
MF:ヘナト・アウグスト、竹内涼
MF:中村慶太、ジュニオール・ドゥトラ、西澤健太
FW:ドウグラス
監督:篠田善之
出場停止:なし
ホームでの大量失点を防ぎたい清水だったが、今夏加入の吉本一謙が負傷離脱と苦しい状態。立田悠悟が代役として入ると予想する。また、ジュニオール・ドゥトラが満を持して先発と予想。ドウグラスとのコンビで、得点力不足解消なるか。
◆名古屋グランパス[4-4-2]

©️CWS Brains, LTD.
GK:ランゲラック
DF:宮原和也、中谷進之介、丸山祐市、吉田豊
MF:ガブリエル・シャビエル、エドゥアルド・ネット、ジョアン・シミッチ、和泉竜司
FW:赤﨑秀平、ジョー
監督:風間八宏
出場停止:なし
リーグ戦3戦勝利なしの名古屋だが、ベストメンバーで臨んでくると予想。前節は出場停止の影響もあり、システムも[3-4-3]に変更。若手選手も起用したが、首位のFC東京に敗れた。今節は[4-4-2]に戻すことが予想され、2トップに赤﨑秀平が先発復帰すると予想する。
【注目選手】
◆FWドウグラス(清水エスパルス)

©︎J.LEAGUE
清水の注目選手は1トップに入ると予想されるFWドウグラスだ。前述の通り、守備面の不安定さを解消したいところだが、得点が奪えなければ勝つことはできない。攻撃で主導権を握ることで、守備の負担を減らせるか。練習試合ではジュニオール・ドゥトラとのコンビが好調なだけに、しっかりと本番で成果を見せたい。
◆FWジョー(名古屋グランパス)

©︎J.LEAGUE
名古屋の注目選手は、こちらも得点が期待されるFWジョーだ。昨シーズンのJ1得点王だが、今シーズンは苦しんでいる。開幕戦こそ2ゴールを記録し、今シーズンも爆発の予感を漂わせたが、ここまで23試合に出場し6ゴールと不発。第12節から第23節までは無得点が続くなど、2年目のジンクスとも言える不調だ。それでも第24節で久々のゴール。ルヴァンカップでもゴールを決めており、復調の予感。2シーズン連続の残留争いを避けるためにも、ジョーの活躍が必要だ。
◆先手を奪うのはどちらか
この試合のポイントは、やはり先制点だろう。清水としては、ここ2試合のホームゲームの悪夢がよぎるだけに、早い時間での失点は避けたいところ。とは言え、攻撃の時間を減らせば名古屋に押し込まれる展開は想像でき、不調ながらも強力な攻撃陣が火を吹く可能性はある。
一方の名古屋も、ここ数試合の展開を考えれば、先に得点を奪いたいところ。しかし、守備陣が安定しているとは言えない状況なだけに、前掛かりになり過ぎるのも怖いところだ。
互いに攻撃、守備と問題を抱えている状況なだけに、いかに主導権を握りに行くかがカギとなる。中断期間でこれまでの流れを払拭するのはどちらのチームになるか。
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Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue4
Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue5