言葉がない…終わらぬ本拠地修復作業にナポリ指揮官絶句

2019.09.12 19:30 Thu
Getty Images
現在行われているナポリの本拠地、スタディオ・サン・パオロの修復工事に関してカルロ・アンチェロッティ監督が苦言を呈している。
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今夏に始まったスタジアム修復作業。だが、ユニバーシアードの陸上競技大会が開催されていたため、現在に至るまで工事は完了していない。そのため、セリエA開幕2試合のフィオレンティーナ戦とユベントス戦はアウェイ戦を強いられることになった。14日の第3節のサンプドリア戦及び、17日のチャンピオンズリーグのリバプール戦はホーム開催となるため、それに向けて下見に訪れたアンチェロッティ監督は唖然。全く作業の進んでいないドレッシングルームをみて「言葉が出ない」とクラブの公式サイトの声明の中でコメントを残している。
「サン・パオロの更衣室の現状を見た。言葉が出ない。我々は約束通り、作業が完了するまで開幕2試合をアウェイで戦うことを受け入れた」

「2カ月で家は建つのに更衣室の改善が出来ていないのはどういうことだ!? サンプドリア戦とリバプール戦はどこで着替えればいいんだ?」
「私はこの仕事を請け負った人たちの不適切さと非専門性に激怒している。チームやクラブ、街に対する配慮が欠如している。がっかりだよ」

一方で、イギリス『デイリー・メール』によると、工事責任者で建築家のフロリアーナ・スミラグリ氏は「我々は監督の態度に呆然としています。大規模な作業は明日行われ、計画通り13日にはスタジアムは完璧な状態で返します」と主張している。

果たして、ナポリの選手や監督、スタッフたちは無事に今季のホーム開幕戦を迎えることはできるのだろうか。

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