バイエルン、J・ボアテング売却を促進か

2019.08.22 16:30 Thu
Getty Images
バイエルンが元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(30)の売却を希望しているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。
PR
J・ボアテングは2011年夏にマンチェスター・シティから加入。現在までの在籍8年間で18個のトロフィー獲得に貢献。センターバックで強固な守備を形成し、2012-13シーズンは3冠を達成している。しかし今シーズン、ニコ・コバチ監督のファーストチョイスは有能な若手DFを起用することにあるようだ。実際にブンデスリーガ開幕戦のセンターバック2人はドイツ代表DFニクラス・ズーレ(23)と新加入のフランス代表DFバンジャマン・パヴァール(23)だった。
さらに今夏にはフランス代表DFリュカ・エルナンデス(23)も獲得しており、J・ボアテングは3番手や4番手扱いとなっているようだ。5月末にはバイエルンの会長を務めるウリ・ヘーネス会長が同選手に対してクラブを去るよう勧めたことがイギリス『スカイ・スポーツ』に報じられている。

そんなJ・ボアテングの売却にバイエルンは2200万ポンド(28億4000万円)を望んでいる模様。夏の移籍市場終了まで2週間を切っているが、ベテラン選手の獲得を希望するチームは現れるのだろうか。



PR

ジェローム・ボアテングの関連記事

元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(35)の新天地が隣国オーストリアに決定した。 LASKリンツは31日、サレルニターナを退団したボアテングの加入を発表。同選手は2026年6月30日までの2年契約にサインした。 隣国オーストリアの強豪クラブでの新たな挑戦を選択したベテランDFは、その意気込みを語っている 2024.05.31 20:21 Fri
元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(35)がサレルニターナのファンに別れを告げた。 かつてはマンチェスター・シティやバイエルンでもプレーしたボアテング。実績十分のセンターバックだが、2021年夏加入のリヨンを昨オフに退団してから新天地が決まらず。 そうして今季を迎えたなか、新天地となったのがサレルニター 2024.05.31 12:30 Fri
サレルニターナが今シーズン3度目の指揮官解任へ…。『フットボール・イタリア』が伝えている。 財政規模の小さいプロヴィンチャながらも、MFアントニオ・カンドレーバにワルテル・サバティーニSDと、カルチョを知り尽くした歴戦の雄が在籍するサレルニターナ。1月にはDFコスタス・マノラス、さらにはDFジェローム・ボアテング 2024.03.19 13:35 Tue
サレルニターナがドツボにハマってしまった…。 2021-22シーズンに23年ぶりのセリエA昇格を掴んだサレルニターナ。財政規模の小さいプロヴィンチャだが、過去2年はギリギリ残留、MFアントニオ・カンドレーヴァにワルテル・サバティーニSDとカルチョを知り尽くしたベテラン名戦士も在籍する、どこか勇気を与えてくれるクラ 2024.03.09 21:25 Sat
サレルニターナがフィリッポ・インザーギ監督(50)解任で話を進めているようだ。 現在サレルニターナは2勝7分け15敗の勝ち点「13」で最下位。残留圏内と勝ち点6差があるなか、昨年12月30日の第18節エラス・ヴェローナ戦を最後に6試合白星から遠ざかっている。 昨年10月に解任されたパウロ・ソウザ前監督の後任 2024.02.11 14:30 Sun

バイエルンの関連記事

ブンデスリーガの関連記事

ジェローム・ボアテングの人気記事ランキング

1

ジェローム・ボアテングが交通事故…ガードレールに乗り上げるも本人は無傷

バイエルンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングが交通事故を起こしていたようだ。ドイツ『TV Oberfranken』が報じている。 現地の情報によるとJ・ボアテングは3月31日、ミュンヘンに向けて高速道路を走っていたところ、車線変更をした際に車がスリップし、そのまま道路脇のガードレールに激突。『TV Oberfranken』の写真によれば、愛車のベンツがガードレールに乗り上げており、事故の悲惨さが窺えるものに。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJUb3ZVQmpoMSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 警察の発表によれば、幸いにもJ・ボアテング自身にケガはなかった模様。また、事故の原因についてはJ・ボアテングの車が夏用タイヤを着用したまま走行したことだと明かした。 なお、同メディアはJ・ボアテングの愛車の損害額が2万5000ユーロ(約300万円)になると伝えている。 2020.04.01 05:00 Wed
2

J・ボアテング、3年前の元妻への家庭内暴力で懲役5年に直面

先日にリヨン移籍が発表となった元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングが懲役5年の刑に直面しているようだ。フランス『RMC Sport』などが報じている。 問題にあがっているのは、J・ボアテングの元妻であるシェリン・ゼンラーさんに対する3年前の暴力。2人は2007年から交際をスタートさせ、双子の女の子を授かったものの、2018年に離婚。2019年にゼンラーさん側から家庭内暴力で起訴されていた。 元々昨年12月に裁判が開かれる予定だったが、新型コロナウイルスの影響でここまで延期に。今月9日にJ・ボアテングはミュンヘンの裁判所に出廷することになっており、最大懲役5年の刑罰を受けると見込まれている。 なお同選手は、ゼンラーさんとの離婚後に付き合っていたカシア・レンハルトさんが今年2月に自殺する事態が起きており、女性関係で苦難が続いている。 2021.09.08 22:05 Wed
3

元妻への暴行容疑で出廷の元ドイツ代表DFボアテングが無罪を主張…事の発端は“カードゲーム”での口論

今夏バイエルンを退団し、リヨンへと移籍した元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング。元妻への暴行容疑で地方裁判所に出廷したが、容疑を否認した。 問題となっているのは、ボアテングの元妻であるシェリン・センラーさんに対する3年前の暴力。2人は2007年から交際をスタートさせ、双子の女の子を授かったものの、2018年に離婚。2019年にセンラーさん側から家庭内暴力で起訴されていた。 元々2020年12月に裁判が開かれる予定だったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響でここまで延期に。9日にJ・ボアテングはミュンヘンの地方裁判所に出廷することになっていた。 ドイツ『ビルト』によると、ボアテングは紺色のスーツに白いシャツで出廷。4人のボディガードが脇を固めていたという。 起訴状によると、ボアテングはカリブ海のタークス・カイコス諸島でバカンスを過ごしていた最中に、センラーさんを殴打したとされている。ボアテングは、侮辱しながら殴ったり、頭に噛みつき、地面に叩きつけるなどの行為に及んだとのことだ。 また、検察官によると、ガラス製のランタンや保冷バッグを“全力”で投げつけたとのこと。罪状は、侮辱罪と故意の身体的危害とされている。 なお、ボアテングの主張によると、センラーさんを押しのけようとした際に倒れ込んでしまったとのこと。また、投げつけたのはランタンではなくクッションだったといい、ランタンはテーブルからただ地面に落ちただけとのことだ。 事の発端は、カードゲームでの口論だったという。平和な休日で良い雰囲気だったというが、カードゲーム中にセンラーさんと友人の1人が、ボアテングがカードゲームでイカサマをしていると非難。口論がどんどんエスカレートしていったようだ。 しかし、翌日には両者は仲直り。壊れたランタンなども夜のうちに片付けられ、謝罪もしたという。 ただ、センラーさんの主張は違う。「親指で私の目をこんな風に掴んだ」と主張し、「彼は私の髪を引っ張り、頭に噛み付いた。唇を叩き、頭を引っ張り、血を私の顔に吐きかけた」というものだった。また、跪いた時には、腎臓を激しく殴り、呼吸ができなくなったという。 ボアテングの弁護士も、センラーさんの主張には何も証拠がないとし、この訴訟は本来は中止されるべきだったと主張している。 なお、センラーさんとその友人も証言するとのこと。『ビルト』によれば4人の証人が召喚されているとのことだ。 <span class="paragraph-title">【写真】元妻への暴行容疑で出廷した際のボアテングの様子</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="fr" dir="ltr">Ligue 1 : ouverture du procès de Jérôme Boateng pour violences conjugales<a href="https://t.co/snsgxOhECR">https://t.co/snsgxOhECR</a> <a href="https://t.co/Mgduw2qd4M">pic.twitter.com/Mgduw2qd4M</a></p>&mdash; franceinfo (@franceinfo) <a href="https://twitter.com/franceinfo/status/1435941503361245192?ref_src=twsrc%5Etfw">September 9, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Jerome Boateng has appeared in a Munich court accused of assaulting ex-girlfriend <a href="https://t.co/33dhWXiIKm">https://t.co/33dhWXiIKm</a> <a href="https://t.co/QkVvIJQRGG">pic.twitter.com/QkVvIJQRGG</a></p>&mdash; Mirror Football (@MirrorFootball) <a href="https://twitter.com/MirrorFootball/status/1435914667885531138?ref_src=twsrc%5Etfw">September 9, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.09.09 21:48 Thu
4

リーグ・アン所属選手の給与が判明! 上位14人までPSGが独占

フランス大手メディアの『レキップ』がリーグ・アン所属選手の給与ランキングを明らかにした。 パリ・サンジェルマン(PSG)という巨万の富を持つメガクラブの登場で、リーグ全体でも徐々に給与が底上げされてきているリーグ・アン。現在では2018-19シーズンの総額13億8000万ユーロ(約1824億円)から17億3000万ユーロ(約2287億円)に上昇しているという。 その中で発表された最新ランキングでは、やはりPSGの選手がトップ10を独占。1位はネイマールの月給408万ユーロ(約5億3900万円)で、週給に直すと約1億3400万円、日給では約1900万円、時給は約80万円となっている。 2位は今夏電撃加入のリオネル・メッシで月給は338万ユーロ(約4億4600万円)。3位はキリアン・ムバッペの222万ユーロ(約2億9300万円)となっており、PSGのトリデンテが上位を独占する結果となった。 以下ではマルキーニョスやマルコ・ヴェッラッティ、アンヘル・ディ・マリアらが続き、PSG以外の選手がランクインするのはモナコのウィサム・ベン・イェデルが15位で初めて。月給は65万ユーロ(約8590万円)だ。また、チームメイトのセスク・ファブレガスは60万ユーロ(約7930万円)で18位に入っている。 そのほか、23位にはマルセイユのセドリック・バカンプ(41.6万ユーロ/約5500万円)、25位には同アルカディウシュ・ミリク(40万ユーロ/約5280万円)、27位にリヨンのタンギ・エンドンベレとジェローム・ボアテングが同額(35万ユーロ/約4600万円)でランクインした。 15位までのランキングは以下の通りとなっている。 1.ネイマール(PSG):408万ユーロ/約5億3900万円 2.リオネル・メッシ(PSG):338万ユーロ/約4億4600万円 3.キリアン・ムバッペ(PSG):222万ユーロ/約2億9300万円 4.マルキーニョス(PSG):120万ユーロ/約1億5800万円 4.マルコ・ヴェッラッティ(PSG):120万ユーロ/約1億5800万円 6.アクラフ・ハキミ(PSG):108万ユーロ/約1億4200万円 7.ケイロル・ナバス(PSG):100万ユーロ/約1億3200万円 8.アンヘル・ディ・マリア(PSG):95万ユーロ/約1億2500万円 9.ジョルジニオ・ワイナルドゥム(PSG):91.6万ユーロ/約1億2100万円 9.ジャンルイジ・ドンナルンマ(PSG):91.6万ユーロ/約1億2100万円 11.マウロ・イカルディ(PSG):80万ユーロ/約1億500万円 12.セルヒオ・ラモス(PSG):79万ユーロ/約1億400万円 13.レアンドロ・パレデス(PSG):75万ユーロ/約9900万円 14.フアン・ベルナト(PSG):73万ユーロ/約9650万円 15.ウィサム・ベン・イェデル(モナコ):65万ユーロ/約8590万円 2022.03.22 15:10 Tue
5

サレルニターナが35歳ボアテングの獲得を正式発表!契約期間は今季終了まで

サレルニターナは元ドイツ代表DFジェローム・ボアテング(35)をフリートランスファーで獲得した。契約期間は今季終了までで、背番号は「5」を着用する。 35歳にして初のセリエA挑戦となるボアテングは、公式サイトで以下のように意気込みを語った。 「サレルノに来ることができてとても嬉しいし、チームと仕事を始めるのが待ちきれないよ!」 「サレルニターナの試合は何度か見たが、特に最近の試合は、チームは本当にいいプレーをしていると思う。ここ数試合はアンラッキーな結果に終わってしまったが、負けるべくして負けたと僕は思っていない」 「」リーグ戦の最終戦まで、僕たちはできるだけ多くの勝点を獲得しなければならない。サッカーは細部が勝負を左右するものだから、セリエA残留という目標を達成するために準備し、力を合わせなければならない」 ドイツ代表通算76キャップを誇り、2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)優勝メンバーでもあるボアテング。クラブキャリアではヘルタ・ベルリン、ハンブルガーSV、マンチェスター・シティを渡り歩き、2011年7月にバイエルンに移籍。 10シーズンにわたってプレーしたバイエルンでは、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグ(CL)などいくつものタイトル獲得に貢献。2021年9月からはリヨンへと活躍の場を移したが、昨シーズンは8試合の出場にとどまり、今夏以降は無所属の状態が続いていた。 以降はフリートランスファーで新天地を探すなか、昨年10月から古巣であるバイエルンのトレーニングに参加。一時はセンターバックの枚数に不安があバイエルンやダルムシュタットへの移籍が噂されたが、最終的に加入には至っていなかった。 なお、サレルニターナにはバイエルン時代の同僚である元フランス代表MFフランク・リベリ氏が、テクニカルスタッフとして所属している。 2024.02.02 23:30 Fri

バイエルンの人気記事ランキング

1

「去る理由はない」批判にさらされ、退団の噂もあるキム・ミンジェがバイエルン残留を希望「残れたら良いな」

バイエルンの韓国代表DFキム・ミンジェ(28)だが、退団の噂がある中でクラブへの残留を希望した。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えた。 キム・ミンジェは、2023年7月にナポリからバイエルンへと完全移籍で加入。チームの守備の要として活躍する中、今シーズンも公式戦43試合で3ゴールを記録するなど、主軸としてプレーしている。 加入2年目のシーズンだが、今シーズンは失点に絡むシーンも目立ち、ファンから批判にさらされることに。特にチャンピオンズリーグ(CL)の敗退の要因と見られており、ケガがちな部分も疑問視されている。 そんな中、キム・ミンジェは『シュポルト・ビルト』に自身の心境をコメント。移籍の可能性についても言及した。 「7カ月間、ひどい痛みに苦しんでいた」 「僕にとって、チームを去る理由はない。残れたら良いなと思っている。でも、どうなるかは分からない」 「来シーズンはとにかく体調を整えておきたい」 バイエルンとの契約は2028年夏までとなっているキム・ミンジェ。一方で、クラブの幹部は適切なオファーがあれば売却を検討していると見られており、イタリアのクラブやチェルシー、ニューカッスル・ユナイテッド、そしてサウジアラビアのクラブも関心を持っているという。 本人に移籍の意思はないが、やはり気になるのはケガの問題。バイエルンはすでにボルシアMGの日本代表DF板倉滉にも関心を持っているとされ、新たなCBの補強にも動いていると見られている。 2025.05.01 16:55 Thu
2

ダイアーがモナコ移籍へ、フリーでバイエルン退団へ

バイエルンの元イングランド代表DFエリック・ダイアー(31)が来季、モナコにフリーで加入することで合意しているようだ。フランス『レキップ』が報じている。 ダイアーは2024年1月にトッテナムからバイエルンにレンタル移籍。今季は完全移籍に切り替わった中、公式戦25試合出場2ゴール1アシストを記録。 DF伊藤洋輝、DFダヨ・ウパメカノが離脱したセンターバックのバックアッパーとして、シーズン終盤にかけて存在感を高めていた。 スポーツ・ディレクターのマックス・エバール氏はダイアーの活躍を受けて契約延長の動きを取っていたと報じられるが、MF南野拓実が所属するモナコを新天地に選ぶようだ。 2025.04.30 13:00 Wed
3

バイエルンが佐野海舟フル出場のマインツにリベンジの完勝! 今節優勝ならずも次節ライプツィヒ戦で自力決定へ【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ第31節、バイエルンvsマインツが26日にアリアンツ・アレーナで行われ、ホームのバイエルンが3-0で快勝した。なお、バイエルンのDF伊藤洋輝は負傷欠場、マインツのMF佐野海舟はフル出場した。 前節、ハイデンハイム相手の4-0の快勝によってチャンピオンズリーグ(CL)敗退のショックを払しょくしたバイエルン。今節は勝利且つ、8ポイント差で2位のレバークーゼンが引き分け以下に終わると、2シーズンぶりの覇権奪還となる重要な一戦に臨んだ。前節からは先発2人を変更し、ラファエル・ゲレイロ、コマンに代えてキム・ミンジェ、サネを起用した。 一方、6位のマインツは前節のヴォルフスブルク戦を2-2のドローで終えて5試合勝ちなしに。CL出場権が見えてきたものの足踏みが続くなか、今季のファーストマッチで勝利している首位チーム相手に白星を目指した。なお、佐野はこの試合でもスタメン起用となった。 立ち上がりから主導権争いが続くなか、開始6分にはアウェイのマインツに最初の決定機。カシからのフィードを収めてボックス中央に持ち込んだブルカルトが左足を振るが、ここは力み過ぎてシュートを枠の上に外した。 冷や汗をかいたバイエルンだったが、直後の11分にはボックス手前で前を向いたサネが強烈な左足シュートを枠に飛ばすが、ここはGKゼントナーの見事なワンハンドセーブに阻まれた。 互いに序盤から決定機を作り合ったものの、時間の経過とともに地力で勝るホームチームが押し込んでいく。そして、27分には右サイドバックのライマーの攻撃参加を起点にボックス内に複数の選手を送り込むと、そのライマーからのマイナスの折り返しを中央で収めたサネが味方と重なりながらもシュートコースを作り出し、右足シュートをゴール左隅へ突き刺した。 敵地で先に失点したマインツはアクシデントにも見舞われる。足を痛めたカシがプレー続行不可能となり、ヴェラチュニヒのスクランブル投入を余儀なくされた。 前半半ばから終盤にかけてやや落ち着いたテンポで試合が進むも、バイエルンが圧倒的な個のクオリティでゴールをこじ開ける。40分、相手陣内でのボール奪取から中央右をドリブルで運んだライマーがボックス右のオリーズにラストパス。相手DFと対峙したなかで抜き切らずにカットインから左足を振ると、これがニア下に決まった。その後、カウンターからのニャブリの決定機はGKゼントナーの好守に阻まれたが、ホームチームが2点リードで試合を折り返した。 迎えた後半、キム・ミンジェに代えてブイをハーフタイム明けに投入したバイエルン。これに対して前半と同じメンバーで挑んだマインツがアグレッシブな攻めを見せていく。56分にはイ・ジェソンのお膳立てからアミリが鋭いシュートを枠に飛ばすが、ここはGKウルビヒのファインセーブに阻まれた。 押し込まれる時間が続くなか、62分にはバイエルンに決定機。右サイドで抜け出しかかったオリーズが逆サイドで完全に浮いたサネにラストパス。サネはそのままボックス内まで運んでGKに寄せられる前にループシュートを放ったが、これは惜しくも左ポストを叩いた。 後半半ばから終盤にかけてはバイエルンが危なげなくゲームをコントロールすると、84分にはサネとパブロビッチを下げてミュラー、ゴレツカの2選手を同時投入。すると、この直後の右CKの場面でオリーズの正確なクロスをダイアーがドンピシャのヘディングシュートで合わせ、トドメの3点目とした。 このままマインツの反撃を危なげなく撥ね返し続けたバイエルンが前回対戦で敗れたマインツ相手に3-0の完勝。同時刻開催の一戦でレバークーゼンが勝利したことで、今節の優勝の可能性はなくなったが、次節のRBライプツィヒ戦での優勝に王手をかけた。 バイエルン 3-0 マインツ 【バイエルン】 レロイ・サネ(前27) マイケル・オリーズ(前40) エリック・ダイアー(後39) 2025.04.27 00:27 Sun
4

ケインはやはりタイトルに縁がない? 不用意な行動でもらった警告で出場停止に「常軌を逸したジャッジ」と不満…優勝決定に立ち会えずか

やはりどこまでもタイトルというものには縁がないのかもしれない。バイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインが、自身のキャリア初タイトルが獲得できる試合を欠場することとなった。 今シーズンのブンデスリーガでは首位を快走し続けているバイエルン。残り3試合の時点で2位のレバークーゼンとの勝ち点差は「8」となっており、次戦で勝利すれば2年ぶりの優勝が決定する。 5月3日にRBライプツィヒとの一戦を控えるバイエルンだが、エースのケインにとってはキャリア史上初のタイトルとなる。トッテナム時代はカップ戦も含めて1つもタイトルを獲得できず、ブンデスリーガを11連覇していたバイエルンに2023年夏に加入したが、バイエルンはまさかの無冠に。ブンデスリーガではレバークーゼンに無敗優勝を許し、DFBポカールも優勝を奪われる形となった。 多くのゴールを上げ、イングランド代表のエースでもあるケインだが、タイトルと無縁のキャリアを過ごしており、バイエルンですらタイトルを獲得できなかったことが揶揄されていた中、今シーズンはついにタイトルに王手をかけていた。 しかし、ケインはその歓喜の瞬間には立ち会えないことが確定。26日に行われたマインツ戦で警告をもらっていたケインは、シーズンの累積が5枚目となり、出場停止処分を受けることとなった。 ケインは前半アディショナルタイムに相手のファウルを受けた後、ボールを離さずに遅延行為で警告の対象に。自身の不要な行動からの警告となった中、試合後には不満を口にしていた。 「まず第一に、これは常軌を逸したジャッジだと思う。イエローカードなど、取るに足らない。残念ながら、アリアンツ・アレーナに来て、自分の名を上げようとする人もいる」 「だからこそ、イエローカードをもらったのは本当に残念だ。もちろん、すでに4枚もらっていたことは分かっていた。それに、そもそもこのルールはおかしいと思う。34試合で5枚もイエローカードをもらったら出場停止だ。おかしい」 自身の不用意な行動が原因とはいえ、主審のジャッジを公然と批判したケイン。ルールの改定を求めた。 「プレミアリーグのように、ルールを見直してもらいたい。シーズン開幕戦でイエローカードをもらったせいで、重要な試合を欠場するなんて全く理にかなっていない。将来に向けて、このルールを再考すべきかもしれない」 プレミアリーグでは開幕から12月31日までの間に5枚のイエローカードをもらうと1試合の出場停止となり、1月以降に5枚目を貰えば出場停止は回避。ただ、4月の第2週までに10枚をもらうと、2試合の出場停止となる。なお、その後は1枚のイエローカードをもらうごとに出場停止の処分が下されるというものだ。 今回のケースに当てはめれば、ケインは5枚目となったがお咎めなしという状況。ただ、ルールはルール。やはりタイトルに縁がないというキャリアになるようで、「ライプツィヒでの試合を欠場するのは、僕にとっても少し寂しいことだ。でも心配しないで。誰よりも喜んでいるよ」と、自身はピッチで祝福できないものの、ほぼ確実となった初のタイトルを喜んでいるとした。 <span class="paragraph-title">【動画】バイエルンが優勝に王手!ケインもゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dmu9gHUf4kg";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.04.28 13:55 Mon
5

神戸がバイエルン退団のミュラーに関心と現地報道、かつてイニエスタやポドルスキも在籍…数ある候補の中で最有力は?

今シーズン限りでバイエルンを退団する元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー(35)だが、Jリーグクラブも関心を持っていたようだ。 アカデミーからバイエルン一筋で過ごしてきたミュラー。これまで公式戦で747試合に出場し248ゴール274アシストを記録。12回のブンデスリーガ優勝や、2回のチャンピオンズリーグ(CL)優勝など、数多くのタイトル獲得に貢献してきた。 バイエルンとの別れを決断した一方で、新天地がどこになるのかは大きな関心事に。今シーズンも公式戦40試合に出場し6ゴール6アシストと、まだまだ錆び付いていないパフォーマンスは注目を集めることとなる。 ドイツ『シュポルト・ビルト』によれば、セリエAではフィオレンティーナが関心を持っており、もう1チームも関心を持っているとのこと。また、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のクラブも関心を持っているとされ、どうやらロサンゼルスFCが濃厚のようだ。 そんな中、『シュポルト・ビルト』のチーフジャーナリストであるトビ・アルトシェフル氏とフットボールのヘッドであるクリスティアン・ファルク氏がポッドキャストでミュラーについて言及。Jリーグクラブの名前が出ていたようだ。 そのクラブとは、Jリーグを連覇しているヴィッセル神戸。かつては元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやFWダビド・ビジャ、MFフアン・マタ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキなど、ヨーロッパで活躍した名だたる選手が在籍したクラブでもある。 両名によれば、神戸もミュラーの獲得に関心を持っているとのこと。ただ、ミュラーは日本への移籍はないと見られており、やはり最有力はロサンゼルスFCとのことだ。 イニエスタがJリーグを去って以降、ヨーロッパで活躍したビッグネームが不在。ミュラーが来日となれば、大きな盛り上がりを見せそうだが、どうやら夢で終わりそうだ。 2025.04.25 13:40 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly