ポグバ&エリクセンら獲得難航のマドリー、エスパニョールMFロカの獲得を検討か

2019.08.21 15:30 Wed
Getty Images
レアル・マドリーが、エスパニョールに所属するU-21スペイン代表MFマルク・ロカ(22)の獲得を検討しているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

今夏、中盤の補強としてマンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバの獲得を標榜しているマドリー。しかし、高額な移籍金やプレミアリーグの移籍市場が閉幕していることもあり、獲得の可能性は極めて低くなっているとみられている。

また、プレースタイルは異なるものの、同じく獲得候補に挙がっているトッテナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン、アヤックスのオランダ代表MFドニー・フェン・デ・ベークの獲得交渉も難航している。
この状況を受けて、クラブは新たな候補としてエスパニョールで存在感を示すロカの獲得を考慮し始めたようだ。

また、『ムンド・デポルティボ』によると、ロカに関しては前述の選手たちに代わる新たなターゲットという側面以外にもマドリーにとって別のメリットもあるという。
現在、マドリーではスペイン人MFマルコス・ジョレンテをアトレティコ・マドリーに放出したことで、ブラジル代表MFカゼミロのバックアッパーが不在の状況だ。守備的MFやセントラルMFを主戦場とするロカは、そのバックアップとして適任であり、アンカーやドブレピボーテの一角でもプレー可能なことから、カゼミロとの共存も問題ない。加えて、現在のマドリーの中盤にいない左利きという特徴もメリットの1つとなっている。

なお、エスパニョールはロカを非売品として考えており、今夏のタイミングで獲得するには4000万ユーロ(約47億2000万円)に設定されている契約解除金を支払う必要があるという。ただ、マドリーは契約解除金を支払う意思はなく、余剰人員の譲渡を含め移籍金減額を目指すようだ。

ただ、U-21欧州選手権で好プレーを見せた同選手に対しては、バイエルンなどブンデスリーガとプレミアリーグの複数クラブも目を光らせており、すでに代理人とコンタクトを取り合っているとのことだ。

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