したたかに王者撃破のファブレ監督「何としても勝ちたい試合だった」

2019.08.04 14:35 Sun
Getty Images
ドルトムントは3日、DFLスーパーカップ2019でバイエルンと対戦し、2-0で勝利し5年ぶり6度目の優勝を果たした。同試合後、ルシアン・ファブレ監督がドイツ王者相手の勝利を振り返った。クラブ公式サイトがスイス人指揮官のコメントを伝えた。
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昨季国内2冠の絶対王者バイエルンと、昨季リーグ2位のドルトムントによる新シーズンの開幕を告げる一戦。
2週間後にリーグ開幕を控える中、立ち上がりから積極的な攻防を見せた両者だったが、後半立ち上がりにMFジェイドン・サンチョのお膳立てからFWパコ・アルカセルのゴールでドルトムントが先制すると、69分にもカウンターからサンチョが追加点を奪い、試合はドルトムントの勝利に終わった。

同試合後、ファブレ監督はしたたかに勝利を掴んだ一戦を振り返った。

「何としても勝ちたい試合だった。バイエルンは非常に強く、ボールキープに長けている。恐らく、65パーセントもボールを支配されたはずだが、これは圧倒的な数値だ。しかし、我々は再三チャンスを作っただけでなく粘り強く、非常にコンパクトに守った。本当に素晴らしいパフォーマンスだった」
なお、王者撃破で新シーズンに弾みをつけたドルトムントは、今月17日にアウグスブルクとの2019-20シーズンのブンデスリーガ開幕戦に臨む。

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