RBライプツィヒ、ラングニック氏がSD兼任監督退任! 今後はレッドブルグループのスポーツ部門統括者に

2019.06.04 20:43 Tue
Getty Images
RBライプツィヒは4日、今シーズンに監督とスポーツ・ディレクター(SD)を兼任していたラルフ・ラングニック氏(60)の退任を発表した。また、新たなSDに前パーダーボルンSDのマルクス・クレシェ氏(38)が就任することを併せて伝えている。

これまでシュツットガルトやハノーファー、シャルケ、ホッフェンハイムの監督を歴任してきたラングニック氏。2012年からは世界的な飲料メーカー『レッドブル』社がオーナーを務めるレッドブル・ザルツブルクとライプツィヒの統括SDに就任。

2015年からはライプツィヒの仕事に専念しSDと監督を兼任。今シーズンは2019-20シーズンから新監督に内定しているホッフェンハイムのユリアン・ナーゲルスマン監督(31)の繋ぎ役として、1シーズン限定でSD兼任監督に再任。チームを来季チャンピオンズリーグ(CL)出場圏内の3位フィニッシュさせる、さすがの手腕を発揮していた。
前述のように監督職に関しては元々今季限りとなっていたが、今回SD職に関しても退任が決定した。

そして、ラングニック氏は新シーズンから引き続きライプツィヒのアドバイザーを務める傍ら、『レッドブル・グループ』のスポーツ部門兼サッカー開発部門の責任者に就任することになった。具体的には傘下のニューヨーク・レッドブルズ(アメリカ)、レッドブル・ブラジル(ブラジル)のアドバイザーを務めるようだ。
一方、新SDに就任するマルクス・クレシェ氏は2022年6月30日までの契約にサインしている。また、クレシェ氏の招へいに際してライプツィヒとパーダーボルンはパートナーシップ契約を結んでいる。

さらに、現役時代に右サイドバックとしてフルアムや1860ミュンヘンで活躍したモリッツ・フォルツ氏(36)が、アシスタントコーチとしてナーゲルスマン新監督率いるコーチングスタッフに入閣する。

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