キエッリーニが19歳の怪物ケアンを語る 「バロテッリよりも身体的に優れている」「エンポリ戦のゴールはトレゼゲのようだ」
2019.03.31 20:05 Sun
ユベントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが、同クラブに所属する若き怪物のイタリア代表FWモイゼ・ケアンについて言及した。『フットボール・イタリア』が伝えている。
試合後、キエッリーニはケアンをマルセイユに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリよりもフィジカルで上回っていると評価。また、エンポリ戦でのゴールが元フランス代表のダビド・トレゼゲ氏のようだったと語っている。
「ケアンはスペースに侵攻し、驚異的な方法で前進する。彼はマリオ(・バロテッリ)よりもフィジカル的に優れている。それにエンポリ戦でのゴールは、(ダビド・)トレゼゲのようだった。マリオはゴールを見る力があるかもしれないが、彼には良いミドルシュートを放つ能力を持っており、スペースに数多く侵入することができる」
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今月24日に行われたユーロ2020予選・グループJ第1節のフィンランド代表戦で代表初ゴールを記録し、26日の第2節リヒテンシュタイン代表戦でもゴールを記録し、ブレイクを予感させたケアン。クラブではワールドクラスな選手たちが揃う攻撃陣の前に出場機会には恵まれていないものの、セリエA第27節のウディネーゼ戦で今シーズンリーグ戦初先発を飾ると、2ゴール1アシストを記録するなど、チャンスが与えられれば結果を残している。そのケアンは31日に行われたセリエA第29節のエンポリ戦でも1ゴールを記録。69分に途中投入されると、わずかその3分後にロングボールからFWマリオ・マンジュキッチが落としたボールに反応し、ボックス中央の浅い位置から右足でゴール左隅に突き刺した。これが決勝点となり、チームも1-0で勝利した。「ケアンはスペースに侵攻し、驚異的な方法で前進する。彼はマリオ(・バロテッリ)よりもフィジカル的に優れている。それにエンポリ戦でのゴールは、(ダビド・)トレゼゲのようだった。マリオはゴールを見る力があるかもしれないが、彼には良いミドルシュートを放つ能力を持っており、スペースに数多く侵入することができる」
「彼は今シーズンに見せているプレーを継続しなければならない。一生懸命プレーし、いつでも準備ができてなくてはいけない。アッレグリ監督以上に、彼の成長を助けることができる監督はほとんどいないよ」
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