ポチェッティーノ、新スタジアムお披露目に感激 「泣きそうな気分」

2019.03.25 16:00 Mon
Getty Images
トッテナムは24日、来月の新スタジアムのこけら落としに向けてテストイベントを開催した。同イベントに出席したマウリシオ・ポチェッティーノ監督が新スタジアムについて熱く語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。
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トッテナムは1899年から使用していたホワイト・ハート・レーンを2016-17シーズンを最後に取り壊し、6万2000人収容のトッテナム・ホットスパー・スタジアムの建設へ着手。当初の予定では昨年8月に完成し同9月から公式戦を戦う予定になっていたが、「セキュリティー・システムの重大な欠陥」によって幾度も開場延期が続いた。それでも、約半年遅れとなる4月3日のプレミアリーグ第31節延期分、クリスタル・パレス戦での公式開場が決定。
さらに、24日には公式開場に向けた初のテストイベントとしてU-18チームがサウサンプトンのU-18チームと対戦し、3-1で勝利した。

同試合のハーフタイムにピッチ上でスピーチを行ったポチェッティーノ監督は、紆余曲折を経て公式開場に近づいた現在の心境を熱く語っている。

「信じられない気分だ。この感動を言葉で説明することは本当に難しいよ。我々の気持ちは同じだと思うし、とても興奮しているよ。ホワイト・ハート・レーンを離れる最後の日と同じように泣きそうな気分だ」
「この新しいスタジアムでの最初の日を迎えて我々の気持ちは同じだと思う。なぜなら、ようやく夢が叶い、みんなが感激している。同時にダニエル・レヴィ(会長)に感謝の言葉を伝えたい。彼は2001年からこの壮大な夢を信じ続けてくれた」

「今日この場所に来てくれた人たち、ダニエル、クラブの取締役たち、トッテナムを作り上げたすべての人たちにありがとうと伝えたい。彼らはこの夢を現実のものとするために懸命に仕事をし続けてくれた。同時にウェンブリーへの移転以降、1年半に渡って忍耐してくれた人たちにも感謝したい」

また、ポチェッティーノ監督は前本拠地のホワイト・ハート・レーンへの郷愁を語ると共に、新スタジアムがホワイト・ハート・レーン以上の素晴らしいホームスタジアムになることを期待しているようだ。

「私はプレーヤーとしてホワイト・ハート・レーンでプレーする機会があった」

「また、監督としてもサウサンプトン、トッテナムの指揮官としてここで采配を振るった。そこではファンからのサポート、雰囲気、エネルギーを感じることができたんだ。そして、我々はそのファンのために毎試合プレーしている」

「そういったファンを持つことはチームに大きなインパクトを与え、感情面にも良いものをもたらす。我々にとって新たな家となるが、新たなホームに作り上げていかないとならない。それはこれまでと異なるものとなるはずだ。我々が新たなホームでホワイト・ハート・レーンのような感情を持てるようになったとき、それは魔法のような効果を持つはずだ」

「ホワイト・ハート・レーンは魔法のような場所だった。ただ、個人的には新スタジアムは世界最高のスタジアムだと感じている。我々はすぐにここが自分たちの家のように感じることになるはずだ。私はそう望み、願っている。このクラブの将来が本当にファンタスティックなものになると信じているからね」

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