FAカップで物議のVARにモイーズが物申す! 英国の“EU離脱”と比較し持論を展開

2019.03.18 11:00 Mon
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドやエバートンを指揮したデイビッド・モイーズ氏が、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に関しての持論を展開した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じた。

欧州の各リーグやFIFAが主催する大会で近年導入が進んでいるVARだが、プレミアリーグではまだ導入されておらず、2019-20シーズンからの導入が決定。今シーズンはFAカップで導入されている。

16日に行われたFAカップ準々決勝では、ウォルバーハンプトンvsマンチェスター・ユナイテッドではVARが導入されていたものの、スウォンジーvsマンチェスター・シティの一戦ではスタジアムに設備がなく導入されていなかった。
さらに、逆転につながったシティの2ゴールは疑惑の判定とされ、VARが導入されていれば認められていないものであったとの見解が強い状況。ジョゼップ・グアルディオラ監督も謝罪するなど、VARに関しての問題がここにきて出ている状況だ。

この件を踏まえ、モイーズ氏はVARについてコメント。イギリスで大きな話題となっている、“EU離脱”を持ち出して語った。
「イギリスの全員がVARに対して完全に納得するとは思わない。決断を下すのに時間がかかりすぎると感じる。そして、それがいつ起こるのか、我々はハッキリとわかっているとは思わない」

「間違いを見たときは、それは非常に簡単なことだと思う。『VARを取り入れて、決定を下しましょう』というのは簡単だ」

「しかし、VARでは、正しいとは思えない多くの決定が出ていると思う。現時点では、Brexit(ブレグジット=イギリスのEU離脱)と同じぐらい悪いものだろう」

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