“アジアのベイル”がMLSのバンクーバーへレンタル移籍 今季はアタランタへレンタルも半年で終了…

2019.03.12 00:05 Tue
Getty Images
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスは11日、ウディネーゼからイラク代表DFアリ・アドナン・カディム(25)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。

母国のバグダッドFCでプロキャリアをスタートさせたアドナンは、185cmという恵まれたサイズに加え、パワフルかつ高精度の左足を兼備した攻撃的な左サイドバック。2013年にトルコで開催されたFIFA・U-20ワールドカップで“アジアのベイル”と評されるなど、印象的な活躍を披露した同選手は、同大会終了後にトルコのチャイクル・リゼスポルに移籍すると、2015年の夏にウディネーゼへ完全移籍。

ウディネーゼでは、在籍3シーズンで公式戦70試合に出場し1ゴール4アシストをマーク。今季はアタランタへ1年間のレンタルで加入していたが、ここまで公式戦5試合の出場にとどまっていた。この状況を受けて、ウディネーゼとアタランタは半年を残してのレンタル終了で合意した。
弱冠18歳でイラクのフル代表デビューを飾ったアリ・アドナンは、公式戦46試合に出場。1月に行われたアジアカップ2019では、全試合に出場し同代表の決勝トーナメント進出に貢献した。

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