逆転敗退で無冠濃厚のマドリー…ソラーリ「CLの難しさを感じた」 ラモス欠場の影響や辞任の可能性は?

2019.03.06 11:55 Wed
Getty Images
レアル・マドリーを率いるサンティアゴ・ソラーリ監督が、試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

バルセロナとのクラシコ連戦を連敗し、実質残されたタイトルがCLのみとなったマドリーは、5日にCL決勝トーナメント1回戦2ndレグでアヤックスと対戦した。1stレグを2-1と競り勝って大きなアドバンテージを得ていたマドリーだったが、開始20分で2失点すると、L・バスケスやヴィニシウスが負傷する事態に。その後も失点を重ね、1-4で敗戦。2戦合計スコア、3-5でベスト8進出を逃した。

逆転負けで4連覇の夢が潰えたソラーリ監督は試合後、ファン・サポーターに謝罪。また、故意にイエローカードを受けたキャプテンのセルヒオ・ラモスの出場停止の影響、辞任の可能性について言及した。
「本当に残念だ。厳しい時期を過ごしているのにも関わらず素晴らしい応援をしてくれたファンに申し訳なく思う。我々はとても悲しく、落ち込んでいる。最大の努力をしたが、十分ではなかった。悲しい夜になってしまった」

「このチームは3連覇を成し遂げていたが今日、敗退することとなった。このチームは直近5年間で4度、チャンピオンズリーグを制した。これまで成し遂げてきたこと、チャンピオンズリーグに優勝することの難しさを感じた悲しい瞬間でもあった」
「(セルヒオ・ラモスの欠場)もちろん、キャプテンが欠場していたことを寂しく感じたことは間違いない。我々と共にいてほしかった」

「(辞任の意思について)私はこのような困難な時期に諦めるために来たのではない。ここで働き、最善を尽くすためにいる。選手たちも昨日よりも明日、さらに良くなるために、ベストを与えるためにここにいる」

「我々は明日、トレーニングを行う。週末に行われるリーガエスパニョーラを戦う責務がある。我々はプロフェッショナルでなければならない。このチームへの気持ちを見せなくてはいけないんだ。我々は明日からまだ努力し、チームのベストを尽くす」

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