EL出場権争いのソシエダ、チーム得点王のウィリアン・ジョゼが右足負傷で4~6週間の離脱
2019.03.05 03:50 Tue
ソシエダは4日、ブラジル代表FWウィリアン・ジョゼが再び右ハムストリングにグレード2の損傷を負ったことを発表した。
ウィリアン・ジョゼは、3日に行われたリーガエスパニョーラ第26節のアトレティコ・マドリー戦に先発出場。しかし、27分に右足ふくらはぎを負傷すると、プレー続行が不可能となり、スペイン人FWジョン・バウティスタと交代していた。
その後の検査の結果、ウィリアン・ジョゼの右ハムストリングにグレード2の損傷が見つかったとのこと。ソシエダは同選手の離脱期間をに関して明かしていないが、フランス『レキップ』は4~6週間程度の離脱になると伝えている。
現在、ヨーロッパリーグ出場圏内の6位セビージャと3ポイント差の9位に位置するソシエダにとって、今季ここまでチームトップの9ゴールを記録しているウィリアン・ジョゼの離脱は大きな痛手となる。
ウィリアン・ジョゼは、3日に行われたリーガエスパニョーラ第26節のアトレティコ・マドリー戦に先発出場。しかし、27分に右足ふくらはぎを負傷すると、プレー続行が不可能となり、スペイン人FWジョン・バウティスタと交代していた。
その後の検査の結果、ウィリアン・ジョゼの右ハムストリングにグレード2の損傷が見つかったとのこと。ソシエダは同選手の離脱期間をに関して明かしていないが、フランス『レキップ』は4~6週間程度の離脱になると伝えている。
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