互いに退場者が出た荒れ模様の一戦はPKふたつでマドリーがレバンテに勝利!《リーガエスパニョーラ》
2019.02.25 06:41 Mon
レアル・マドリーは24日、リーガエスパニョーラ第25節でレバンテと対戦し、2-1で勝利した。
3位のマドリー(勝ち点45)と、12位のレバンテ(勝ち点30)の一戦。公式戦8戦で7勝1分けと好調だったマドリーは、前節のジローナ戦は逆転されてまさかの敗戦。試合終了間際にはセルヒオ・ラモスが2枚目のイエローカードで退場となり今節は出場停止に。そのため、この試合では代わりにナチョがセンターバックを務め、そのほかではヴィニシウスやL・バスケスがスタメンに名を連ねた。
試合はホームのレバンテが次々とゴールに迫っていく。まずは5分、ロチーナがボックス手前右からミドルシュートを放つ。攻撃の主導権を掴んだまま、22分にはホセ・モラレスがボックス左からシュートを放ちCKを獲得。左CKをR・ピエールが手前でフリックすると、ファーサイドでロジェールが足裏で押し込みにかかるが、ポストを弾いてしまう。
30分にもピエールがシュートに持ち込むなど、優勢に進めていたレバンテだったが、迎えた42分、数分前にモドリッチの上げたクロスがペナルティエリア内でバルディの手に当たっていたことがVARによりハンドを取られ、マドリーにPKが与えられる。少し時間があいた判定にレバンテの選手も不満を漏らしたが判定は覆らず。このPKをベンゼマが決めてマドリーが先制した。
試合を優位に進めていただけに一層悔しさが強いレバンテは失点からのリスタートで、ロジェールがGKと一対一に。しかし、シュートを左ポストに当ててしまい、同点のチャンスを逃してしまった。
だが、迎えた60分、ようやく攻撃が実を結んだ。味方のパスからボックス左に侵入したモラレスは、早いタイミングでグラウンダーのクロスを供給。これに飛び込んだロジェールがつま先で軌道を変えてゴールに流し込んだ。
前節と同じ展開となり嫌な雰囲気が漂うマドリーは71分に、L・バスケスの糸を引くようなスルーパスでヴィニシウスがGKと一対一に。ボックス左から流し込むように蹴り込んだが、GKアイトールが左手一本で止めるビッグセーブを見せた。
ここで勝ち越せなかったマドリーだが、76分のCKの場面で、カゼミロが途中出場のドゥクレにボックス内で倒されPKを獲得。この試合2度目のPKは、途中出場のベイルが冷静に沈めて再びリードを得た。
しかし、このPKを巡って、ドゥクレの足はカゼミロに当たっていなかったのではないかとレバンテ側は抗議。その中で、ベンチのペドロ・ロペスにイエローカードが提示された。
両チームにイエローカードが飛び交う一戦に。86分に、ナチョのドワミーナへのファウルが2度目の警告となり退場に。さらに89分にはベンチに下がったレバンテのロチーナにイエローカードが提示され、58分のものと合わせて2枚目となり退場に。
最終的に、両チームに1人ずつ退場者を出した荒れ模様の試合は、2度のPKでマドリーが2-1で勝利。白星を取り戻した。
3位のマドリー(勝ち点45)と、12位のレバンテ(勝ち点30)の一戦。公式戦8戦で7勝1分けと好調だったマドリーは、前節のジローナ戦は逆転されてまさかの敗戦。試合終了間際にはセルヒオ・ラモスが2枚目のイエローカードで退場となり今節は出場停止に。そのため、この試合では代わりにナチョがセンターバックを務め、そのほかではヴィニシウスやL・バスケスがスタメンに名を連ねた。
試合はホームのレバンテが次々とゴールに迫っていく。まずは5分、ロチーナがボックス手前右からミドルシュートを放つ。攻撃の主導権を掴んだまま、22分にはホセ・モラレスがボックス左からシュートを放ちCKを獲得。左CKをR・ピエールが手前でフリックすると、ファーサイドでロジェールが足裏で押し込みにかかるが、ポストを弾いてしまう。
試合を優位に進めていただけに一層悔しさが強いレバンテは失点からのリスタートで、ロジェールがGKと一対一に。しかし、シュートを左ポストに当ててしまい、同点のチャンスを逃してしまった。
後半の立ち上がりにも、ロジェールがいきなりチャンスを迎える。右サイドからのパスを収めたロジェールは、相手に捕まれながらも上手く入れ替わり、ボックス右からシュートを打つ。しかし、GKクルトワが足でセーブ。再三のチャンスをゴールに繋げることが出来ない。
だが、迎えた60分、ようやく攻撃が実を結んだ。味方のパスからボックス左に侵入したモラレスは、早いタイミングでグラウンダーのクロスを供給。これに飛び込んだロジェールがつま先で軌道を変えてゴールに流し込んだ。
前節と同じ展開となり嫌な雰囲気が漂うマドリーは71分に、L・バスケスの糸を引くようなスルーパスでヴィニシウスがGKと一対一に。ボックス左から流し込むように蹴り込んだが、GKアイトールが左手一本で止めるビッグセーブを見せた。
ここで勝ち越せなかったマドリーだが、76分のCKの場面で、カゼミロが途中出場のドゥクレにボックス内で倒されPKを獲得。この試合2度目のPKは、途中出場のベイルが冷静に沈めて再びリードを得た。
しかし、このPKを巡って、ドゥクレの足はカゼミロに当たっていなかったのではないかとレバンテ側は抗議。その中で、ベンチのペドロ・ロペスにイエローカードが提示された。
両チームにイエローカードが飛び交う一戦に。86分に、ナチョのドワミーナへのファウルが2度目の警告となり退場に。さらに89分にはベンチに下がったレバンテのロチーナにイエローカードが提示され、58分のものと合わせて2枚目となり退場に。
最終的に、両チームに1人ずつ退場者を出した荒れ模様の試合は、2度のPKでマドリーが2-1で勝利。白星を取り戻した。
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