セティエン、フィルポの去就に言及「マドリー移籍はいつだって良いこと」

2019.01.27 12:50 Sun
Getty Images
ベティスを率いるキケ・セティエン監督が、所属選手のレアル・マドリー移籍について議論している。スペイン『マルカ』が伝えた。
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ベティスの下部組織で育成されたドミニカ人DFジュニオール・フィルポ(22)は、2017年夏にトップチーム昇格。翌2018年初めにデビューを飾ると、今シーズンからはレギュラーを奪取し、ここまでの公式戦18試合3ゴール2アシストを記録している。セティエン監督の下、左ウィングのポジションで攻撃的なサッカーを体現するフィルポの評価は今シーズンに入ってから急上昇しており、各紙はマドリーからの関心を報道。DFマルセロの後釜として獲得を考慮していることが伝えられていた。
26日、リーガエスパニョーラ第21節ビルバオ戦の前日会見でフィルポについての質問を受けたセティエン監督は、マドリー側の動きが実際にあることを示唆しつつ、慰留を求めている。

「レアル・マドリーに入団するというのはいつだって良いことだ」
「(売却に関する)契約条項があり、時が来れば実行されなければならないとは私も思う」

「しかし、もちろんこれは敗北を招く。彼のクオリティーの選手を探さなければならないが、それは簡単ではないからだ」

「もし本当にこのレベルを維持して成長したいのであれば、良い選手たちを留まらせなければならない」

「このような誰からも好かれて競争力のあるチームを形成して前に進んでいくためには、更にコストがかかる」

「マドリーでだろうとどこでだろうと、ジュニオールは素晴らしい選手だ」

以前に伝えられていたところでは、フィルポの契約解除金は5000万ユーロ(約62億円)。マドリー以外にもユベントス、マンチェスター・シティ、アーセナルなどからの熱視線が伝えられる新星は、どのような決断を下すのだろうか。

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