レーティング:レアル・マドリー 2-0 セビージャ《リーガエスパニョーラ》

2019.01.20 02:22 Sun
Getty Images
リーガエスパニョーラ第20節、レアル・マドリーvsセビージャが19日にサンティアゴ・ベルナベウで行われ、ホームのマドリーが2-0で勝利した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
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▽レアル・マドリー採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
25 クルトワ 5.5
復帰明けもチームが押し込んだことでラクな展開に。それでも、エスクデロの決定機を抜群のポジショニングで阻止
DF
2 カルバハル 6.0
相手のカウンターをケアしつつ高い位置に攻め上がって攻撃の起点に

5 ヴァラン 6.0
前回対戦で苦杯を舐めた相手をきっちり完封。ロングボールをことごとく撥ね返す

4 セルヒオ・ラモス 6.0
無難に守備をこなしつつリスクを冒した攻撃参加を見せた
23 レギロン 6.0
決勝点をお膳立て。オーバーラップ、インナーラップを織り交ぜて攻撃に変化を付けた

MF
10 モドリッチ 6.5
試合を決める2点目を奪取。攻守の切り替えと細かい揺さぶりを武器に攻撃をけん引

14 カゼミロ 6.5
相手の堅守を打ち破る見事なミドルシュートを突き刺す。守備の局面ではカウンターのケアをきっちり行った

24 ダニ・セバージョス 6.5
2戦連発は逃したが、後半は高いシュート意識で攻撃に関与。球際の勝負でも気迫を見せた

FW
17 L・バスケス 5.5
攻守両面で最低限の仕事はこなしたが、押し込んだ中で打開力に欠けた

(→イスコ 5.5)
投入直後の先制点によって期待された役割とは異なる役割をこなすことに

9 ベンゼマ 5.5
右手小指の骨折を負った中、前線できっちり起点となった

28 ヴィニシウス 6.0
持ち味のスピードを生かして貴重な攻め手となったが、課題のラストプレーの精度は改善できず

監督
ソラーリ 6.0
守備的な相手の攻略に手を焼くが、全体を通して勝利に相応しいパフォーマンスだった

▽セビージャ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 バシリク 5.5
前半から好守を見せていたが、カゼミロのゴラッソに沈む

DF
6 カリソ 4.5
敗色濃厚とはいえ不用意なボールロストで2失点目に関与した罪は重い

4 ケアー 6.0
地上戦、空中戦共に素晴らしい粘りの守備でエリア内では相手アタッカーに仕事をさせず

3 セルジ・ゴメス 5.5
機動力とつり出されない我慢の守備で奮闘

MF
16 ヘスス・ナバス 5.5
豊富な運動量で守備を助けた。前半は惜しいクロスも供給

17 サラビア 5.0
獲得報道も出る古巣相手に奮闘も攻撃面ではなかなか良さを出せなかった

10 バネガ 5.5
アンカーで何とかバイタルエリアのスペースを埋めたが、攻撃の起点にはなれず

22 フランコ・バスケス 5.0
守備に追われて前線と中盤を繋ぐ役割を果たせず

18 エスクデロ 5.5
守備面でソリッドな対応を続けたが、前半に訪れたチーム唯一の決定機を決めたかった

(→ブライアン・ヒル -)

FW
9 イェデル 5.0
予想以上に押し込まれた結果、得意の相手最終ラインと駆け引きする形にはならなかった

(→プロメス 5.0)
投入直後の失点によってカウンターの形を出せず

12 アンドレ・シウバ 5.0
空中戦や球際で劣勢を強いられ、2ゴールを決めた前回対戦のようなインパクトを残せず

(→ムニル 5.0)
かつての宿敵相手にノーインパクトに終わる

監督
マチン 5.0
疲労の影響か持ち味のプレッシングが機能せず、割り切って引き分けを狙うも相手のゴラッソに沈み公式戦3連敗…

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
モドリッチ(レアル・マドリー)
貴重な先制点となるゴラッソを決めたカゼミロの活躍も見事だったが、好調時の躍動感を取り戻しつつあるバロンドーラーをMOMに選出。攻守両面での存在感は際立ち、試合最終盤に相手のミスを見逃さず決めた追加点は心身共にフォームを取り戻した証拠に。

レアル・マドリー 2-0 セビージャ
【レアル・マドリー】
カゼミロ(後33)
モドリッチ(後47)

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