アリソンがチェルシーを選ばなかった理由を語る

2019.01.09 13:48 Wed
Getty Images
リバプールのブラジル代表GKアリソン・ベッカーが、昨夏にチェルシーではなくリバプールに移籍した理由を説明した。イギリス『フォー・フォー・トゥー』のインタビューで語っている。
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昨夏にローマからリバプールに移籍したアリソン。昨季のチャンピオンズリーグ決勝戦で、GKロリス・カリウスがふたつのケアレスミスを冒してしまったこともあり、リバプールは夏に大金を投じてアリソンを獲得した。移籍金はGKとしては史上最高額の推定6700万ポンド(約93億円)だった。
アリソンには当時、リバプールだけでなくチェルシーも獲得を狙っていたという。ところが、ブラジル代表GKはチェルシーには断りを入れた。その理由を以下のように説明している。

「チェルシーは監督が変わったばかりでチャンピオンズリーグにも出場していなかった。それに僕はいつもリバプールの歴史に感銘を受けていたんだ。このクラブはトロフィーの数では世界で五本の指に入るクラブだ。本当にここの歴史の一部になりたいと思っていたんだ」

アリソン獲得が失敗に終わったチェルシーは、その夏の移籍市場閉鎖直前にビルバオからスペイン代表GKケパ・アリサバラガを、アリソンの移籍金を上回る推定7100万ポンド(約98億円)で獲得した。世界最高額のGK擁するチェルシーを横目に、プレミアリーグで首位を快走するリバプールのアリソンは、同クラブでプレーする熱意を語っている。
「ローマではチャンピオンズリーグ優勝に手が届くところまで近付いた。そして今、僕はリバプールでそれを成功させようと一生懸命努力をしている。夢の為に戦わない人生なんて何の意味があるっていうんだい? 僕の夢はチャンピオンズリーグで優勝することさ」

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