2022W杯ホスト国カタールがジャルディム前モナコ監督招へいを検討

2018.10.29 17:05 Mon
Getty Images
カタール代表が、前モナコ監督のレオナルド・ジャルディム氏(44)の招へいを検討しているようだ。フランス『フランス・フットボール』が伝えている。

▽ブラガ、オリンピアコス、スポルティング・リスボンでの指揮を経て2014年からモナコを率いたジャルディム氏。2016-17シーズンにモナコを17年ぶりとなるリーグ優勝に導き、チャンピオンズリーグ(CL)では13年ぶりとなる準決勝進出を果たした。

▽しかし、今季は度重なる主力流出が響き開幕から公式戦11試合でわずかに1勝と、就任以来最も厳しいスタートを強いられると、今月11日に成績不振を理由に解任された。
▽そんなジャルディム氏を、2022年に母国でのワールドカップ(W杯)開催を控えるカタール代表が注視しているようだ。

▽現在、カタール代表はフェリックス・サンチェス監督が指揮を執っている。長らくバルセロナの下部組織を指導したスペイン人指揮官は、2013年にカタール代表のU-19チームの監督に就任すると、その後は同代表のU-20、U-23を歴任。2017年からカタールのA代表を請け負うことになった。代表を率いるにあたって、ユース世代の指導経験を持つサンチェス監督は申し分ない人材だが、心機一転を図ろうとしているのだろうか。
▽しかし、ジャルディム監督には引く手数多の模様。今夏には中国からのオファーがあったと伝えられていたほか、現在ではレスター・シティやサウサンプトン、ニューカッスルといったプレミアのクラブやミランなどのビッグクラブも興味を示しているようだ。

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