サッリ、サポーターへ感謝も退任を示唆「相思相愛の中で去るのがベストかも」

2018.05.07 19:20 Mon
ナポリマウリツィオ・サッリ監督は、クラブのサポーターや会長に感謝を示しつつも退任する可能性を示唆した。

現在セリエAで2位につけ、逆転でのセリエA制覇を目指していたナポリだったが、6日に行われたトリノ戦では引き分けに終わった。首位ユベントスとの勝ち点は6に広がり、優勝は絶望的となっている。

試合後、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が選手のローテーションを行わなかったことが原因であるとサッリの采配を批判。チェルシーやアーセナルへの移籍がうわさされている指揮官は、退団の可能性を否定しなかった。

「サポーターのことだけを考えれば、生涯ここに残りたいと思うだろう。もし会長が自分をクビにしようとしていたら脅迫するかもしれない。このようなサポーターはどこでも見つけられるものではなく、とても重要なことだ。しかしそれ以外の要素についても考える必要がある。それでも、この関係が終わることになったとしたら、ナポリは私にとっては一生の思い出になるだろう」

会長に対しても感謝を述べ、話し合いに応じる準備ができていることを明かした。

「私に特別な経験をさせてくれた会長には一生感謝することになるだろう。サポーターが最も望んでいる、チームの価値を高めるための様々な決断を下してきた。会長が私の仕事に満足なら嬉しいことだし、不満があるならそれは残念なことだ。しかしそれぞれにとっての出口がある。もし彼が電話をしてくれば、喜んで話し合いに応じる」

「サポーターが私に経験させてくれたことは素晴らしいものだが、終わりが来る可能性があるという恐怖もある。困難な状況を迎えてしまうより、相思相愛の中で去ることが最善なのではないかと考えてしまう」


提供:goal.com

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